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「んん!……ああんっ!」
「仕置きだと言っただろう。そなたが真実を口にしない限りずっと続ける」
クロードの絶え間ない責苦に寝室にはソフィアの嬌声が響いていた。
愛撫は一時間は続いているだろう。耳、首筋、胸、背中、足……体のありとあらゆる場所を舌や手を使って快楽を与えるが、決定的な快感を与えないように敏感な部分をクロードはわざと避けていた。
このように愛撫だけを続けていると、婚約中にソフィアの純潔を奪わないままでひたすら快楽を与えていたことを思い出す。もっとも決定的に違うのはその時はひたすら敏感なところばかりを攻めていたところだ。
先ほど寝室に書類を忘れたことを思い出し、「休憩を兼ねて一時間で戻る」と寝室を覗くと、ソフィアのが自分の夜着を愛おしそうに抱きしめて「クロード……会いたい」と呟いているところだった。
あまりの愛らしさにそのまま押し倒したくなったが、恥ずかしさからかソフィアが「何もしていない」と言って嘯いたので、それを口実に仕置きを楽しむことにした。クロードからみてソフィアは背を向けた格好になっていたが、ソフィアの正面に鏡があったのを失念したらしい。
「何もしていない」と言い張るソフィアは可愛らしく笑いだしそうになるのをこらえるのが大変だった。
ライナスに伝えた時間はとうに過ぎているため、今頃ライナスは怒り狂っているだろう。だがクロードが戻ってくるのと入れ違いでライナスに来客対応の予定になっているはずだから、あと一時間は問題ない。
ソフィアの白い肌には赤い跡がところどころに鮮やかに咲いている。ソフィアが我に返ったら「マリアに着替えを手伝ってもらえない!」と顔を真っ赤にして怒るのだろう。
胸を揉みしだき、舌を這わせるが頂にはけして触れることはない。すうっとクロードが内ももに手を滑らせると、
「あんっ……!」
ソフィアは背中をびくん、と弧に反らせた。あふれ出た愛液が内ももにまでとろりと伝う。
「真実を口にする気になったか?」
「言う!言いますから!
……お願い、イかせて」
イキそうでイケないことにもう我慢ができなくなったらしい。涙目のソフィアの訴えにクロードはふ、と口元に笑みを浮かべた。
「聞いてやる」
この間もクロードの手はソフィアの胸を揉みしだいているままだ。舌は細く締まったウエストを舐めあげている。
「クロードと離れているのが寂しくて……んんっ。夜着があったので抱きしめてしまいました。あぁ……!嘘を申し上げてすみません」
「……もう私を謀ろうなどと愚かな考えはしないと誓うか?」
「誓います!誓いますからぁっ。お願い……クロード!」
「いい子だ」
クロードの唇が下りてきて、ソフィアの口をふさぐ。
「あ……!んんぅ……」
甘いキスにソフィアの顔が蕩ける。
ソフィアは自分では気づいていないようだが、キスが好きだ。だから仕置きの一環としてわざとキスもしなかった。責め苦を始めてから初めての待ち望んだキスに陶酔しているようだ。
舌を絡めわざとちゅ、ちゅと音を立てるようにしてやると、恥ずかしながらも感じているのが愛らしい。
「……入れてやろう」
クロードはソフィアにキスをしながら、ベルトを外しすでに高ぶった自身を取り出した。一気にソフィアの花唇を最奥まで貫く。十分すぎるほど濡れそぼった花弁は、クロードの分身をやすやすと受け入れた。
「ああ……!」
ようやく望んでいた刺激を与えられ、ソフィアは声をあげて背中をそらせた。焦らしすぎたせいで、入れただけでイってしまったらしい。
「イッたか?」
「は……はい……」
ソフィアはまだ官能の波の中にいるらしく、ぼんやりとした顔で返事をした。
「そうか。では褒美をやらねばな」
「え?でも私、もうイって……クロード、執務は……?」
クロードの言葉にソフィアは我に返ったらしい。
「執務は後でよい。……付き合ってもらうぞ」
「仕置きだと言っただろう。そなたが真実を口にしない限りずっと続ける」
クロードの絶え間ない責苦に寝室にはソフィアの嬌声が響いていた。
愛撫は一時間は続いているだろう。耳、首筋、胸、背中、足……体のありとあらゆる場所を舌や手を使って快楽を与えるが、決定的な快感を与えないように敏感な部分をクロードはわざと避けていた。
このように愛撫だけを続けていると、婚約中にソフィアの純潔を奪わないままでひたすら快楽を与えていたことを思い出す。もっとも決定的に違うのはその時はひたすら敏感なところばかりを攻めていたところだ。
先ほど寝室に書類を忘れたことを思い出し、「休憩を兼ねて一時間で戻る」と寝室を覗くと、ソフィアのが自分の夜着を愛おしそうに抱きしめて「クロード……会いたい」と呟いているところだった。
あまりの愛らしさにそのまま押し倒したくなったが、恥ずかしさからかソフィアが「何もしていない」と言って嘯いたので、それを口実に仕置きを楽しむことにした。クロードからみてソフィアは背を向けた格好になっていたが、ソフィアの正面に鏡があったのを失念したらしい。
「何もしていない」と言い張るソフィアは可愛らしく笑いだしそうになるのをこらえるのが大変だった。
ライナスに伝えた時間はとうに過ぎているため、今頃ライナスは怒り狂っているだろう。だがクロードが戻ってくるのと入れ違いでライナスに来客対応の予定になっているはずだから、あと一時間は問題ない。
ソフィアの白い肌には赤い跡がところどころに鮮やかに咲いている。ソフィアが我に返ったら「マリアに着替えを手伝ってもらえない!」と顔を真っ赤にして怒るのだろう。
胸を揉みしだき、舌を這わせるが頂にはけして触れることはない。すうっとクロードが内ももに手を滑らせると、
「あんっ……!」
ソフィアは背中をびくん、と弧に反らせた。あふれ出た愛液が内ももにまでとろりと伝う。
「真実を口にする気になったか?」
「言う!言いますから!
……お願い、イかせて」
イキそうでイケないことにもう我慢ができなくなったらしい。涙目のソフィアの訴えにクロードはふ、と口元に笑みを浮かべた。
「聞いてやる」
この間もクロードの手はソフィアの胸を揉みしだいているままだ。舌は細く締まったウエストを舐めあげている。
「クロードと離れているのが寂しくて……んんっ。夜着があったので抱きしめてしまいました。あぁ……!嘘を申し上げてすみません」
「……もう私を謀ろうなどと愚かな考えはしないと誓うか?」
「誓います!誓いますからぁっ。お願い……クロード!」
「いい子だ」
クロードの唇が下りてきて、ソフィアの口をふさぐ。
「あ……!んんぅ……」
甘いキスにソフィアの顔が蕩ける。
ソフィアは自分では気づいていないようだが、キスが好きだ。だから仕置きの一環としてわざとキスもしなかった。責め苦を始めてから初めての待ち望んだキスに陶酔しているようだ。
舌を絡めわざとちゅ、ちゅと音を立てるようにしてやると、恥ずかしながらも感じているのが愛らしい。
「……入れてやろう」
クロードはソフィアにキスをしながら、ベルトを外しすでに高ぶった自身を取り出した。一気にソフィアの花唇を最奥まで貫く。十分すぎるほど濡れそぼった花弁は、クロードの分身をやすやすと受け入れた。
「ああ……!」
ようやく望んでいた刺激を与えられ、ソフィアは声をあげて背中をそらせた。焦らしすぎたせいで、入れただけでイってしまったらしい。
「イッたか?」
「は……はい……」
ソフィアはまだ官能の波の中にいるらしく、ぼんやりとした顔で返事をした。
「そうか。では褒美をやらねばな」
「え?でも私、もうイって……クロード、執務は……?」
クロードの言葉にソフィアは我に返ったらしい。
「執務は後でよい。……付き合ってもらうぞ」
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