優等生と劣等生

和希

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3rdSEASON

魅惑の夜?

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(1)

「じゃあ、出かけるときは火の元、戸締り忘れずにね。」
「分かってるって」

毎年の事だろ?

「じゃあ、行ってくるね」

井上家とは縁切りしたとはいえ、実の親の元に帰るのは普通の事なんだろう。
僕と愛莉は、実家へ帰る両親を見送ると、家に戻る。

「さ~て寝るか……」

ぽかっ

「私これから朝食の準備なんだけど」
「休みなんだしゆっくりしようよ」
「生活リズムの乱れはよくないんだよ~」

下手に反抗したら愛莉はすぐに拗ねる、何かいい方法はないものだろうか?

「愛莉、今日から親いないんだよ」
「そうだね~」
「愛莉の親もいないんだよな」
「うん」
「思いっきりいちゃつける……」

ぽかっ

「そうやって私までいっしょに寝させようとする魂胆見え見えなんだから」

いけると思ったんだけどな。

愛莉が朝食を作るからと言って僕が出来ることは無く、ただ忙しく働く愛莉を見守ってることくらいしかできなかった。
それも愛莉が「リビングでテレビでも見てて~、出来上がったら呼ぶから」と言えば、それに従うしかなく、自分で入れたコーヒーを飲みながらリビングでテレビを見ていた。
朝の番組と言えばもう定番のニュース番組をやりたいのか何かの宣伝をやりたいのか良く分からない番組しかやっておらず、時間的にはちょうどいいドラマを見ていた。
愛莉が「朝食が出来たよ~」と言えば、テレビを消してダイニングに移動し、朝食のトーストを齧る。
朝食が終われば、愛莉は食器を洗いだす。流石にそれは手伝うよと言うも「冬夜君はのんびりしてていいよ」と言われ、結局リビングでテレビを見る。
愛莉も片づけが終わるとリビングのソファに並んで座り、一緒にテレビを見るものの朝の番組程つまらないものはなく、元々テレビを見る習慣のない僕にとっては退屈以外の何物でもなかった。

「愛莉部屋に上がらないか?」
「変な事考えてるかゲームしたいと思ってるんでしょ?や~だよ」
「それも否定はしないけど、でもこのままテレビ観てても退屈だし冬休みのうちにやっておく課題とかもあるだろ?」
「……変なことしない?」

愛莉が拒絶するなんて珍しいな。噂に聞く「あの日」ってやつなのかな?

ぽかっ

「今変な事考えたでしょ!そうじゃないから。ただするなら夜が良いって思っただけ」
「じゃあ、夜まで我慢するから」

まあ、元々そんなにがっついてる方でもないんだけどね。朝からするってどんな気分なんだろうって思ったから言っただけで。拘ってもいなかったし、何よりこの退屈な日常から脱出したいから愛莉の要求をのんだ。

「ゲームしちゃいやだよ?」
「分かってるって」
「勉強もほどほどにだよ?」
「大丈夫だよ」

最近分かった事。頭を撫でてやると猫の様に大人しくなる。それが可愛くて仕方がない。愛莉の制止が無ければこのまま抱きしめてやりたいくらいだった。


自分の部屋に戻るとまず勉強道具を用意しテーブルに並べる。そして課題にとりかかろうとしたのだが、愛莉に取り上げられる。

「私には今日は休みだって言っておいて自分はお勉強ですか?」
「また試験前に必死になるのが嫌だから……」

手を付けられるところはつけておきたい、そう言ったのだけど愛莉には聞き入れてもらえなかったようだ。

「冬夜君の勉強のスケジュールは私がしっかり管理してるから安心して」

まあ、愛莉に任せていれば大丈夫なんだろうけど。するとやることが無いぞ?
愛莉は僕の隣に座り、僕にもたれかかる。あれ?昼間はいちゃつかないんじゃなかったんじゃないか?
そんな疑問をよそに愛莉はテレビをつける。

「そういうことは夜まで待ってとはいったけど、いちゃつかないとはいってませ~ん」

愛莉は嬉しそうに言う。

「本当は私もこういう休日憧れてたの。春とかだったら散歩したりも良いかなと思ったけど今寒いもんね」
「いいのか、ほんとうにこんなので……どっか遊び行ったりしたくないのか?」
「じゃあ、遊びには行かないけど連れて行ってもらおうかな?」
「どこに?」
「買い物、スーパーまで、ご飯の準備しなくっちゃ」
「そんなのでいいのか?」

それじゃ結局愛莉を働かせることになるんじゃないのか?愛莉休めないだろ?
しかし愛莉はにこりと笑うと、僕にこう言った。

「冬夜君と買い物楽しいよ。雰囲気だけで楽しいの。周りの人達と同じなんだなぁって。そんな幸せな気分中々味わえないから」

些細な事に幸せを感じる娘だとは思っていたけど、そんなことにまで満足感を得ることが出来るのか。どれだけ健気な娘なんだろう。

「そんな事とか悲しいこと言わないで、毎日を平穏無事に過ごせることが楽しいんだから。……あ、その代わり」
「その代わり?」
「大みそかには冬夜君も働いてもらうからね。冬夜君に綺麗にして欲しいところあるし。男手必要だから」
「わかった」
「その代わり美味しいお蕎麦つくってあげるから」
「それは楽しみだな」

そうして、のんびりと年越しを迎えるはずだったのだけど、ある日のメッセージがそれを変えるのだった。

「私瑛大と別れる!!」

さすがに、僕と愛莉は驚いた。良く喧嘩する二人だったけど。放ってはおけず「落ち着いて」と指原さんを宥めるも全然聞かず、どうしたものかと考えていたところ、渡辺君が緊急招集をかけるのだった。

(2)

その日も普通に瑛大の家にお邪魔してた。
瑛大は相変わらずだらしない生活を送っていた。
それを定期的にチェックして部屋とかを掃除して、まったり過ごしていれば、冬の寂しさも消え失せる。そう思っていた。
ある日瑛大がシャワーを浴びているうちに上着とかを洗濯してやろうと、拾っていたらポケットからライターが落ちた。
またタバコ隠れて吸ってるんだな。しょうがない奴だと拾ってみれば、ラメ色に輝くライターの刻印に体が凍った。

「キャバーカフェ」と店の名前が書かれてある。その下に小さくキャバクラと記されてあった。
付き合いだから仕方がない。そう言われればそれまでだけど、でもなんか許せない自分がいる。滅多に会えない夜にキャバクラに行っている。まだ未熟な私には受け入れがたい事実だった。
シャワーから出てきた瑛大に問い詰める。
ごめんの一言が欲しかった。もう行かないと一言で良かった。それがその場しのぎの嘘でもまだ私に愛情が残ってるんだよと証明してほしかった。
けれど……

「亜依には関係ないだろ!」

プチッ

頭の中で何かが弾ける音がした。

「関係ないだと!?この馬鹿!完全に浮気だろうが!」

浮気じゃない事くらい分かってる。でも許せなかった。まったく悪びれる様子もない瑛大が許せなかった。

「浮気とかじゃないって、ただ先輩と付き合いで行っただけだって『お前も一度くらい経験しとけ』ってさあ」

最初からそう言えば良いのにこの馬鹿は。しかしもう遅い。私の中で完全に頭に血が上ってた。許す気などさらさらない。

「関係ないって言ってたね。じゃあ私帰る。後はもう好きにしろ!」

そう言って鍵を置いて部屋を出ようとする私。

「待て、ゆっくり話しあおう!」

事の重大さにようやく気付いた瑛大は必死に私を呼び止めるが私は聞く耳持たない。瑛大の制止を振り切り家に帰った。
家に帰って一人泣いていた。瑛大と付き合っていても辛い事の方が多い。もうイヤだ。
あ、グループには報告しておかなきゃ……。報告する意味もなかったけど、誰かが止めてくれる……、慰めてくれる。そんな想いがあったのかもしれない。
案の定、皆が「待って」「何があったの?」「落ち着いて」と次々とメッセージが入ってきた。最後に「話聞いてやるから全員で話しあおう。みんな緊急招集だ」と渡辺君からメッセージが。
翌日、皆で会うことになった。
私みんなに迷惑かけてる?。少し冷静になってきた。本当に別れられる?皆にこの気持ち分かってもらえる?

悪いのは私?

そんな言葉すら脳裏をよぎった。皆で袋叩きに会うだろう、瑛大を可哀そうにすら思った。

(3)

「この馬鹿!!」

神奈の一言が店内に響き渡った。

「落ち着け音無さん」

落ち着き払っている渡辺君。彼はどうとも思っていないのだろうか?
男性から見れば当たり前の事なのだろうか?
それを示すかのように男性陣から非難の声が一つも聞こえてこない。

間違ってるのは私なの?

愛莉みたいな境地みたいに入れば風俗に行くことくらいどうってことないのかもしれない。そもそも片桐君がそんな店に行くわけがない。今更ながら羨ましいカップルだ。他のカップルも皆そんな感じなんだろう。私だけなんで瑛大なんだろう?
そんな感情がふつふつと湧いてきた、やっぱりだめだ……別れるしかないね。

「でも亜依も落ち着け、本当に嫌いになったのか?それなら止めやしないけど、本当は違うんじゃないのか?」
「それは……」

神奈に言われなくても分かってる、嫌いになんてなってない。皆とメッセージして冷静になって考えてみた。別れたくなんかない。でも私が折れるのってなんか違くない?

「私に今回は許せっていうの?」

許せばまた同じことを繰り返す。その事は今までも何度も繰り返してきた事。それは神奈だって知っている事でしょ?

「なあ、瑛大。お前本当に店に入ったのか?入ったとして何をした?」

渡辺君が瑛大に質問した。

「入口についてやばいと思った。『やっぱり帰る』とも言った。でも強引に引きずられて……。女の子にも興味なかったからテレビ観てた」

瑛大は神妙に話す。それをすべて信じろというのか?だから許してやれというのか?

「本当だよ亜依。何もなかった。女の子もそんなに綺麗じゃなかったし。化粧で誤魔化してるだけって言うかさ。だから許してよ。本当にごめん」

こいつは本当に一言多い、綺麗な女の子だったら何かするつもりだったのか?
その時静かに聞いていた木元先輩が口を開いた。

「瑛大君だっけ?君サークルの忘年会でもあったのかい?その時に行ったのかい?」

瑛大は黙ってうなずく。

「指原さん、僕からも頼むよ。今回は大目にみてやってくれないかな?彼はまだ経験不足だったんだよ。上手な断り方を知らない。多分言ってる事は本当だよ。きっと彼女がいるからの一言も言えなかったんだろう」
「それは男目線の言い訳ですよね?」
「そうかもしれない、実を言うと僕も初めての飲み会の時に誘われたことがあってね。上手く断れなかったんだ。あんまり好きじゃないんだけどね。1年生なら当然だよ。断れるはずがない」
「亜依、後悔しないか?そんな安っぽい女に負けてもいいのか?お前たちの絆ってそんなにもろいものなのか?」

神奈がそう言った。
そんなわけない。それなりに絆を繋いできたつもりだ。でもそれをいつも裏切るのは瑛大だ。

「瑛大を許せとは言わない。何かしら罰を与える必要はなると思う」

渡辺君が言った。
罰ってどんな罰?今後サークルの活動には参加しないとか?そんなの本当に実践するか保証はないよ。

「それを皆で考えようと思って今日招集をかけたんだ。何かいい案はないかな?」

渡辺君がそう言うと皆が考え始めた。別れるじゃなくてペナルティを与える手段。そんな都合の良いものがあるのかどうか?

「僕たちはサークル入ってませんからね……そういうのわからないですね」

石原君が言う通り皆サークルなんて入ってない。入る必要すらなかったから。

「あの、さ……」

片桐君がようやく口を開いた。
ハンバーグのソースが点いた口を紙ナプキンで綺麗に拭くと言った。

「まず根本的な話なんだけどキャバクラって何?行ったらいけない場所なの?」

その一言に皆から溜息が漏れる。

ぽかっ

「冬夜君、今日は特別だからパフェでも食べてていいよ」
「いや、でも気になるし……どんなところかくらい教えてくれても」

ぽかっ

「食べてようね♪」
「……はい」

片桐君はパフェを注文する。何しに来たんだろうか?

「キャバクラに行くのは絶対禁止!……が妥当な線だろうな」

渡辺君がそう言う。

「それでも行ったらどうするの?」と私は聞く。この男は絶対行くぞ。

すると木元先輩が言った。

「まあ、行くだろうね。言ったら一週間無視とかでいいけど、基本的に信じるしかないよ。それでも無理なら、許せないなら、別れるしかないね」

別れるの一言に私は怯えていた。別れると言い出したのは私なのに。

「それって男性目線ですよね。一週間も連絡しないなんて亜依の気持ち無視してませんか?」

愛莉がそう言うと木元先輩は肩をすくめた。

「でも、結局亜依が許容するか別れるの2択しかないと思う。誠はバレてないと思ってるけど、誠もキャバクラ程度なら行ってるんだよな。でも敢えて言わない。誠を信じてるから。ただの付き合いなんだって」

神奈はそう言うと、多田君は「何でバレてるんだ!?」と驚いていた。神奈は「香水の匂いとか偶にポケットの中に入ってるライターとかティッシュでわかるんだよ」と笑って言った。
この二人のような信頼関係を築きたい。その為には私が我慢するしかないのか……。

「指原さん、今回は大目に見てもらえないか?もし我慢できなくなったらまた相談してくれたらいい!その時はグループとして罰を与える。アフターフォローもするからさ」

渡辺君がそう言うと、私もそうするしかないのかと思った。

「亜依、本当に瑛大が好きなら耐えるしかない、信じるしかないんだ。それでだめならもう別れるしかない。また女子だけで集まってうさ晴らししてガス抜きしようぜ」

神奈がそう言うと私は結局折れた。

「……わかった」

結局耐えるしかないのか……。

「じゃあ、それで行こう。とりあえずは一か月間瑛大は飲み会禁止な」

渡辺君が言うと瑛大はがっくりと肩を落とす。

「そのくらいで落ち込んでるんじゃねーよ!亜依はもっとつらい思いしてるんだぞ!」と美嘉が言う。
「亜依ちゃん、必要だったら何時でも言ってね。それ用の調教もあるから」と恵美が言う。

片桐君はスマホで何かを検索していた。
大方調べてるんだろう。
あまり興味の無さそうな顔だったけど。
愛莉はなぜか、黙ってそんな片桐君を見て笑っていた。
この二人の絆はどれだけ強いのだろう?羨ましく思えた。

(4)

「あのさあ……」

その日の帰り冬夜君が運転をしながら話しかけてきた。

「どうしたの?」

冬夜君は今日の話を自分なりに悩んでいたようだ。その考えは分かっている、分っているからこそ私は笑顔でいられた。

「どうして、女性とドリンク飲むのにお金を払うの?しかも大金はたいて。同じ額の分愛莉と食事してた方がよっぽど楽しいと思うんだけど?意味が分からない」

ぽかっ

「冬夜君はそれでいいの。考える事ないんだよ。気にしない気にしない」
「そうか……僕が恵まれてるだけなのかな?って思ったんだけど」
「そうだね、冬夜君は恵まれてるんだね」

そう言ってもらえる私も恵まれてるよ。

「たださ……隠し事はしたくないから。愛莉には正直に言うね」

え……どうしたの?急に改まって。

「キャバクラはあんまり興味ないんだけど。他の風俗っていうの?それにはちょっとだけ興味あるかな?」

……。

「だってさ、お金払ってまでしたいってどんなことしてくれるのかな?ってなんとなく分からなくてさ」

ぽかぽかっ!

「冬夜君の馬鹿!!そんなのわからなくたっていいの!ネットで調べればわかるでしょ!」
「でもそれを実感することはできないだろ!?ただドリンク飲むだけなら愛莉と飲んだ方が楽しいけど」
「うぅ……冬夜君が興味もたなくてもいいの!」
「だから行ってみたいとは言ってないだろ!ただ何となく気になっただけ……」
「誠君にでも聞いてみたら!?」
「あ、そっか」

……冬夜君の馬鹿!
そんなにしたいんだったら言ってあげたらしてあげますよ。……普通のだってそんなに興味持たないくせにどうしてそういうところに食いつくかな。
その時冬夜君のスマホが鳴った。ハンズフリーで電話に出ると誠君の声がした。

「もしもし?」
「あ、冬夜今電話いいか?」

冬夜君は私の顔を見るが、私はちょっと不貞腐れていたのでそっぽを向いた。

「……別にいいけどどうかした?」
「……お前今日キャバクラの事知らないみたいだったから教えてやろうと思ってさ」

その話は聞きたくない!

「それはスマホで調べてみたけどあんまり興味湧かなかったからいいよ」
「じゃあさ、他の風俗はどうだ?泡風呂とかピンサロとかデリヘルとか……」

冬夜君がまたも私の顔を見る。私は冬夜君を思いっきり睨みつけた。

「悪いが、その話はまた今度にしてくれないか……いてっ!」

ぽかっ!

「今度じゃなくて永遠にしなくていいから!!」
「と、遠坂さん一緒に聞いていたの!?いてっ!!」
「この馬鹿が!人がいない間にトーヤにいらない事吹き込みやがって!トーヤ!!この馬鹿の言う事真に受けるんじゃないぞ!」
「あ、ああ……」
「愛莉も聞いてるんだったな。この馬鹿には良く言っておくから気にするなよ」
「うん」

そこで電話は終わった。

「愛莉……心配しなくても絶対行かないから……ごめん」
「絶対行かないのにまた話しようってどういうことなのかちゃんと説明してもらおうかな」
「誠行ってみたことあるみたいだし、体験談聞いてみたかったんだよ」
「体験したいなら……してあげないこともないけど?」
「愛莉したことあるのか?」

あるわけないでしょ!バカ!!その事を一番理解してるのは冬夜君でしょ!

「あるわけないの一番知ってるくせに……私が浮気してるとでも思ってるわけ?」
「あ、いや……そうだったな」
「冬夜君がお望みの事を勉強してくるよ。何がしたいの?」
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「何でもするから、本当にごめんって」
「なんでもするって言ったよね?」
「う、うん」

じゃあ、してもらおうじゃない。車の中では運転に集中してもらいたいし。後で言うね。

「とりあえず家に帰ろう?」
「わかった……」

帰ったら思いっきり甘えてやるんだ。冬夜君の世界に無理にでも入ってあげるんだから。さっきまで思ってたこと全て吹き飛ばすくらい素敵な色に染めてあげるからね。
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