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1章 序奏前奏
第7音 人間不信
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【人間不信】にんげんふしん
何らかの原因で他人を信用できなくなる事。
===================
サグズィに陽が昇る。
パートリーダーの六人は、歌の練習に外へ出かけた。
六人は、いつも歌の練習は外で行っているらしい。
ルネアはそれを聞くために、外へ出てきた。
体いっぱいの太陽、夏の陽気、青々とした緑達。
(う~!親の許可がなくても外に出られるなんて最高!)
ルネアは自由の喜びを心から噛み締め、その場でジャンプをすると歩き始めた。
しかし、ある事に気づく。
(あれ、みんなどこで練習してるんだろう。
パートリーダーさんが六人だけで重唱するって話だから、聞きたかったんだけど。)
ルネアはその場で耳を澄ませていると、背後からまめきちが声をかけてきた。
「どうしたのかな?」
ルネアは振り返ると、まめきちに言う。
「あのー…実はパートリーダーさん達の歌を聴きに行きたくて…場所がどこだかわかりますか?」
「ふーん、なるほどね。いいよ、教えてあげよう。」
表情が一切変わらない黒箱。ルネアは若干奇妙に思っている。
「あ、そうだそうだ。私の知り合いにね、遠い未来を見る事ができる人がいるんだよ。
その人がね、君にヒントをくれるって。」
まめきちの言葉にルネアは驚く。
そしてまめきちは言った。
「【自ら動け、信じる心を忘れるな。】だよ。」
その言葉にルネアは目を輝かせる。
「カッコイイ…!ありがとうございます!まめきちさん!」
予想外の反応だったのか、まめきちは笑う事なく黙ってしまう。
そしてルネアは走り去ろうとするので、まめきちは慌てて言った。
「そこを真っ直ぐ行って左!」
ルネアはそれを聞くと手を振ってそのまま駆けていく。
それを見たまめきちは軽く溜息をついた。
「本当にあんな子で大丈夫なのか。」
まめきちはそう呟いていると、アールがやってくる。
「まめきちさん。」
アールの額にはガーゼが貼られていた。
まめきちは一瞬だけそこに目をやったが、すぐに彼の目を見た。
「聞いてたのか?君は相変わらずの地獄耳だね、親に似たの?」
「わかりかねます。」
アールがそう言うと、まめきちはアールの表情を見て言う。
「アール、そんなに私の事が嫌いか?」
その言葉に、表情は変わらずともアールは静かに拳を握った。
「おおっとごめんね。嫌な事言ったかな?
それより君、敬語堅苦しくない?やめよう。」
「はい、そうですね。」
アールはそう言うと、まめきちの前をすれ違う。
「いや、変わってないよ君。」
「ですます調ならいいですよね。」
アールが言うと、まめきちはクスッと笑ってしまった。
「敬語だよそれも。」
アールはそれに目を軽く見開いて驚くと、そそくさと立ち去ってしまう。
するとまめきちは小さく溜息をついた。
そしてニッコリした目をまん丸に変える。
(例えどう思われようとも、私はなんとしてでもやり遂げねばならん。
…人間の皮を被った化物よ…お前の未来はただ一つ…)
その瞬間のまめきちは、まるで恨みの塊のようだった。
~+~+~+~+~+~+~+~+~+~+~+~+
ルネアは指示された様に道を進んでいると、アール以外のパートリーダーを発見。
「あれ?一人足りない。」
ルネアがそう言うと、ラムがやってきた。
「よおルネア、来たのか。アールの奴、朝頭ぶつけたろ?だから遅れるんだ。」
ルネアは納得していると、ルネアの背後に何かが近づいてくる。
それはルネアの背後に来ると言った。
「お化けだぞ~!」
「うわぁ!」
ルネアは驚いた。
すると陽気な笑い声が聞こえる。
それなシナで、ルネアを驚かせて笑っていた。
「なんだシナさんかぁ…」
とルネアが言うと、ラムはシナを叱る。
「シナ!やめろよそういうの!」
「だぁって楽しんだも~ん!で、ルネアは何しに来たの?」
ルネアはそれを聞くと言った。
「歌を聴きに来たんです!」
「歌は好きか?」
と聞いてきたのはノノ。
ルネアは元気よく
「はい!」
と返事をするのであった。
そして、リートは言う。
「ルネアもここに住む事になったんだから、私達と共に歌を練習しなくちゃね。」
それを聴いたルネアは焦った。
「あっダメです!僕超絶音痴って言われてるんですよ!」
一同は顔を見合わせたが、ラムは言う。
「練習すれば上達するぜ?よく聞いて、その歌に慣れて、心を乗せるんだ。」
ルネアはその言葉に目を輝かせると、次に言った。
「みんな優しくしてくれて嬉しいです!僕、変な人だって疑われて当然なのに…」
それを聴いた一部の人の表情が冷める。
しかしノノは言った。
「私は疑り合うより仲良くなりたいぞ!
せっかく仲間が増えたんじゃ!」
みんなは黙ってしまうが、リートは続けて言った。
「私は信じてる…!
こんなに喜んで、みんなと仲良くして…悪い人には見えないじゃない…!」
「ノノさん…!リートさん…!」
ルネアがそう呟くと、
「印象で物事を決めるのか?理に欠ける。」
と言ってやってきたのはアール。
リートがしゅんとしてしまうと、アールは更に言う。
「いつもお前は直感で物事を判別し、情に流される。
しっかり相手を探るべきだとは思わないのか?」
リートはアールが苦手なのか、怯えた目でアールを見ていた。
それをルネアは放っておく事ができずに庇う。
「アールさんやめてください!」
アールはルネアを見ると溜息をつく。
「…お前も、人を信用しすぎるのは良くない。
お前を疑う人間は建前の関係しか築かない。
ここに来て楽しんでばかりでは先が思いやられる。」
アールの言葉に、ルネアは控えめになって言った。
「アールさんは、僕の事信用なりませんか?」
するとアールは目を閉じる。
それから少しすると、ルネアの耳元で言った。
「信用を得るにはそれ層の事をしなければならない。
…お前は変えるべき過去に遡ってきたのだろう?ならわかるはずだ。
悲劇は近い。…私はそう考える。」
ルネアはその言葉に呆然としてしまうと、アールはパートリーダー達の元へ向かう。
(僕に…悲劇は止められるのかな…。)
ルネアは改めて不安に駆られていた。
シナはアールに言う。
「バリカン、何を言ったの?」
しかしアールは何も答えないので、シナはアールにガンを飛ばす。
それからルネアに駆け寄った。
「ルネア、何を言われたの?」
ルネアはシナを見て、慌てて答える。
「う、歌の練習法…」
咄嗟に出た嘘。
シナは
「はぁ?」
と言ってしまった。
すると、アールは言う。
「そうだな。一回ルネアの歌声をみんなで聞こう。流石に児童園に音痴は置いておけない。」
話を合わせてくれたのだろうか。
児童園の裏にて、ツウとルカとダニエルが雑談していた。
ツウとルカは戯れ合っていて、ダニエルは静かに鳥の声を聴いている。
そこに、一人の女性が現れる。
白く長い髪、彼女はルネアの時代でアルネを襲った吸血鬼の魔物だった。
ちなみに三人には全く気づかれていないようで、魔物はルカを見る。
「コイツでいいか…」
すると、魔物はルカに魔法をかけた。
その瞬間、ルカの意識はどこかへ消えた。
魔法にかかるとルカの丸みを帯びていた耳がとんがり、そのまま立ち去っていく。
「あれ?ルカ兄??どうしたのかな?」
ツウが話しかけても返事はない。
「お手洗いかしら?」
とダニエルが言うと、ツウはダニエルの方を見て言った。
「さあね。」
しかしダニエルは鼻を利かす。
ダニエルはルカの方を見て言った。
「あら、怪しい匂い。」
「何の?」
ツウが聞くと、ダニエルはルカの後ろ姿を眺めながら言った。
「魔物の匂いよ。」
何らかの原因で他人を信用できなくなる事。
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サグズィに陽が昇る。
パートリーダーの六人は、歌の練習に外へ出かけた。
六人は、いつも歌の練習は外で行っているらしい。
ルネアはそれを聞くために、外へ出てきた。
体いっぱいの太陽、夏の陽気、青々とした緑達。
(う~!親の許可がなくても外に出られるなんて最高!)
ルネアは自由の喜びを心から噛み締め、その場でジャンプをすると歩き始めた。
しかし、ある事に気づく。
(あれ、みんなどこで練習してるんだろう。
パートリーダーさんが六人だけで重唱するって話だから、聞きたかったんだけど。)
ルネアはその場で耳を澄ませていると、背後からまめきちが声をかけてきた。
「どうしたのかな?」
ルネアは振り返ると、まめきちに言う。
「あのー…実はパートリーダーさん達の歌を聴きに行きたくて…場所がどこだかわかりますか?」
「ふーん、なるほどね。いいよ、教えてあげよう。」
表情が一切変わらない黒箱。ルネアは若干奇妙に思っている。
「あ、そうだそうだ。私の知り合いにね、遠い未来を見る事ができる人がいるんだよ。
その人がね、君にヒントをくれるって。」
まめきちの言葉にルネアは驚く。
そしてまめきちは言った。
「【自ら動け、信じる心を忘れるな。】だよ。」
その言葉にルネアは目を輝かせる。
「カッコイイ…!ありがとうございます!まめきちさん!」
予想外の反応だったのか、まめきちは笑う事なく黙ってしまう。
そしてルネアは走り去ろうとするので、まめきちは慌てて言った。
「そこを真っ直ぐ行って左!」
ルネアはそれを聞くと手を振ってそのまま駆けていく。
それを見たまめきちは軽く溜息をついた。
「本当にあんな子で大丈夫なのか。」
まめきちはそう呟いていると、アールがやってくる。
「まめきちさん。」
アールの額にはガーゼが貼られていた。
まめきちは一瞬だけそこに目をやったが、すぐに彼の目を見た。
「聞いてたのか?君は相変わらずの地獄耳だね、親に似たの?」
「わかりかねます。」
アールがそう言うと、まめきちはアールの表情を見て言う。
「アール、そんなに私の事が嫌いか?」
その言葉に、表情は変わらずともアールは静かに拳を握った。
「おおっとごめんね。嫌な事言ったかな?
それより君、敬語堅苦しくない?やめよう。」
「はい、そうですね。」
アールはそう言うと、まめきちの前をすれ違う。
「いや、変わってないよ君。」
「ですます調ならいいですよね。」
アールが言うと、まめきちはクスッと笑ってしまった。
「敬語だよそれも。」
アールはそれに目を軽く見開いて驚くと、そそくさと立ち去ってしまう。
するとまめきちは小さく溜息をついた。
そしてニッコリした目をまん丸に変える。
(例えどう思われようとも、私はなんとしてでもやり遂げねばならん。
…人間の皮を被った化物よ…お前の未来はただ一つ…)
その瞬間のまめきちは、まるで恨みの塊のようだった。
~+~+~+~+~+~+~+~+~+~+~+~+
ルネアは指示された様に道を進んでいると、アール以外のパートリーダーを発見。
「あれ?一人足りない。」
ルネアがそう言うと、ラムがやってきた。
「よおルネア、来たのか。アールの奴、朝頭ぶつけたろ?だから遅れるんだ。」
ルネアは納得していると、ルネアの背後に何かが近づいてくる。
それはルネアの背後に来ると言った。
「お化けだぞ~!」
「うわぁ!」
ルネアは驚いた。
すると陽気な笑い声が聞こえる。
それなシナで、ルネアを驚かせて笑っていた。
「なんだシナさんかぁ…」
とルネアが言うと、ラムはシナを叱る。
「シナ!やめろよそういうの!」
「だぁって楽しんだも~ん!で、ルネアは何しに来たの?」
ルネアはそれを聞くと言った。
「歌を聴きに来たんです!」
「歌は好きか?」
と聞いてきたのはノノ。
ルネアは元気よく
「はい!」
と返事をするのであった。
そして、リートは言う。
「ルネアもここに住む事になったんだから、私達と共に歌を練習しなくちゃね。」
それを聴いたルネアは焦った。
「あっダメです!僕超絶音痴って言われてるんですよ!」
一同は顔を見合わせたが、ラムは言う。
「練習すれば上達するぜ?よく聞いて、その歌に慣れて、心を乗せるんだ。」
ルネアはその言葉に目を輝かせると、次に言った。
「みんな優しくしてくれて嬉しいです!僕、変な人だって疑われて当然なのに…」
それを聴いた一部の人の表情が冷める。
しかしノノは言った。
「私は疑り合うより仲良くなりたいぞ!
せっかく仲間が増えたんじゃ!」
みんなは黙ってしまうが、リートは続けて言った。
「私は信じてる…!
こんなに喜んで、みんなと仲良くして…悪い人には見えないじゃない…!」
「ノノさん…!リートさん…!」
ルネアがそう呟くと、
「印象で物事を決めるのか?理に欠ける。」
と言ってやってきたのはアール。
リートがしゅんとしてしまうと、アールは更に言う。
「いつもお前は直感で物事を判別し、情に流される。
しっかり相手を探るべきだとは思わないのか?」
リートはアールが苦手なのか、怯えた目でアールを見ていた。
それをルネアは放っておく事ができずに庇う。
「アールさんやめてください!」
アールはルネアを見ると溜息をつく。
「…お前も、人を信用しすぎるのは良くない。
お前を疑う人間は建前の関係しか築かない。
ここに来て楽しんでばかりでは先が思いやられる。」
アールの言葉に、ルネアは控えめになって言った。
「アールさんは、僕の事信用なりませんか?」
するとアールは目を閉じる。
それから少しすると、ルネアの耳元で言った。
「信用を得るにはそれ層の事をしなければならない。
…お前は変えるべき過去に遡ってきたのだろう?ならわかるはずだ。
悲劇は近い。…私はそう考える。」
ルネアはその言葉に呆然としてしまうと、アールはパートリーダー達の元へ向かう。
(僕に…悲劇は止められるのかな…。)
ルネアは改めて不安に駆られていた。
シナはアールに言う。
「バリカン、何を言ったの?」
しかしアールは何も答えないので、シナはアールにガンを飛ばす。
それからルネアに駆け寄った。
「ルネア、何を言われたの?」
ルネアはシナを見て、慌てて答える。
「う、歌の練習法…」
咄嗟に出た嘘。
シナは
「はぁ?」
と言ってしまった。
すると、アールは言う。
「そうだな。一回ルネアの歌声をみんなで聞こう。流石に児童園に音痴は置いておけない。」
話を合わせてくれたのだろうか。
児童園の裏にて、ツウとルカとダニエルが雑談していた。
ツウとルカは戯れ合っていて、ダニエルは静かに鳥の声を聴いている。
そこに、一人の女性が現れる。
白く長い髪、彼女はルネアの時代でアルネを襲った吸血鬼の魔物だった。
ちなみに三人には全く気づかれていないようで、魔物はルカを見る。
「コイツでいいか…」
すると、魔物はルカに魔法をかけた。
その瞬間、ルカの意識はどこかへ消えた。
魔法にかかるとルカの丸みを帯びていた耳がとんがり、そのまま立ち去っていく。
「あれ?ルカ兄??どうしたのかな?」
ツウが話しかけても返事はない。
「お手洗いかしら?」
とダニエルが言うと、ツウはダニエルの方を見て言った。
「さあね。」
しかしダニエルは鼻を利かす。
ダニエルはルカの方を見て言った。
「あら、怪しい匂い。」
「何の?」
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「魔物の匂いよ。」
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