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24 ヘマタイト:身代わり
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美夜が家に帰ると、その音を聞きつけて走ってきたのは進也。続いて広也が顔を出すと、美夜は二人を数日ぶりに見たせいか涙を溜めた。進也も涙を溜め、美夜に飛びつく。
「美夜!綺瑠に意地悪されなかったっすか!?」
「す、少しだけ…」
美夜が言うと、綺瑠は膨れた様子。
「意地悪してないし…。」
それに対し、空かさず広也は綺瑠に軽く拳をぶつけて言った。
「意地悪を超えてはいるが 監禁はその一つだろ」
「違うし…」
綺瑠は不貞腐れて言うと、美夜は思わず笑ってしまう。するとそこに、台所にいた海が顔を出した。海はエリコを見ると、小走りをして綺瑠に駆け寄る。
「エリコ!」
「し。」
綺瑠はそう言って海を黙らせる。海は思わず口を噤むと、すやすやと穏やかに眠るエリコを見て安心した様子を見せた。綺瑠は海の反応をみるなり言う。
「エリコの口から聞いた。エリコは海と一緒にいたいって。」
そう言われると海は頬を急速にピンクに染めて泣きそうな顔をし、やがて目から涙をボロボロと流した。嬉しさからか両手で口や鼻を覆った。嬉しくてたまらないのか小さく唸る海。
そんな海の表情を見ると、綺瑠は微笑んだ。表の綺瑠とはまた違う笑みに、海は目を丸くした。綺瑠は言う。
「エリコが起きたら、本人の口から聞くといいよ。」
そう言われると、海は黙って頷いた。嬉しい声を少し漏らしながら。海は綺瑠からエリコを預かると、綺瑠に言った。
「ありがとう、裏の綺瑠。」
綺瑠は気づいた顔をすると、海から視線を逸らして言う。
「気づいてたんだ。バレないと思ったんだけどな。」
海はそれを聞くと、思わず笑いが漏れてしまう。
「表情が違いすぎるもの、わかるわ。」
笑う海に対し、綺瑠はいつもの無表情…と思いきや微かに嬉しそうな表情。そこで広也はやっと本題に入る。
「エリコや美夜を連れて帰ってきたって事は ヒナツって女の家に行ってたのか? 何があったんだ綺瑠」
「ああ、それがね。」
と言って、綺瑠は事の顛末を話すのであった。
数分後。その話を終えると、広也は納得した様子で言った。
「つまり 綺瑠の元カノが美夜を殺そうとしてるってのは本当なんだな」
「ああ、それで璃沙が…」
と綺瑠が言うと、丁度家に誰かが入ってくる。
そう、璃沙だ。璃沙は表情を暗くしたまま、黙って歩いてくる。美夜は璃沙が怖いのか綺瑠の背に隠れ、綺瑠はそれを庇った。何も事情を知らない進也と広也は璃沙に言う。
「お帰りっす璃沙~!」
「どうした璃沙 元気ないぞ つーか なんで一緒に帰ってこなかった?」
「あ!ホントっす!璃沙大丈夫っすか!?」
二人に返事もせず、璃沙は綺瑠を横切って自分の部屋へ帰ってしまう。綺瑠はそれを見届けると、璃沙を心配に思う二人に言った。
「実は璃沙も、美夜の毒殺を企てた犯人の一人なんだ。」
「はぁっ!?」
広也が驚くと、進也は信じられないのか冷や汗を流して言う。
「なんで璃沙がそんな事するんすか…?俺達家族っすよ…璃沙が美夜を殺そうとする訳ないっす!」
「美夜が遡った時の中で、璃沙に殺されかけたらしい。僕は美夜の言葉を信じる。」
綺瑠の言葉を聞き、進也は美夜の方を見た。「嘘っすよね?」と言いたげな瞳。広也も事の真意を確かめる為に美夜を見ており、美夜の言葉を注意深く聞こうとしていた。美夜は眉を困らせたが、やがて真剣な表情で答える。
「私も綺瑠さんも殺された。今それを綺瑠さんに言わなければ…綺瑠さんは璃沙さんを信じたままだと思うの。信じたままだったら…私と綺瑠さんは結婚式の日に…」
進也は眉を潜め、俯いて悲しそうにしていた。広也は深く考え込む。
(ただ好きな男が被ったせいで…璃沙がそこまでやるとは思わねぇ 美夜は色んな世界線を見てきたが 璃沙の心が手に取って読めるわけでもない 何を信じたらいいのやら)
すると綺瑠は言った。
「僕はもう、璃沙には愛想尽きたけどね。」
その話を重苦しく受け止める一同だったが、広也だけは冷静であった。
「早まるな綺瑠 まだ璃沙が完全に悪だと決まった訳じゃない」
そう言われると綺瑠は眉を潜め、広也の前に来た。綺瑠は怒りに満ちた表情で言い放つ。
「璃沙が悪くないだって!?毒を飲まされそうになっていた美夜を、黙って見ていたんだぞ!周りに唆されたと璃沙は言っていたが、美夜が毒を飲むのを見逃す理由になんてならない!」
「落ち着け綺瑠」
広也は言ったが、綺瑠は凄い剣幕で言い放った。
「落ち着けるかよッ!!」
そう言った綺瑠の目には、微かに涙が浮かんでいた。するとエリコが目覚めたのか言う。
「ママ…?」
海はエリコが目覚めてしまったのでギョッとしてしまう。そして綺瑠はエリコの声で、我に戻った。
我に返った綺瑠は心が苦しいのか頭を抱え、膝を崩す。俯くと綺瑠は自分に言い聞かせるように言った。
「別に僕は璃沙の事…『家族』って思ってないし…!あっちの僕が璃沙の事を『家族』だと思ってて、だから僕はそんな事絶対思ってなくて…!
でも…璃沙に裏切られて悔しいし、悲しい…!!璃沙が裏切ったなんて信じたくない…なんでなんだ…」
先程まで綺瑠は璃沙を突き放す様な事を言っていたが、本当は意に反した思いだったのだろう。なぜ璃沙を拒もうとするのか、ここにいる誰もがまだわからなかった。それを気の毒そうに眺める広也。綺瑠の身体は不自然に震えており、綺瑠は自身でその震える体を両腕で抑えた。綺瑠は急に冷静な様子になり、自身を宥めるようにか細く言う。
「いいよ…、『君』は何も知らなくていい。僕が…僕が全部受け負うから…辛いのも、悲しいのも、苦しいのも、怒りも、全部…。だから君だけは、璃沙をいつも通りに…」
微かに動く唇でそう言って、綺瑠は俯いて静かに泣いた。震えた身体を、両手で優しく撫でながら。それを辛そうな目で見つめる美夜。
(綺瑠さんがここまでダメージを受けてしまうとは思わなかった…。)
美夜は綺瑠を心配して落ち着かない様子になる。
(家族を強く信頼している綺瑠さんだから、ダメージが大きいのね。…よし、私が慰めないと…!)
「綺瑠さん…」
意を決して話しかけたが、綺瑠は美夜を見ると弱った笑みを見せる。
「今夜はもう寝るね。」
そう言って、綺瑠は弱った様子で立ち上がると部屋へ帰ってしまう。美夜は綺瑠に声をかけようとしたが、綺瑠の様子を見ると留まった。進也は重苦しい空気に耐えかねないのか、広也の背に隠れて言う。
「あああ兄貴…!俺全部信じられないっす…!」
「お前も落ち着け」
そう言って広也は、進也の頭に手を乗せるのであった。海とエリコも綺瑠を心配に思っており、海は言う。
「明日の朝になったら、忘れた顔して出てくるんでしょうね…」
次の日。白原家の食卓を、白原家の全員で囲った。
「いただきます!」
と笑顔で言ったのは、昨晩の事を一つも覚えていない綺瑠。それを違和感を感じて気にする美夜。ちなみに璃沙は暗い表情のまま、何も言わずに俯いていた。更にそれを焦った様子で、声を掛けようか迷う進也。広也も綺瑠と璃沙の温度差に、眉を潜めずにはいられなかった。
すると綺瑠は、璃沙の異変に気づいた。
「璃沙、元気ないね。何か嫌な事でもあった?」
「別に」
璃沙は目も合わせないで言うので、綺瑠は璃沙が心配なのかそわそわ。
「給料に不安があるとか!?」
「違う」
「ボーナス少なくて落ち込んだ!?」
「違う」
ここまで言うと綺瑠は難しいのか険しい表情を見せ、「ん~…」と唸りながらも考え込む。暫くして閃いたのか、笑顔で言った。
「この前僕があげた宝石を売ろうとしたら、思ったよりいい値段じゃなかったとか!?」
するとやっと、璃沙は顔を上げて綺瑠を見た。
「全部金だな。」
「だって璃沙の悩みと言ったらそれくらいしか思いつかなくて…!」
そう言われると、璃沙は少し間を空けてから再び溜息。綺瑠はただならぬ様子に困ってしまうと、今度は美夜達の方を見た。
「みんな心当たりある!?」
すると一同は、微妙な表情を見せた。
(心当たりあるっつーか…)
(あり過ぎるんすよ…!)
(言えないくらいに…。)
三人はそう思いながらも、進也と美夜は苦笑して見せた。黙られるので、綺瑠は眉を潜めて考え込む。
「みんな心当たりないのか…。」
そう呟いて、綺瑠は璃沙の観察を続けた。そんな綺瑠の視線が来ようとも、璃沙は俯いたまま。三人は璃沙のやらかした事を言うわけにもいけないので、黙秘を決め込んでいる。綺瑠は璃沙を心配そうに見つめ、食事をする手を完全に止めてしまうのであった。
「美夜!綺瑠に意地悪されなかったっすか!?」
「す、少しだけ…」
美夜が言うと、綺瑠は膨れた様子。
「意地悪してないし…。」
それに対し、空かさず広也は綺瑠に軽く拳をぶつけて言った。
「意地悪を超えてはいるが 監禁はその一つだろ」
「違うし…」
綺瑠は不貞腐れて言うと、美夜は思わず笑ってしまう。するとそこに、台所にいた海が顔を出した。海はエリコを見ると、小走りをして綺瑠に駆け寄る。
「エリコ!」
「し。」
綺瑠はそう言って海を黙らせる。海は思わず口を噤むと、すやすやと穏やかに眠るエリコを見て安心した様子を見せた。綺瑠は海の反応をみるなり言う。
「エリコの口から聞いた。エリコは海と一緒にいたいって。」
そう言われると海は頬を急速にピンクに染めて泣きそうな顔をし、やがて目から涙をボロボロと流した。嬉しさからか両手で口や鼻を覆った。嬉しくてたまらないのか小さく唸る海。
そんな海の表情を見ると、綺瑠は微笑んだ。表の綺瑠とはまた違う笑みに、海は目を丸くした。綺瑠は言う。
「エリコが起きたら、本人の口から聞くといいよ。」
そう言われると、海は黙って頷いた。嬉しい声を少し漏らしながら。海は綺瑠からエリコを預かると、綺瑠に言った。
「ありがとう、裏の綺瑠。」
綺瑠は気づいた顔をすると、海から視線を逸らして言う。
「気づいてたんだ。バレないと思ったんだけどな。」
海はそれを聞くと、思わず笑いが漏れてしまう。
「表情が違いすぎるもの、わかるわ。」
笑う海に対し、綺瑠はいつもの無表情…と思いきや微かに嬉しそうな表情。そこで広也はやっと本題に入る。
「エリコや美夜を連れて帰ってきたって事は ヒナツって女の家に行ってたのか? 何があったんだ綺瑠」
「ああ、それがね。」
と言って、綺瑠は事の顛末を話すのであった。
数分後。その話を終えると、広也は納得した様子で言った。
「つまり 綺瑠の元カノが美夜を殺そうとしてるってのは本当なんだな」
「ああ、それで璃沙が…」
と綺瑠が言うと、丁度家に誰かが入ってくる。
そう、璃沙だ。璃沙は表情を暗くしたまま、黙って歩いてくる。美夜は璃沙が怖いのか綺瑠の背に隠れ、綺瑠はそれを庇った。何も事情を知らない進也と広也は璃沙に言う。
「お帰りっす璃沙~!」
「どうした璃沙 元気ないぞ つーか なんで一緒に帰ってこなかった?」
「あ!ホントっす!璃沙大丈夫っすか!?」
二人に返事もせず、璃沙は綺瑠を横切って自分の部屋へ帰ってしまう。綺瑠はそれを見届けると、璃沙を心配に思う二人に言った。
「実は璃沙も、美夜の毒殺を企てた犯人の一人なんだ。」
「はぁっ!?」
広也が驚くと、進也は信じられないのか冷や汗を流して言う。
「なんで璃沙がそんな事するんすか…?俺達家族っすよ…璃沙が美夜を殺そうとする訳ないっす!」
「美夜が遡った時の中で、璃沙に殺されかけたらしい。僕は美夜の言葉を信じる。」
綺瑠の言葉を聞き、進也は美夜の方を見た。「嘘っすよね?」と言いたげな瞳。広也も事の真意を確かめる為に美夜を見ており、美夜の言葉を注意深く聞こうとしていた。美夜は眉を困らせたが、やがて真剣な表情で答える。
「私も綺瑠さんも殺された。今それを綺瑠さんに言わなければ…綺瑠さんは璃沙さんを信じたままだと思うの。信じたままだったら…私と綺瑠さんは結婚式の日に…」
進也は眉を潜め、俯いて悲しそうにしていた。広也は深く考え込む。
(ただ好きな男が被ったせいで…璃沙がそこまでやるとは思わねぇ 美夜は色んな世界線を見てきたが 璃沙の心が手に取って読めるわけでもない 何を信じたらいいのやら)
すると綺瑠は言った。
「僕はもう、璃沙には愛想尽きたけどね。」
その話を重苦しく受け止める一同だったが、広也だけは冷静であった。
「早まるな綺瑠 まだ璃沙が完全に悪だと決まった訳じゃない」
そう言われると綺瑠は眉を潜め、広也の前に来た。綺瑠は怒りに満ちた表情で言い放つ。
「璃沙が悪くないだって!?毒を飲まされそうになっていた美夜を、黙って見ていたんだぞ!周りに唆されたと璃沙は言っていたが、美夜が毒を飲むのを見逃す理由になんてならない!」
「落ち着け綺瑠」
広也は言ったが、綺瑠は凄い剣幕で言い放った。
「落ち着けるかよッ!!」
そう言った綺瑠の目には、微かに涙が浮かんでいた。するとエリコが目覚めたのか言う。
「ママ…?」
海はエリコが目覚めてしまったのでギョッとしてしまう。そして綺瑠はエリコの声で、我に戻った。
我に返った綺瑠は心が苦しいのか頭を抱え、膝を崩す。俯くと綺瑠は自分に言い聞かせるように言った。
「別に僕は璃沙の事…『家族』って思ってないし…!あっちの僕が璃沙の事を『家族』だと思ってて、だから僕はそんな事絶対思ってなくて…!
でも…璃沙に裏切られて悔しいし、悲しい…!!璃沙が裏切ったなんて信じたくない…なんでなんだ…」
先程まで綺瑠は璃沙を突き放す様な事を言っていたが、本当は意に反した思いだったのだろう。なぜ璃沙を拒もうとするのか、ここにいる誰もがまだわからなかった。それを気の毒そうに眺める広也。綺瑠の身体は不自然に震えており、綺瑠は自身でその震える体を両腕で抑えた。綺瑠は急に冷静な様子になり、自身を宥めるようにか細く言う。
「いいよ…、『君』は何も知らなくていい。僕が…僕が全部受け負うから…辛いのも、悲しいのも、苦しいのも、怒りも、全部…。だから君だけは、璃沙をいつも通りに…」
微かに動く唇でそう言って、綺瑠は俯いて静かに泣いた。震えた身体を、両手で優しく撫でながら。それを辛そうな目で見つめる美夜。
(綺瑠さんがここまでダメージを受けてしまうとは思わなかった…。)
美夜は綺瑠を心配して落ち着かない様子になる。
(家族を強く信頼している綺瑠さんだから、ダメージが大きいのね。…よし、私が慰めないと…!)
「綺瑠さん…」
意を決して話しかけたが、綺瑠は美夜を見ると弱った笑みを見せる。
「今夜はもう寝るね。」
そう言って、綺瑠は弱った様子で立ち上がると部屋へ帰ってしまう。美夜は綺瑠に声をかけようとしたが、綺瑠の様子を見ると留まった。進也は重苦しい空気に耐えかねないのか、広也の背に隠れて言う。
「あああ兄貴…!俺全部信じられないっす…!」
「お前も落ち着け」
そう言って広也は、進也の頭に手を乗せるのであった。海とエリコも綺瑠を心配に思っており、海は言う。
「明日の朝になったら、忘れた顔して出てくるんでしょうね…」
次の日。白原家の食卓を、白原家の全員で囲った。
「いただきます!」
と笑顔で言ったのは、昨晩の事を一つも覚えていない綺瑠。それを違和感を感じて気にする美夜。ちなみに璃沙は暗い表情のまま、何も言わずに俯いていた。更にそれを焦った様子で、声を掛けようか迷う進也。広也も綺瑠と璃沙の温度差に、眉を潜めずにはいられなかった。
すると綺瑠は、璃沙の異変に気づいた。
「璃沙、元気ないね。何か嫌な事でもあった?」
「別に」
璃沙は目も合わせないで言うので、綺瑠は璃沙が心配なのかそわそわ。
「給料に不安があるとか!?」
「違う」
「ボーナス少なくて落ち込んだ!?」
「違う」
ここまで言うと綺瑠は難しいのか険しい表情を見せ、「ん~…」と唸りながらも考え込む。暫くして閃いたのか、笑顔で言った。
「この前僕があげた宝石を売ろうとしたら、思ったよりいい値段じゃなかったとか!?」
するとやっと、璃沙は顔を上げて綺瑠を見た。
「全部金だな。」
「だって璃沙の悩みと言ったらそれくらいしか思いつかなくて…!」
そう言われると、璃沙は少し間を空けてから再び溜息。綺瑠はただならぬ様子に困ってしまうと、今度は美夜達の方を見た。
「みんな心当たりある!?」
すると一同は、微妙な表情を見せた。
(心当たりあるっつーか…)
(あり過ぎるんすよ…!)
(言えないくらいに…。)
三人はそう思いながらも、進也と美夜は苦笑して見せた。黙られるので、綺瑠は眉を潜めて考え込む。
「みんな心当たりないのか…。」
そう呟いて、綺瑠は璃沙の観察を続けた。そんな綺瑠の視線が来ようとも、璃沙は俯いたまま。三人は璃沙のやらかした事を言うわけにもいけないので、黙秘を決め込んでいる。綺瑠は璃沙を心配そうに見つめ、食事をする手を完全に止めてしまうのであった。
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