この世の片隅で

「この世の片隅で」

5000年前、人間は魔法も魔力も知らず平穏に過ごしていた。
ある日、魔法使いのカフカという男が「人間に魔力を埋め込むとどうなるか」という疑問を呈した。

カフカ、キキョウ、ゼファーという3人の魔法使いは、それを実現させるも、埋め込むことには成功したが、人間は魔力暴走を起こし、魔力暴走で命を尽きる人間が絶えなかった。

現在――2007年では、人間が魔力を持ち合わせて産まれるのは当然なこととなった、そして魔法界では魔法使い不足が大きな問題となっていた。