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第4部 四神を愛しなさいと言われました
131.四神の愛に溺れてしまいそうです ※R15
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夕飯の席はいつも通りだった。
四神はみな涼しい顔をして食べている。否、白虎だけは豪快に夕飯を頬張っていた。とても機嫌がよさそうである。
四神は基本何も食べなくても問題ないし、食欲もほぼないというが、香子を抱いた後は別だ。だから食べっぷりがいいということは……香子が誰と情事をしたかがわかってしまうわけで、香子としてはいたたまれない。
もちろんそんなことを気にするのは香子だけだというのも、香子もわかってはいた。
(……お世話してもらうのが当たり前なんだもんね。全部女官とか侍女たちにはバレてて当然……ああもう)
香子は内心顔を覆いたくなった。自分に言い聞かせても香子はどこまでも庶民なので慣れないのである。生まれた時から人に傅かれるのが当たり前な皇族や貴族、そして四神とは違うのだ。
『あ……』
香子は思わず声を上げた。
大皿に餡儿餅(中国版のおやきのようなもの)がどどんと盛られて出てきたのだ。
『うわぁ……』
しかも香子が考えていたものよりも一回り以上大きい。これで具がみっちり詰まっていれば至福だろうと香子は思った。
箸で自分の取り皿に取り、かぶりつく。
じゅわぁ~と油が染み出した。具もたっぷりで、香子は泣きたくなった。以前も四神宮で食べたことはあったが、香子からするとなんとも懐かしい味なのである。
『おいしい……』
春巻も大好きだが餡儿餅も好きだ。肉がごろごろ入っていなければ、香子は中華料理が大好きである。
食べ物って重要だと香子は思う。それは香子が食いしん坊ということだけではないはずだ。食べ物が合わなければ外国で暮らすのは本当にたいへんだ。それで自国に逃げ帰ってしまう人がいるぐらいである。
香子はもう帰りたくても帰れないのだが。
(ホント、ごはんが口に合ってよかったよね)
餡儿餅が出てきたので、水餃子は出てこなかった。明日のごはんの代わりは水餃子がいいなと香子は思った。
『あー、おいしかった。明日は水餃子が食べたいわ』
そう呟けば侍女たちが厨房に伝えてくれる。わがままでなければ希望を伝えた方がいいことも香子はわかっている。これで餡儿餅が出てくる頻度も上がるだろう。
夕飯の後はお茶をして、その後は……。
玄武と朱雀の愛が深くて、香子はまたいっぱい啼かされた。
抱かれている間はもう何も考えられなくなり、ただ夢中で玄武と朱雀に縋り付いているだけである。
そうして翌朝、あまりのいたたまれなさに香子は床単を頭から被るのだった。
『ううう……』
朝目が覚めたらぶわーっと昨夜のことが一気に思い出されるのはどうにかならないだろうかと、香子は思う。
玄武と朱雀の愛はただでさえ甘く激しいのに、昨夜はいつもより更にねちっこかったことを香子は思い出した。
二神に全身を舐められ、特に首筋と胸、そして下をねっとりと舐めしゃぶられた。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
ただでさえ朱雀の熱で身体がたいへんなことになっているのに、そんなにしつこく愛撫をされたらどうにかなってしまう。
しかも、
『……嫉妬という感情は人にだけ抱くものと思っていたが……』
『そうではないようですな』
「あーっ、あーっ、あーっ……」
そんな二神の呟きも耳にして、香子はもう翻弄されることしかできなかった。
十分愛は受け取っているのでほどほどにしてほしいと香子は思う。そしていつもの空腹である。
『おなかすいたぁ……』
『今準備させている故、顔を見せてくれ』
玄武のバリトンにぞくぞくする。香子は床単からそろりと手の先を出した。それをやんわりと掴まれ、玄武に抱きしめられた。
「あうー……」
もうどんな声を発したらいいのか香子はわからない。玄武と朱雀がククククと喉の奥で笑う。
『いつでも香子は新鮮だな』
『そなに恥ずかしがることはないだろう』
二神に言われて、香子は玄武の胸に顔を伏せた。そんなにびちびち跳ねていない。(新鮮)
『……玄武様も、朱雀様も素敵すぎるからいけないんです。私、メンクイなんですよ……それに声もいいし』
『ほう』
『そういえばそんなことも言っていたな』
『もうっ、私をいったいどうしようっていうんですかっ!』
『我らに夢中になればいい』
『一日中抱き合おう』
『んもおおおおおおお!』
わかりやすいといえばわかりやすい。四神はどこまでも正直だ。
『……もう夢中ですよぉ……』
そう呟いたら、玄武に唇を覆われた。その唾液すら甘露で、香子はすぐに玄武との口づけに夢中になった。
『……朝食が届きました』
居間から声がかかり、香子ははっとしたのだった。
朝食の後は玄武の領地へ向う件の確認である。
もう4月も半ばである。
さすがに玄武の領地も多少過ごしやすい気候になっているはずだ。
『山には雪が残っているやもしれぬが、往来は問題あるまい』
『そうですよね』
玄武の領地を見に行った後は、誰の領地で住むか決めなければならないだろうと香子は覚悟する。だが張錦飛に言われたことも確かなのだ。
どうするかは香子が決めればいい。
(天皇から返事があるまでは誰の領地にも行かないなんて言ったらどうなるのかしら?)
下手したら千年経っても返事がこない可能性はある。神の感覚というのはそれほど長く、鈍い。
香子としても四神を困らせるつもりはない。
(そろそろ覚悟を決めないとね)
だがどうしても納得いかないことはいかないのもまた確かだった。
ーーーーー
そろそろエロシーンをがっつり書きたい(何
四神はみな涼しい顔をして食べている。否、白虎だけは豪快に夕飯を頬張っていた。とても機嫌がよさそうである。
四神は基本何も食べなくても問題ないし、食欲もほぼないというが、香子を抱いた後は別だ。だから食べっぷりがいいということは……香子が誰と情事をしたかがわかってしまうわけで、香子としてはいたたまれない。
もちろんそんなことを気にするのは香子だけだというのも、香子もわかってはいた。
(……お世話してもらうのが当たり前なんだもんね。全部女官とか侍女たちにはバレてて当然……ああもう)
香子は内心顔を覆いたくなった。自分に言い聞かせても香子はどこまでも庶民なので慣れないのである。生まれた時から人に傅かれるのが当たり前な皇族や貴族、そして四神とは違うのだ。
『あ……』
香子は思わず声を上げた。
大皿に餡儿餅(中国版のおやきのようなもの)がどどんと盛られて出てきたのだ。
『うわぁ……』
しかも香子が考えていたものよりも一回り以上大きい。これで具がみっちり詰まっていれば至福だろうと香子は思った。
箸で自分の取り皿に取り、かぶりつく。
じゅわぁ~と油が染み出した。具もたっぷりで、香子は泣きたくなった。以前も四神宮で食べたことはあったが、香子からするとなんとも懐かしい味なのである。
『おいしい……』
春巻も大好きだが餡儿餅も好きだ。肉がごろごろ入っていなければ、香子は中華料理が大好きである。
食べ物って重要だと香子は思う。それは香子が食いしん坊ということだけではないはずだ。食べ物が合わなければ外国で暮らすのは本当にたいへんだ。それで自国に逃げ帰ってしまう人がいるぐらいである。
香子はもう帰りたくても帰れないのだが。
(ホント、ごはんが口に合ってよかったよね)
餡儿餅が出てきたので、水餃子は出てこなかった。明日のごはんの代わりは水餃子がいいなと香子は思った。
『あー、おいしかった。明日は水餃子が食べたいわ』
そう呟けば侍女たちが厨房に伝えてくれる。わがままでなければ希望を伝えた方がいいことも香子はわかっている。これで餡儿餅が出てくる頻度も上がるだろう。
夕飯の後はお茶をして、その後は……。
玄武と朱雀の愛が深くて、香子はまたいっぱい啼かされた。
抱かれている間はもう何も考えられなくなり、ただ夢中で玄武と朱雀に縋り付いているだけである。
そうして翌朝、あまりのいたたまれなさに香子は床単を頭から被るのだった。
『ううう……』
朝目が覚めたらぶわーっと昨夜のことが一気に思い出されるのはどうにかならないだろうかと、香子は思う。
玄武と朱雀の愛はただでさえ甘く激しいのに、昨夜はいつもより更にねちっこかったことを香子は思い出した。
二神に全身を舐められ、特に首筋と胸、そして下をねっとりと舐めしゃぶられた。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
ただでさえ朱雀の熱で身体がたいへんなことになっているのに、そんなにしつこく愛撫をされたらどうにかなってしまう。
しかも、
『……嫉妬という感情は人にだけ抱くものと思っていたが……』
『そうではないようですな』
「あーっ、あーっ、あーっ……」
そんな二神の呟きも耳にして、香子はもう翻弄されることしかできなかった。
十分愛は受け取っているのでほどほどにしてほしいと香子は思う。そしていつもの空腹である。
『おなかすいたぁ……』
『今準備させている故、顔を見せてくれ』
玄武のバリトンにぞくぞくする。香子は床単からそろりと手の先を出した。それをやんわりと掴まれ、玄武に抱きしめられた。
「あうー……」
もうどんな声を発したらいいのか香子はわからない。玄武と朱雀がククククと喉の奥で笑う。
『いつでも香子は新鮮だな』
『そなに恥ずかしがることはないだろう』
二神に言われて、香子は玄武の胸に顔を伏せた。そんなにびちびち跳ねていない。(新鮮)
『……玄武様も、朱雀様も素敵すぎるからいけないんです。私、メンクイなんですよ……それに声もいいし』
『ほう』
『そういえばそんなことも言っていたな』
『もうっ、私をいったいどうしようっていうんですかっ!』
『我らに夢中になればいい』
『一日中抱き合おう』
『んもおおおおおおお!』
わかりやすいといえばわかりやすい。四神はどこまでも正直だ。
『……もう夢中ですよぉ……』
そう呟いたら、玄武に唇を覆われた。その唾液すら甘露で、香子はすぐに玄武との口づけに夢中になった。
『……朝食が届きました』
居間から声がかかり、香子ははっとしたのだった。
朝食の後は玄武の領地へ向う件の確認である。
もう4月も半ばである。
さすがに玄武の領地も多少過ごしやすい気候になっているはずだ。
『山には雪が残っているやもしれぬが、往来は問題あるまい』
『そうですよね』
玄武の領地を見に行った後は、誰の領地で住むか決めなければならないだろうと香子は覚悟する。だが張錦飛に言われたことも確かなのだ。
どうするかは香子が決めればいい。
(天皇から返事があるまでは誰の領地にも行かないなんて言ったらどうなるのかしら?)
下手したら千年経っても返事がこない可能性はある。神の感覚というのはそれほど長く、鈍い。
香子としても四神を困らせるつもりはない。
(そろそろ覚悟を決めないとね)
だがどうしても納得いかないことはいかないのもまた確かだった。
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そろそろエロシーンをがっつり書きたい(何
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