微睡み喫茶のバクは夢を食べない

『私は悪夢、というか夢を食べない。食べられないんです。私は――少食で悪食ですから』

深夜零時。悪夢を食べないバク「夜霧」が店主を勤める喫茶店には、悪夢に関する悩みを持つ人々が客として導かれる。夜霧は人の夢から生まれた花を「お茶」にして人々に提供していた。彼のお茶によってお客は癒され、現実世界では穏やかに眠ることができるようになる。

しかし何故、夜霧は悪夢を食べられないのか。
それは彼の店で働く少年「玲」との過去にあった。

これは人の「夢」をめぐる、苦くて甘い物語。
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