微睡み喫茶のバクは夢を食べない
『私は悪夢、というか夢を食べない。食べられないんです。私は――少食で悪食ですから』
深夜零時。悪夢を食べないバク「夜霧」が店主を勤める喫茶店には、悪夢に関する悩みを持つ人々が客として導かれる。夜霧は人の夢から生まれた花を「お茶」にして人々に提供していた。彼のお茶によってお客は癒され、現実世界では穏やかに眠ることができるようになる。
しかし何故、夜霧は悪夢を食べられないのか。
それは彼の店で働く少年「玲」との過去にあった。
これは人の「夢」をめぐる、苦くて甘い物語。
深夜零時。悪夢を食べないバク「夜霧」が店主を勤める喫茶店には、悪夢に関する悩みを持つ人々が客として導かれる。夜霧は人の夢から生まれた花を「お茶」にして人々に提供していた。彼のお茶によってお客は癒され、現実世界では穏やかに眠ることができるようになる。
しかし何故、夜霧は悪夢を食べられないのか。
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退会済ユーザのコメントです
最後を見届けていただき、ありがとうございました!
元々心優しいバクだったからこそ、起こしてしまったことに対する罪悪感も相当なものだったと思います。
これからどんな未来が待っているかは分かりませんが、いつか夜霧と玲が仲良くお茶を飲む日が来るのだと信じたいですね。
素敵な感想励みになりました!
ありがとうございました!
不思議な喫茶店の物語
夜霧さんと玲君、そんな関係性だったとは
玲君、ゆっくり無理なく、いつか記憶を取り戻せると良いですね
ミステリアスな夜霧さんの正体は、何ともお上品なバクさん!
ほっこりしていてじんわり、それでいてほんのり切なくちょっぴりビター
優しい時間をどうもありがとうございました
最後まで読んでくださってありがとうございました!
玲には無理なくゆっくり「大きく」なっていってほしいと思います。夜霧はこれからも、複雑な夢の味を愛していくのでしょう。
感想までいただき、本当にありがとうございました!
最後まで読ませていただきました。
心の中にじんわりと切なさと温かさが広がるお話でした。
夜霧さんと玲くんの過去は、とても辛いけれど、人はそういうことをいくつも乗り越えて、乗り越えなくても忘れる努力をしたり、別の方向へ向いたりして、なんとか未来へ歩いていく。
夜霧さんは、それをそっと見守ってくれているに違いないです。
今日、眠るのが楽しみになりました。素敵なお話をありがとうございました。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
夜霧と玲のこれからはまだ何も分かりませんが、これからも彼らはこのお店にいます。
そして、玲の明るさと確かに持っている希望、それを見守っていく夜霧の優しさを感じていただき嬉しいです。
丁寧な感想、誠にありがとうございました。
第1話読了しました。
怪しげな喫茶店なのに、どこか吸い込まれそうな魅力があって。
夜霧さんのお茶、私も飲みたいです!
悪夢を食べるのではない……という変わったバクさんの過去がとっても気になりました(*´ 艸`)
読んでくださり、ありがとうございます!
前々から書きたかったちょっと怪しげな喫茶店もの?これから夜霧の過去や想いなどもあかされてきますので、ゆっくりお付き合いいただけますと幸いです。
夜霧のお茶、飲みたくなるように書けていて良かったです!