屋根裏の魔女、恋を忍ぶ

――大好き。

決して、叶わない恋だとわかっているけど、夢で想うだけで、幸せです。

と思ってただけなのに、なんで、こんなことに……。



ワケあって、伯爵邸の屋根裏に引き籠るリリアーナは、巷では魔女だと噂されていた。

そんな中、社交界の華と呼ばれる姉とその婚約者である公爵が、晩餐で毒を盛られた。
「犯人はリリアーナ」と誰もが言い、暗殺計画まで持ち上がっている様子。
暗殺を命じられたのは、わたしを冷然と見やる、片想いの相手。

引き籠り歴十二年。誰よりも隠れ暮らすのは得意。見つからないように隠れて逃げ続け、生き延びてみせる! と決意したのも束の間、あっさりと絶体絶命に陥る。

諦めかけたその時、事件が起こり……?

人の顔色伺い過ぎて、謎解き上手になった小心者令嬢と不器用騎士が、途中から両片想いを拗らせてゆくお話です。


暗ーい感じで始まりますが、最後は明るく終わる予定。『ざまぁ』はそれほどありません。





 ≪第二部≫(第一部のネタバレややあり?)

 幼いレイモンドとその両親を乗せた馬車が、夜の森で襲われた。
 手をくだしたのは『黒い制服の騎士』で――――――。


 一方、幸せいっぱいのロンサール邸では、ウェイン卿とノワゼット公爵、ランブラーとロブ卿までが、ブランシュとわたしを王都から遠ざけようとしているみたい。

 何か理由があるの?

 どうやら、わたしたち姉妹には秘密にしたいほど不穏な企みが、どこかで進行しているようす。
 その黒幕は、毒蛇公爵の異名をとるブルソール国務卿?
 それとも、闇社会を牛耳る裏組織?

 ……いえいえ! わたしのような小娘が首を突っ込むような問題じゃありませんとも。
 そんなことは騎士の皆様にお任せして、次の社交シーズンに向けて頑張ろうっと。
 目標は、素敵で完璧なウェイン卿の隣に立つにふさわしい淑女になること!
 
 だけど、あら?

 わたし、あることに気がついちゃったかも……?

 

 あまあま恋愛×少しファンタジー×コージーミステリーなお話です。
 
 登場人物たち悩み抜いて迷走しますが、明るく完結予定です。


 不定期更新とさせていただきます。



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