19 / 53
19 クリソプレーズ:休息
しおりを挟む
本郷の家にて。
美夜とエリコは楽しそうに遊んでいた。エリコはすっかり美夜に打ち解けたのか、笑顔に笑い声を上げるほどにまでなっている。美夜は怪物人形を持ち、エリコはロボット人形を持っていた。
「ヒ~ロ~ぱ~んち!」
エリコはそう言ってロボット人形を使い、怪物人形にパンチ。すると美夜は怪物人形を倒して言った。
「ぐぅ~やられた~!」
そう言うと、エリコは陽気に笑う。その無邪気な笑顔に、美夜は思わず安心した。
(良かった。最初はギスギスした様子だったけど、どうやら緊張が解けたみたい。)
「我等の綺羅星、ダイナスペース号!」
エリコはそう言って笑うと、美夜は目を丸くした。
「そう言えばこのロボット人形って、かなり昔に流行っていたアニメのロボットよね。」
(それも、綺瑠さんが大好きなアニメの…)
美夜は不思議に思うと、エリコは人形を抱き抱える。それから俯き、もじもじして言った。
「ママから貰ったの…」
「お母さんから?」
美夜が笑顔を見せると、エリコは首を横に振った。それからエリコはリビングの固定電話の乗った棚の方へ走る。美夜も追いかけると、そこには写真が飾ってあった。
エリコと同じ髪色をした、メッシュを入れたお洒落な男性。ヒナツと赤ん坊のエリコの三人で写っていた。幸せそうな男性の笑顔とヒナツの普段通りの笑み、眠っている赤ちゃんエリコ。ひと目では温かい家族だ。
美夜が目を丸くすると、エリコは男性を指差して言う。
「これが、ママ。」
「え?本郷さんじゃないの?」
そう聞くとエリコは首を横に振った。
「こっちはお母さん、こっちはママ。」
と、明らか男性の方をママと言っている。
美夜は目を丸くして見ていたが、やがてその理由に気づいた。
「あ!この人、綺瑠さんの親戚…!確かオネエなんだっけ…。エリコちゃんのお父さんだよね。」
「うん。だからママなんだよ。」
エリコが言うと、美夜は思わず苦笑。
(わかりにくい…!)
「本当にたまになんだけどね、お母さんにナイショでママが会いに来てくれるの。」
そう語るエリコはなんだか嬉しそうだ。エリコの言葉に、美夜は目を丸くしてその男性の写真を見つめた。
(そっか。綺瑠さんと本郷さんって、付き合う前から接点があったのね。
にしても、本郷さんはなんで親戚さんと別れたんだろ。綺瑠さんの親戚さん、チャラチャラはしているけど悪い人には見えなかったわ。)
美夜は不思議に思って考えていると、エリコは聞いた。
「ママを知ってるの?」
「え、ええ。何度か会った事があるのよ。ママさんは私の彼氏と大の仲良しで。」
そう言って美夜は微笑むと、エリコは笑顔で頷く。
「かれしって…パパの事?そうだよね、ママとパパは仲良しだもん。」
そう聞かれると、美夜は目を丸くした。
「パパ?綺瑠さんの事、パパって呼んでるの?」
「私のパパになるんだって、パパ言ってたんだって。」
美夜は顔を真っ青にした。綺瑠がエリコの父親になるという事は、ヒナツと寄りを戻すのではと考えたからだろう。
(いつ!?だってエリコちゃん七歳よね!?綺瑠さんと本郷さんが付き合ってたのは六年前だし…!)
その時だ、家に誰かが入ってきた。するとエリコは咄嗟に美夜の背に隠れる。
「エリコちゃん?」
美夜は言ったが、そこにやってきたのはヒナツの弟であるリョウキ。リョウキは美夜を見つけると、目を輝かせた。まるで運命の再会を果たした様子で、それでもって犬の様だった。
「美夜さん…!なんで姉貴の家に!?」
「りょ、リョウキくん…」
美夜はそう言ったが、とある事を思い出した。
タイムスリップをする前の事。綺瑠が死んだと聞いても、平然としていたリョウキの事を。それを思い出すと、美夜の表情はあまり優れなかった。
「こ、こんにちはリョウキくん。」
リョウキは機嫌がいいのか、エリコと美夜を見てニコニコ。
「なんだエリコ、美夜さんと遊んで貰ってんのか?いいなぁ、俺も美夜さんに遊んで貰いたいぜ。」
美夜は気不味い様子ながらも、笑顔を見せる。
「今日は何の用で来たの?」
するとリョウキは美夜の傍に来ると、徐々に距離を詰めてきた。美夜は少し離れたが、リョウキは真剣な表情。
「聞いたぜ、あのクズ男に監禁されたんだってな。もうあんな男やめてさ、俺と付き合わねぇか?」
リョウキは美夜の肩に手を伸ばすと、美夜は反射的にその手を払ってしまった。リョウキは驚いた顔をして、それから美夜を睨む。
「なんだよ、そんなにあの男がいいのか?美夜さんも姉貴みたいに、傷だらけになるぞ。」
「綺瑠さんはそんな事しない…!私を監禁はしたけど、それでも暴力なんてしなかったもの…!」
そう言うと、エリコは美夜の服をギュッと握った。
その力に美夜は気づくと、エリコの視線に気づく。エリコはリョウキを睨んでいた。
(エリコちゃんはリョウキくんが苦手なのかしら…)
美夜が思っていると、リョウキもその視線に気づく。するとリョウキはエリコを睨み、エリコに手を伸ばしながら言った。
「なんだよその顔は。そういう顔はあのオカマと同じなんだな。」
伸ばされた手を見てエリコの危機を感じ、美夜はエリコを庇った。
「やめて!」
そうされ、エリコはまさか庇われるとは思わなかったのか驚いた顔をしている。美夜はエリコの頭を撫でながら、勇敢な表情でリョウキに言った。
「エリコちゃんに手を出したら、本郷さんだって黙ってないわ。」
それを聞いた途端、エリコは明らかに俯く。しかし、美夜はリョウキを見ている為に気付かなかった。
その時だ。
「ただいまー!白原さん、璃沙さん連れてきたよ!」
とヒナツが元気よく帰ってきた。美夜はそれを聞くと、目を丸くする。
「え!」
リビングにヒナツと璃沙が顔を出すと、美夜は思わず顔が綻ぶ。
「璃沙さん…!」
美夜は嬉しくて言うと、璃沙は眉を困らせつつも微笑んだ。
「馬鹿…心配させやがって。」
リョウキはヒナツを見ると、ヒナツの方へやってきて言う。
「姉貴からも言ってやれよ、あのクズ男から離れろって。」
そう言われると、ヒナツは苦笑。ヒナツは美夜の前に来ると言った。
「白原さん、本当にこれでいいの?綺瑠の傍にこれ以上いたら、白原さんの自由がどんどんなくなっていくわよ?」
美夜は何度も周りに似たような事を言われる為か、同じ言葉で反論するのも億劫に感じるようになってきていた。それを見かねたヒナツは微笑む。
「ま、ゆっくり考えなさい。今日は私の家で飲み会を開く事になったの。勿論白原さんも参加だから、楽しんでね。」
そう言ってヒナツは仕事部屋へ向かう。璃沙はヒナツがいなくなったのを確認して美夜の元へ。
「大丈夫か美夜、綺瑠に何もされなかったか?」
「えっ…」
そう言うと美夜は顔が真っ赤に。裏綺瑠が迫ってきたり、表の綺瑠と抱きしめ合って寝落ちした事を思い出しているのだろう。
平気そうな美夜に璃沙は目を丸くすると、美夜は誤魔化すように笑った。璃沙はそれを聞いて少し間を空けたが、それから言う。
「飲み会、一人知らない人が参加するらしい。私も参加しろって言われたから、私と話しながら時間でも潰すか。」
「え、ええ…」
美夜が返事をすると、璃沙は悩んだ顔を見せた。美夜は璃沙の様子に気づく。
「璃沙さん?元気が無いようですが。」
すると璃沙はピクっと反応をした。それを誤魔化すように璃沙は別の話をする。
「あ、いや何でもない。綺瑠のヤツ、相変わらず美夜が好き過ぎて盲目になり勝ちだなって。
美夜に迷惑かけた分、どうしてやろうか考えてんだ。」
璃沙の「好き」というワードを聞いて、美夜は思い出した顔を浮かべる。
(そうだ。璃沙さんも綺瑠さんの事が好き…なんだよね。璃沙さんも私から綺瑠さんを奪い取りたいって思っているのかな?クルミさんみたいに…。)
美夜は俯いていたが、やがて心に決めて真摯な表情になる。
(私も綺瑠さんの事が好き。だから璃沙さんでも、綺瑠さんは渡さない。綺瑠さんも私の事を一途に見てくれているんだもの、私もそれに応えないと…!
そしていつか…!綺瑠さんと幸せな結婚式を…!)
美夜は再び、かつての目標を追い始めたのだった。
そんな皆とは別の部屋、仕事部屋にいるヒナツはと言うと。
ヒナツは誰かに電話をかけている様子だった。ヒナツは怪しい笑みを浮かべており、彼女のこんな表情は誰も見た事が無いだろう。ましてや、想像さえもしていないはずだ。
「そうそう、今日やっちゃうの。だからあなたも協力して。」
相手の話を聞きつつ、ヒナツはクスッと笑う。
「ええ勿論…【毒】で殺すのよ。早く…あの子の絶望顔を拝みたいわ。」
ヒナツはそう言い、堪えられない笑いを小さく上げる。
実はヒナツは…黒だった。
美夜とエリコは楽しそうに遊んでいた。エリコはすっかり美夜に打ち解けたのか、笑顔に笑い声を上げるほどにまでなっている。美夜は怪物人形を持ち、エリコはロボット人形を持っていた。
「ヒ~ロ~ぱ~んち!」
エリコはそう言ってロボット人形を使い、怪物人形にパンチ。すると美夜は怪物人形を倒して言った。
「ぐぅ~やられた~!」
そう言うと、エリコは陽気に笑う。その無邪気な笑顔に、美夜は思わず安心した。
(良かった。最初はギスギスした様子だったけど、どうやら緊張が解けたみたい。)
「我等の綺羅星、ダイナスペース号!」
エリコはそう言って笑うと、美夜は目を丸くした。
「そう言えばこのロボット人形って、かなり昔に流行っていたアニメのロボットよね。」
(それも、綺瑠さんが大好きなアニメの…)
美夜は不思議に思うと、エリコは人形を抱き抱える。それから俯き、もじもじして言った。
「ママから貰ったの…」
「お母さんから?」
美夜が笑顔を見せると、エリコは首を横に振った。それからエリコはリビングの固定電話の乗った棚の方へ走る。美夜も追いかけると、そこには写真が飾ってあった。
エリコと同じ髪色をした、メッシュを入れたお洒落な男性。ヒナツと赤ん坊のエリコの三人で写っていた。幸せそうな男性の笑顔とヒナツの普段通りの笑み、眠っている赤ちゃんエリコ。ひと目では温かい家族だ。
美夜が目を丸くすると、エリコは男性を指差して言う。
「これが、ママ。」
「え?本郷さんじゃないの?」
そう聞くとエリコは首を横に振った。
「こっちはお母さん、こっちはママ。」
と、明らか男性の方をママと言っている。
美夜は目を丸くして見ていたが、やがてその理由に気づいた。
「あ!この人、綺瑠さんの親戚…!確かオネエなんだっけ…。エリコちゃんのお父さんだよね。」
「うん。だからママなんだよ。」
エリコが言うと、美夜は思わず苦笑。
(わかりにくい…!)
「本当にたまになんだけどね、お母さんにナイショでママが会いに来てくれるの。」
そう語るエリコはなんだか嬉しそうだ。エリコの言葉に、美夜は目を丸くしてその男性の写真を見つめた。
(そっか。綺瑠さんと本郷さんって、付き合う前から接点があったのね。
にしても、本郷さんはなんで親戚さんと別れたんだろ。綺瑠さんの親戚さん、チャラチャラはしているけど悪い人には見えなかったわ。)
美夜は不思議に思って考えていると、エリコは聞いた。
「ママを知ってるの?」
「え、ええ。何度か会った事があるのよ。ママさんは私の彼氏と大の仲良しで。」
そう言って美夜は微笑むと、エリコは笑顔で頷く。
「かれしって…パパの事?そうだよね、ママとパパは仲良しだもん。」
そう聞かれると、美夜は目を丸くした。
「パパ?綺瑠さんの事、パパって呼んでるの?」
「私のパパになるんだって、パパ言ってたんだって。」
美夜は顔を真っ青にした。綺瑠がエリコの父親になるという事は、ヒナツと寄りを戻すのではと考えたからだろう。
(いつ!?だってエリコちゃん七歳よね!?綺瑠さんと本郷さんが付き合ってたのは六年前だし…!)
その時だ、家に誰かが入ってきた。するとエリコは咄嗟に美夜の背に隠れる。
「エリコちゃん?」
美夜は言ったが、そこにやってきたのはヒナツの弟であるリョウキ。リョウキは美夜を見つけると、目を輝かせた。まるで運命の再会を果たした様子で、それでもって犬の様だった。
「美夜さん…!なんで姉貴の家に!?」
「りょ、リョウキくん…」
美夜はそう言ったが、とある事を思い出した。
タイムスリップをする前の事。綺瑠が死んだと聞いても、平然としていたリョウキの事を。それを思い出すと、美夜の表情はあまり優れなかった。
「こ、こんにちはリョウキくん。」
リョウキは機嫌がいいのか、エリコと美夜を見てニコニコ。
「なんだエリコ、美夜さんと遊んで貰ってんのか?いいなぁ、俺も美夜さんに遊んで貰いたいぜ。」
美夜は気不味い様子ながらも、笑顔を見せる。
「今日は何の用で来たの?」
するとリョウキは美夜の傍に来ると、徐々に距離を詰めてきた。美夜は少し離れたが、リョウキは真剣な表情。
「聞いたぜ、あのクズ男に監禁されたんだってな。もうあんな男やめてさ、俺と付き合わねぇか?」
リョウキは美夜の肩に手を伸ばすと、美夜は反射的にその手を払ってしまった。リョウキは驚いた顔をして、それから美夜を睨む。
「なんだよ、そんなにあの男がいいのか?美夜さんも姉貴みたいに、傷だらけになるぞ。」
「綺瑠さんはそんな事しない…!私を監禁はしたけど、それでも暴力なんてしなかったもの…!」
そう言うと、エリコは美夜の服をギュッと握った。
その力に美夜は気づくと、エリコの視線に気づく。エリコはリョウキを睨んでいた。
(エリコちゃんはリョウキくんが苦手なのかしら…)
美夜が思っていると、リョウキもその視線に気づく。するとリョウキはエリコを睨み、エリコに手を伸ばしながら言った。
「なんだよその顔は。そういう顔はあのオカマと同じなんだな。」
伸ばされた手を見てエリコの危機を感じ、美夜はエリコを庇った。
「やめて!」
そうされ、エリコはまさか庇われるとは思わなかったのか驚いた顔をしている。美夜はエリコの頭を撫でながら、勇敢な表情でリョウキに言った。
「エリコちゃんに手を出したら、本郷さんだって黙ってないわ。」
それを聞いた途端、エリコは明らかに俯く。しかし、美夜はリョウキを見ている為に気付かなかった。
その時だ。
「ただいまー!白原さん、璃沙さん連れてきたよ!」
とヒナツが元気よく帰ってきた。美夜はそれを聞くと、目を丸くする。
「え!」
リビングにヒナツと璃沙が顔を出すと、美夜は思わず顔が綻ぶ。
「璃沙さん…!」
美夜は嬉しくて言うと、璃沙は眉を困らせつつも微笑んだ。
「馬鹿…心配させやがって。」
リョウキはヒナツを見ると、ヒナツの方へやってきて言う。
「姉貴からも言ってやれよ、あのクズ男から離れろって。」
そう言われると、ヒナツは苦笑。ヒナツは美夜の前に来ると言った。
「白原さん、本当にこれでいいの?綺瑠の傍にこれ以上いたら、白原さんの自由がどんどんなくなっていくわよ?」
美夜は何度も周りに似たような事を言われる為か、同じ言葉で反論するのも億劫に感じるようになってきていた。それを見かねたヒナツは微笑む。
「ま、ゆっくり考えなさい。今日は私の家で飲み会を開く事になったの。勿論白原さんも参加だから、楽しんでね。」
そう言ってヒナツは仕事部屋へ向かう。璃沙はヒナツがいなくなったのを確認して美夜の元へ。
「大丈夫か美夜、綺瑠に何もされなかったか?」
「えっ…」
そう言うと美夜は顔が真っ赤に。裏綺瑠が迫ってきたり、表の綺瑠と抱きしめ合って寝落ちした事を思い出しているのだろう。
平気そうな美夜に璃沙は目を丸くすると、美夜は誤魔化すように笑った。璃沙はそれを聞いて少し間を空けたが、それから言う。
「飲み会、一人知らない人が参加するらしい。私も参加しろって言われたから、私と話しながら時間でも潰すか。」
「え、ええ…」
美夜が返事をすると、璃沙は悩んだ顔を見せた。美夜は璃沙の様子に気づく。
「璃沙さん?元気が無いようですが。」
すると璃沙はピクっと反応をした。それを誤魔化すように璃沙は別の話をする。
「あ、いや何でもない。綺瑠のヤツ、相変わらず美夜が好き過ぎて盲目になり勝ちだなって。
美夜に迷惑かけた分、どうしてやろうか考えてんだ。」
璃沙の「好き」というワードを聞いて、美夜は思い出した顔を浮かべる。
(そうだ。璃沙さんも綺瑠さんの事が好き…なんだよね。璃沙さんも私から綺瑠さんを奪い取りたいって思っているのかな?クルミさんみたいに…。)
美夜は俯いていたが、やがて心に決めて真摯な表情になる。
(私も綺瑠さんの事が好き。だから璃沙さんでも、綺瑠さんは渡さない。綺瑠さんも私の事を一途に見てくれているんだもの、私もそれに応えないと…!
そしていつか…!綺瑠さんと幸せな結婚式を…!)
美夜は再び、かつての目標を追い始めたのだった。
そんな皆とは別の部屋、仕事部屋にいるヒナツはと言うと。
ヒナツは誰かに電話をかけている様子だった。ヒナツは怪しい笑みを浮かべており、彼女のこんな表情は誰も見た事が無いだろう。ましてや、想像さえもしていないはずだ。
「そうそう、今日やっちゃうの。だからあなたも協力して。」
相手の話を聞きつつ、ヒナツはクスッと笑う。
「ええ勿論…【毒】で殺すのよ。早く…あの子の絶望顔を拝みたいわ。」
ヒナツはそう言い、堪えられない笑いを小さく上げる。
実はヒナツは…黒だった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】こっち向いて!少尉さん - My girl, you are my sweetest! -
文野さと@書籍化・コミカライズ
恋愛
今日もアンは広い背中を追いかける。
美しい近衛士官のレイルダー少尉。彼の視界に入りたくて、アンはいつも背伸びをするのだ。
彼はいつも自分とは違うところを見ている。
でも、それがなんだというのか。
「大好き」は誰にも止められない!
いつか自分を見てもらいたくて、今日もアンは心の中で呼びかけるのだ。
「こっち向いて! 少尉さん」
※30話くらいの予定。イメージイラストはバツ様です。掲載の許可はいただいております。
物語の最後の方に戦闘描写があります。
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
【完結】ルースの祈り ~笑顔も涙もすべて~
ねるねわかば
恋愛
悪路に閉ざされた貧しい辺境ルースライン領。
兄を支えたい子爵令嬢リゼは、視察に来た調査官のずさんな仕事に思わず異議を唱える。
異議を唱えた相手は、侯爵家の子息で冷静沈着な官吏ギルベルト。
最悪の出会いだった二人だが、領の問題に向き合う中で互いの誠実さを知り、次第に理解し合っていく。
やがてリゼが王都で働き始めたことを機に距離を縮める二人。しかし立ちはだかるのは身分差と政略結婚という現実。自分では彼の未来を縛れないと、リゼは想いを押し込めようとする。
そんな中、故郷の川で拾われる“名もなき石”が思わぬ縁を呼び、リゼの選択と領の未来を動かしていく――。
想いと責務の狭間で揺れる青年と、自分を後回しにしがちな少女。
すれ違いと葛藤の先で、二人は互いを選び取れるのか。
辺境令嬢の小さな勇気が恋と運命を変えていく。
※作中の仕事や災害、病、小物の知識などは全てフィクションです。史実や事実に基づいていないことをご理解ください。
※8万字前後になる予定です。
後宮の死体は語りかける
炭田おと
恋愛
辺境の小部族である嶺依(りょうい)は、偶然参内したときに、元康帝(げんこうてい)の謎かけを解いたことで、元康帝と、皇子俊煕(しゅんき)から目をかけられるようになる。
その後、後宮の宮殿の壁から、死体が発見されたので、嶺依と俊煕は協力して、女性がなぜ殺されたのか、調査をはじめる。
壁に埋められた女性は、何者なのか。
二人はそれを探るため、妃嬪達の闇に踏み込んでいく。
55話で完結します。
【完結】孤高の皇帝は冷酷なはずなのに、王妃には甘過ぎです。
朝日みらい
恋愛
異国からやってきた第3王女のアリシアは、帝国の冷徹な皇帝カイゼルの元に王妃として迎えられた。しかし、冷酷な皇帝と呼ばれるカイゼルは周囲に心を許さず、心を閉ざしていた。しかし、アリシアのひたむきさと笑顔が、次第にカイゼルの心を溶かしていき――。
【完結】冷徹執事は、つれない侍女を溺愛し続ける。
たまこ
恋愛
公爵の専属執事ハロルドは、美しい容姿に関わらず氷のように冷徹であり、多くの女性に思いを寄せられる。しかし、公爵の娘の侍女ソフィアだけは、ハロルドに見向きもしない。
ある日、ハロルドはソフィアの真っ直ぐすぎる内面に気付き、恋に落ちる。それからハロルドは、毎日ソフィアを口説き続けるが、ソフィアは靡いてくれないまま、五年の月日が経っていた。
※『王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく。』のスピンオフ作品ですが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
貴方だけが私に優しくしてくれた
バンブー竹田
恋愛
人質として隣国の皇帝に嫁がされた王女フィリアは宮殿の端っこの部屋をあてがわれ、お飾りの側妃として空虚な日々をやり過ごすことになった。
そんなフィリアを気遣い、優しくしてくれたのは年下の少年騎士アベルだけだった。
いつの間にかアベルに想いを寄せるようになっていくフィリア。
しかし、ある時、皇帝とアベルの会話を漏れ聞いたフィリアはアベルの優しさの裏の真実を知ってしまってーーー
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる