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4杯目「東の国の吟醸酒 前編」
しおりを挟む「いやあさっぱりしたあ! 銭湯最高だな! やっぱ桜都人は天才! 服も洗ってくれるし」
「うむ。風呂がこれほど気持ちの良い物とは我も知らなんだ。……ヒナの奴もこだわるわけだ……」
飲み屋がひしめく歓楽街【旧バスク通り】
その外れにある、【極楽湯】という看板を上げた店から二人の男が出てきた。
一人は黒髪短髪の青年で、安っぽい服を纏っているが腰にはその格好とは不釣り合いなほど豪奢な飾り付けが施された剣がぶら下がっている。
彼が、かつて人類を救ったと言われる伝説の勇者である事を知っているのは——その横に立つ魔王だけである。
魔王は筋骨隆々の大男で、赤く長い髪を後ろに流しており、魔族の証である角が2本頭に生えている。彼も同様に麻の服を纏っており、こちらは丸腰だ。
「それで、ゆー君よ。次は貴様のターンだ。店を選ぶが良い。酔いはすっかりと醒めてしもうたわ」
「お、銭湯決めたけどいいの? まーちゃん優しい」
はしご酒中のアクシデントで風呂を浴びるハメになった二人だが、まだまだ飲む気なようだ。
「酔うほど飲んでないしなあ……というか……腹が……減った」
「うむ……何か食うか」
「じゃあ【はしご酒、鉄の掟】は一旦解除しよう」
「賛成だ」
この二人、勝手に【はしご酒、鉄の掟】なるルールを己に定めており、そのうちの一つが“一軒一人一杯一品”、つまり一つの店では酒を一杯ずつと、つまみを一品しか頼まないというルールだ。
「じゃあ、んー桜都気分でカッポーでも行くか?」
「ゆー君に任せるぞ」
二人は拳を突き合わせると、そのまま旧バスク通りのメインストリートへと向かって歩く。
既に深夜を過ぎているというに、辺りには酔った人々であふれかえっている。
過去に争い、互いを絶滅の危機にまで追い込んだ人と魔族も、ここでは肩を組んで陽気に歌っていた。
その横を獣人族の女性と有翼族の男が仲睦まじそうに手を繋いだまま通り過ぎる。
「ふ、平和だな。我らの時代には考えられなかった光景だ」
「まあ無駄に2000年戦ったかいがあったってもんよ」
騒ぐ酔客達を見つめる二人の視線には優しさが含まれていた。
「んー新規開拓するとして……とりあえず花見小路でも覗くか」
「うむ」
メインストリートへと合流する道の途中で小さな川が交差し、橋が架かっている場所があった。
その橋のたもとから、川に平行する小道へと入っていく。
「相変わらずここは雅だ」
「万年桜か。綺麗だなあ」
その小さな川は川幅が1mもないが、その川の両脇には万年桜と呼ばれる木が並んでいる。その名の通り季節問わず白に近いピンク色の花を広がった枝いっぱいに咲かせている。
風で煽られ、花びらが舞う。舞い落ちた花びらは川へと落ち、ピンク色の絨毯を川面へと敷き詰めていた。
その桜並木の間、川べりにせり出すようにたくさんの店が席を出している。
桜都人の店が並ぶこの通りはいつからから【花見小路】と呼ばれていた。
独特の文化、料理が特徴の極東の国、【桜都】。この通りの雰囲気は桜都そのままだと言う。
【旧バスク通り】でもここだけは異質な雰囲気を醸し出しており、ここでは人々も騒ぐ事なく、ただ桜を見ながら優雅に杯を傾けていた。
「さてさて今日はどこにするか」
桜の下を歩きながら勇者が良い店はないかとキョロキョロと視線をせわしなく動かしている。
「桜を見ると、ヒナの事を思い出すな……ん?」
魔王が桜を愛でているとふと、見覚えのある影を見かけたような気がした。
「あれは……まさか……」
「まーちゃん! ここにしようぜ!」
しかし魔王の思考は勇者の声で中断された。
勇者の指差す先には、【割烹ヨシヒコ】という桜都特有の文字で書かれた看板が掲げてある小さな店があった。
「うむ、店構えが良い。あの看板も万年桜の木材を使用しているな。看板に金をかける店は名店だ」
うんうんと頷く魔王に勇者が目を細める。
「だからなんで見ただけで材質とか分かるんだよ……木材マニアめ」
「貴様には木の温もりが感じられないのか!?」
「おーおー、大陸一つ焼き尽くした奴が良く言うぜ」
「あれの半分はゆー君のせいだったぞ」
「……そうだっけ? ……さ、さあ入ろうぜ!」
二人がお互いを小突き合いながら、暖簾と呼ばれるこれまた桜都の店独特の、入口にある布をくぐった。
「二人ですが……」
「いらっしゃい。どうぞ」
カウンターだけの小さな店で、調理場には、線が細いながらも料理人というより剣士といった佇まいの中年の男が一人立っていた。剃った頭に割烹着と呼ばれる桜都人独特の料理人用の服を着ているところ見ると、彼がこの店の主人だろうと勇者は推測した。
確か桜都の店では、店の主の事を大将って呼んでいたな……と勇者は思い出す。
調理場とカウンターの間には、透明なガラスのケースがあり、色とりどりの魚が生のままその中で保存されている。
調理場では大将が見事な手捌きで魚を3枚におろしている。
よし、当たりだ。そう勇者は確信した。
「ん? あんた同郷かい?」
そう言いながらカウンターに座った勇者を見て大将が呟いた。
「ん? ああ、よく言われますが、俺はここ出身ですよ」
「そうかい、そいつはすまねえ」
「いえ。きっとどこかで同じ血が流れているのかもしれませんね」
愛想良く勇者が答え、大将が手渡してきた白くぶ厚い布を受け取った。それはほのかに湿っており、温めてあった。
「うむうむ。このオシボリで顔を拭くのがまた最高なのだ」
「へぇお客さん、魔族なのに通だねえ」
魔王がゴシゴシと顔をオシボリで拭いた。
「さて、何にしましょ?」
大将の言葉に勇者と魔王が顔を合わせると、声を揃えてこういった。
「最高の吟醸酒を2杯!」
「あいよ!」
打てば響くが如く、返してくる大将の相づちに満足しつつ二人はカウンターにあるお品書きへと目を通す。
「ほお……珍しい物を揃えておるな。デスファンギィの天ぷらは気になる」
「デスファンギィって毒キノコじゃねえか。死ぬぞ」
「そいつぁ毒抜きしてるんで大丈夫だ」
勇者のツッコミに返事しながら、二人の前に置いたグラスへと瓶から透明な液体を注ぐ。
グラスは、まるで正方形の箱の下半分だけを切り取ったような不思議な形をした深皿の真ん中に置いてあり、
「おっとっと」
大将は勇者のグラスから酒がこぼれても注ぐ手を止めない。
しかし深皿のおかげでこぼれた酒でカウンターが汚れる事はない。
「お、大将気前が良いですねえ」
「道理の分かる客にゃあケチらねえってのが俺の信条でね」
「うむうむ。客と店の信頼関係。それが大事なのだ」
「分かってるじゃないかお兄さんも! ささ、どうぞ一献」
魔王の分も注ぎ終わると、二人はグラスを持ち上げず、縁へと口を寄せて表面張力いっぱいに膨らんだグラスの酒を飲んだ。
「ふわぁぁ……沁みる」
「香り……味……素晴らしい」
二人は何度かこの吟醸酒と呼ばれる酒を飲んだ事がある。
だけどいつも二人が思うのが、他の酒と比べるとなんと言ってもとにかく、香りが違うという事だ。
甘い、まるで果実のような香りなのだ。葡萄酒とはまた違う香りで、口にすると今度は濃厚な南国の果実を思わせる味に襲われる。そして飲み込んだ後にふわりと酒精が香る。
個性は強いけれどどこか奥ゆかしい余韻を残すその酒は、まさに桜都という国を体現しているかのようだった。
「こいつはね、桜都から取り寄せた本物の大吟醸よ!」
大将がそう言って、二人の前にドンと置いた瓶のラベルには、【飲むは鯨の如し】と書かれていた。
「こいつは、俺の故郷の酒でね。やっぱり生まれた土地の水と米で出来た酒は身体に馴染むんだ」
「いやあ見事ですね。粗悪品によくある、後味の悪さがない」
「お兄さんも結構飲んでると見たね」
「まあそれなりに」
「酒ならいくらでもある、ゆっくり飲んでいってくれ」
しばし、時を忘れ二人は吟醸酒の味に浸っていた。
しかし、腹が鳴る音で魔王が口を開いた。
「さて、問題は、何を頼むかだが……ゆー君よ、いつものアレでどうだろうか?」
「奇遇だなまーちゃん、俺も同じ考えだ」
「うむ。では大将よ!」
「あいよ! どうしましょ!」
「お任せで。我ら好き嫌いは一切ない。この酒に合う料理を出してほしい」
「ほお……いいねえ。そういうの嫌いじゃない。任せとけ! 最高に美味いもん食わせてやるよ!」
そう言って、大将が気合いを入れて調理を始めた。
「しかし、本当に美味いな。米から出来ているとは思えん」
「はは、こっちの人は皆そう驚く。その酒が米から出来ているのは有名だが、作り方を知っている奴はほとんどいねえ」
大将は手を止めずに語り始めた。勇者も魔王も、店の主人の話を聞くのが嫌いではなかった。
「米と米麹、そして水。この三つを混ぜて発酵させた物が清酒と呼ばれるんだが……その中でも吟醸酒ってのは格が違う」
「ほお……色々と種類があるのか」
「そうだ。米を使う時、そのまま使うんじゃなくて、精米歩合って言って米を磨くんだが」
「磨く、ですか?」
勇者が、どうにも磨くという言葉と酒が結びつかず首を傾げた。
大将が何かを揚げながらそれに答える。
「ああ。米ってのは、全部中まで均一じゃないんだ。だから回りを削って、雑味を少なくするんだ。それを磨きって呼ぶのさ。そして半分以上磨いた米を発酵させると——大吟醸酒のできあがりだ。当然米の半分は削ってしまうから、通常の清酒よりは生産量が減る……から高くなる」
「なるほど……こだわりが凄いな」
「俺ら桜都人は食と酒にはうるさいからな! はいお待たせしました! デスファンギィの天ぷらだ。塩はかけてあるのでそのまま食べてくれ」
二人の目の前に出されたのは黄金の衣を纏ったキノコだった。カリカリに揚がったキノコには岩塩がまぶしてある。
「美味そう!」
「では、いただくとしようか」
「おう!」
二人は、桜都人や蘭華人が料理を食べる際に使う、箸と呼ばれる2本の細長い棒を片手に持った。
「どれ……っ!! なんじゃこりゃあああ!」
「美味い……美味いぞ! あの毒キノコがこんな味になるのか!」
衣はサクッと揚がっており、香ばしい匂いと食感で楽しませてくれる。そしてその衣の中に潜むキノコは弾力があって、含んでいる旨味たっぷりの汁がじゅわっと口いっぱいに広がるのだ。それが岩塩と合わさりなんとも言えない美味さを表現している。
衣とキノコが口の中で渾然一体となり、二人の顔を自然と笑顔にしていく。
飲み込んだ後に、二人は吟醸酒を口に流し込む。
「酒に最高に合う……天才だ」
「至福とはまさにこの事……」
口に残るキノコの旨味と酒の香りが合わさり、単体で飲んだ時とはまた違う味わいになっていた。
これが、酒と料理を合わせる醍醐味だと二人は無言で頷きあっていた。
「ははっ、みんな怖がって食べないんだがな。桜都では有名な料理でな、毒ほど美味いって考えだ」
「……桜都人の食に対する貪欲さが恐ろしいです……」
デスファンギィと呼ばれるキノコは猛毒で知られている。更に魔力を溜め込みすぎると、自立し、相手構わず襲いかかるという何ともはた迷惑なキノコなのだが、これを食べようとするのは桜都人ぐらいだろう。
「こいつはね、半年ほど麹と一緒に漬けておくとなぜか毒が抜けるんだ」
「なぜか……?」
「理由はしらねえ! 桜都の料理人に代々伝わる手法よ! しかし二人とも箸の使い方が上手だな!フォークとナイフも一応用意しているが……いらなさそうだな」
「箸の使い方はマスターしてます!」
そう言って勇者が器用に箸の先端だけをカチカチと合わせた。
「我も昔、部下に教わってな……そういえばさっき見た影……ヒナに似ていたな」
「あーいたなあ……桜都出身の魔族。あいつだけには結局最後まで剣術では勝てなかった。ん? どっかで見かけたのか?」
「へえ、桜都人の知り合いかい? うちももう一人桜都人の従業員がいるんですがね……そういえばアイツ、遅えな……出前に何分かけてやがんだ」
大将が何かを思いだしたようにブツブツと独り言を呟いた。
その時、にわかに外が騒がしくなった。
「ん? なんだ? 騒ぎか? ちょいとすみませんねお客さん」
そう言って、大将が調理場から出てきて、暖簾を分けて、外の様子を覗く。
自然と耳をそばだてる勇者と魔王。
二人の耳にはこう聞こえてきた。
「辻斬りだ! 辻斬りがまた出たぞ!」
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