微睡み喫茶のバクは夢を食べない
『私は悪夢、というか夢を食べない。食べられないんです。私は――少食で悪食ですから』
深夜零時。悪夢を食べないバク「夜霧」が店主を勤める喫茶店には、悪夢に関する悩みを持つ人々が客として導かれる。夜霧は人の夢から生まれた花を「お茶」にして人々に提供していた。彼のお茶によってお客は癒され、現実世界では穏やかに眠ることができるようになる。
しかし何故、夜霧は悪夢を食べられないのか。
それは彼の店で働く少年「玲」との過去にあった。
これは人の「夢」をめぐる、苦くて甘い物語。
深夜零時。悪夢を食べないバク「夜霧」が店主を勤める喫茶店には、悪夢に関する悩みを持つ人々が客として導かれる。夜霧は人の夢から生まれた花を「お茶」にして人々に提供していた。彼のお茶によってお客は癒され、現実世界では穏やかに眠ることができるようになる。
しかし何故、夜霧は悪夢を食べられないのか。
それは彼の店で働く少年「玲」との過去にあった。
これは人の「夢」をめぐる、苦くて甘い物語。
あなたにおすすめの小説
~後宮のやり直し巫女~私が本当の巫女ですが、謂れのない罪で処刑されたので後宮で人生をやり直すことにしました
深水えいな
キャラ文芸
明琳は国を統べる最高位の巫女、炎巫の候補となりながらも謂れのない罪で処刑されてしまう。死の淵で「お前が本物の炎巫だ。このままだと国が乱れる」と謎の美青年・天翼に言われ人生をやり直すことに。しかし巫女として四度人生をやり直すもののうまくいかず、次の人生では女官として後宮入りすることに。そこで待っていたのは後宮で巻き起こる怪事件と女性と見まごうばかりの美貌の宦官、誠羽で――今度の人生は、いつもと違う!?
後宮に棲むは、人か、あやかしか
由香
キャラ文芸
後宮で消える妃たち。
それは、あやかしの仕業か――人の罪か。
怪異の声を聞く下級女官・鈴華と、
怪異を否定する監察官・凌玄。
二人が辿り着いたのは、
“怪物”を必要とした人間たちの真実だった。
奪われた名、歪められた記録、
そして灯籠に宿るあやかしの沈黙。
――後宮に棲むのは、本当に人ならざるものなのか。
光と闇が交差する、哀切の後宮あやかし譚。
後宮祓いの巫女は、鬼将軍に嫁ぐことになりました
由香
キャラ文芸
後宮で怪異を祓う下級巫女・紗月は、ある日突然、「鬼」と噂される将軍・玄耀の妻になれと命じられる。
それは愛のない政略結婚――
人ならざる力を持つ将軍を、巫女の力で制御するための契約だった。
後宮の思惑に翻弄されながらも、二人は「契約」ではなく「選んだ縁」として、共に生きる道を選ぶ――。
後宮薬師は名を持たない
由香
キャラ文芸
後宮で怪異を診る薬師・玉玲は、母が禁薬により処刑された過去を持つ。
帝と皇子に迫る“鬼”の気配、母の遺した禁薬、鬼神の青年・玄曜との出会い。
救いと犠牲の狭間で、玉玲は母が選ばなかった選択を重ねていく。
後宮が燃え、名を失ってもなお――
彼女は薬師として、人として、生きる道を選ぶ。
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
『最後に名前を呼ばれた日、私はもう妻じゃなかった』
まさき
恋愛
「おい」「なあ」
それが、夫が私を呼ぶときの言葉だった。
名前を呼ばれなくなって三年。
私は、誰かの妻ではあっても、もう“私”ではなかった。
気づかないふりをして、耐えて、慣れて、
それでも心は、少しずつ削れていった。
——だから、決めた。
この結婚を、終わらせると。
最後の日、彼は初めて私の名前を呼ぶ。
でも、その声は、もう届かない。
雪嶺後宮と、狼王の花嫁
由香
キャラ文芸
後宮に降る雪は、呪いではなく嘆きだった。
巫女として献上された少女セツナは、
封じられた狼王の“花嫁”としての前世を思い出す。
人と妖、政と信仰の狭間で、
彼女が選ぶのは従属ではなく均衡。
雪嶺を舞台に描く、異種婚姻×後宮伝承譚。
完結おめでとうございます!✨
玲くんのためにしたことが玲くんを壊してしまった……夜霧さん、すごく辛かったでしょうね……(´;ω;`)
玲くんの幸せを願って夜霧さんに玲くんを託したお母さんも、すごく優しくて強い人だと思いました。喫茶店で幸せそうにしている玲くんの夢の花で作ったお茶を、いつか玲くんと夜霧さん二人で飲んでほしいですね。
ほろ苦いけれど、飲み干したくなる。そんなじんわりできる素敵な読後感のお話をありがとうございました。
最後を見届けていただき、ありがとうございました!
元々心優しいバクだったからこそ、起こしてしまったことに対する罪悪感も相当なものだったと思います。
これからどんな未来が待っているかは分かりませんが、いつか夜霧と玲が仲良くお茶を飲む日が来るのだと信じたいですね。
素敵な感想励みになりました!
ありがとうございました!
不思議な喫茶店の物語
夜霧さんと玲君、そんな関係性だったとは
玲君、ゆっくり無理なく、いつか記憶を取り戻せると良いですね
ミステリアスな夜霧さんの正体は、何ともお上品なバクさん!
ほっこりしていてじんわり、それでいてほんのり切なくちょっぴりビター
優しい時間をどうもありがとうございました
最後まで読んでくださってありがとうございました!
玲には無理なくゆっくり「大きく」なっていってほしいと思います。夜霧はこれからも、複雑な夢の味を愛していくのでしょう。
感想までいただき、本当にありがとうございました!
最後まで読ませていただきました。
心の中にじんわりと切なさと温かさが広がるお話でした。
夜霧さんと玲くんの過去は、とても辛いけれど、人はそういうことをいくつも乗り越えて、乗り越えなくても忘れる努力をしたり、別の方向へ向いたりして、なんとか未来へ歩いていく。
夜霧さんは、それをそっと見守ってくれているに違いないです。
今日、眠るのが楽しみになりました。素敵なお話をありがとうございました。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
夜霧と玲のこれからはまだ何も分かりませんが、これからも彼らはこのお店にいます。
そして、玲の明るさと確かに持っている希望、それを見守っていく夜霧の優しさを感じていただき嬉しいです。
丁寧な感想、誠にありがとうございました。
第1話読了しました。
怪しげな喫茶店なのに、どこか吸い込まれそうな魅力があって。
夜霧さんのお茶、私も飲みたいです!
悪夢を食べるのではない……という変わったバクさんの過去がとっても気になりました(*´ 艸`)
読んでくださり、ありがとうございます!
前々から書きたかったちょっと怪しげな喫茶店もの?これから夜霧の過去や想いなどもあかされてきますので、ゆっくりお付き合いいただけますと幸いです。
夜霧のお茶、飲みたくなるように書けていて良かったです!