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3章 堕とされる嫁
14、男の正体※※
しおりを挟む⬛︎ルークサイド
「あ、あ、あ、あ゙あ゙あ゙ーーーーーーーーーっ!!!」
嘘だ、嘘だ、嘘だァァアアアア!
全力で暴れる。手や足を振り上げ、抱きしめる腕の中から必死に逃げ出そうと暴れた。それなのに、上から抑え込まれると簡単に組み敷かれてしまう。
暴れる度に、中に入っているペニスが、結腸口を抉ってきて甘く身体が震えてしまい思うような抵抗が出来なかった。
いやぁあぁ、なんでこんなことに・・・っ!!?
嘆いていたため、アスの行動に気が付かず、気がついた時には顎を取られ唇を奪われてしまった。咄嗟に口を閉じて抵抗するが、背中を触られ、ビクンと身体が跳ねてしまう。達したばかりの身体は、与えられる刺激に素直に反応を返してしまい、必死に身体をばたつかせる。
その度に咎めるように弱い場所を触られ、思わず喘いだ瞬間、すかさず舌を差し込まれてしまった。
舌を絡めようとするアスに、必死に逃げるけど、無理やり絡みつかれて口の中を思う存分貪られてしまう。上から唾液を流し込まれ、飲みたくもないのに苦しくなって飲むしか無かった。
初めてキスをするような拙く気持ちよくもない自分勝手な口付け。時々ガツガツと前歯が当たって痛みを感じ、早く開放されたかった。
必死に鼻で息をして、嵐が過ぎ去るのを待つ。
やっと唇が離れた時には、酸欠ではふはふと肩で呼吸する。
それなのに、アスは俺の顔に近づいてきて、顔を必死に背けるが、また顎を取られてしまった。ギュッと唇を引き締めてると、口元にキスをされる。あ、キスじゃなかったと安堵したが、そこに何があるのかを理解した途端、必死に身体をばたつかせた。
今度は、スッと顔を離され、キッとアスを睨みつける。
「お前は、何をしているかわかっているのか?!俺はお前の母親なんだぞ!
こ、こんなことをして・・・っ、は、早く俺から離れろ!」
怒鳴ると腹に力が入ってしまって、否が応にもアスのペニスをまざまざと感じ取ってしまう。早く、これを抜かなければ!
それなのに、アスは、喉を鳴らしながら笑っていた。
この男は、本当に俺の息子なのか?見た目は、アスそっくりだが、あの子は俺にこんな酷いことはしない。
ううっ、リオンそっくりの金色の髪、青い瞳、そして顔。体格は俺に似たけど、それ以外はそっくりだ。
「聞いているのか?!おい、アス!」
「聞いているよ、母さん。でも抜こうと思っても、俺のペニスを締め付けて離さないのは、母さんのほうじゃないか?」
アスの言葉にカッと全身が熱くなる。
信じられない・・・。アスが、俺にこんなことを言うなんて。
「ひゃあああっ!」
突然、結腸口を穿たれ、悲鳴が出た。弱い突きだったが、散々突かれ続けた身体は、心とは裏腹に快感を拾ってしまう。
「っや、やめろ!離せっ、アス、やめてくれ、俺を解放しろ!」
必死に身体を捻り、押しのけようとするが、逆に腕を取られ、ベッドに押し付けられてしまった。
「は、離せっ!」
不利な体勢だが、そう言いながら、押しのけようと力を込める。そんな俺に、信じられないことを言ってきた。
「母さんを、俺のものにする。」
何を言っているのか分からなかった。俺をアスのものにする・・・?
混乱する俺に、
「俺は、物心つく頃から母さんが好きだったんだよ。知らなかった?
好きだから、いつまでも雄っぱいを吸いたかったし、誰よりも俺をみて欲しかった。初めて精通を迎えた時脳裏に浮かんだのは、あられもない姿の母さんだったし、いつもおれが自慰の時のおかずは、母さんだ。
俺は、ルークを愛している。」
そんなことを言ってきた。アスが、俺をあいしている?何を言っている?リオンが、アスをマザコンとか言ってきていたが、まさか・・・あの時から俺のことを?
冗談だろ?!だって、俺は母親だぞ!そんなのありえないだろ!
でも、アスの顔は真剣そのもので、リオンと同じ青色の瞳には、俺に対する情欲の炎を灯していた。
何回もこの炎は、見たことある。フェンと同じ目・・・。タキやメリーちゃん、ベア・・・。俺を愛する男の目だ。
その瞳を見ていれなくなって、顔を背ける。まさか、アスまで俺をそんな目で見ていたのか・・・?
「ーーーーンンッ」
そんな俺に、咎めるようにまた結腸口を穿たれ、今度は歯を食いしばって悲鳴をあげることを阻止する。
「母さん、もう無かったことは出来ないんだよ?俺は、母さんがここにきてから、ずっとずっと母さんとセックスしてきたんだ。
何回も何十回も、こうやって・・・。最初は初めてで失敗もしちゃったけど、回数をこなしていく度に母さんが気持ちいい場所を知ることが出来たし、母さんからお尻をクイクイして強請られるのも最高だったよ♡」
「ち、違うっ!違う、俺はそんなことしていない・・・っ!」
頭を振って、否定する。俺だってアスが相手と分かっていたら、あんなことはしなかった!
リオンの悪癖がまたぶり返したと思ったんだ!まさか、自分の息子にまで巻き込むとは思わなかった!
「違わない。ほら、だって母さん、さっきから俺をギュッギュッって締め付けてくれる。精液を、絞り取ろうと強く甘く、切なそうにね。」
あれは俺じゃない、俺のせいじゃない、リオンが、リオンの変態が悪いんだ!
それなのに、アスは俺が自分を求めていると言葉にしてくる。
「もう、母さんは俺から逃げられない。ここに1人で来た時点で、俺のものなんだよ?
やっと、母さんをこの手にすることができた。」
違う、違う、違う!リオンが、触ってくれなかったからだ!アイツが、俺を抱いてくれていたなら、こんなところに1人で来なかった!
「俺は、リオンの嫁だ!アスのものにはなっていない!」
そう、俺はリオンの嫁で、番なんだ!誰にも俺たちの仲を引き離せない!
アスは、ふ~んと一言声に出すと、肘を曲げて身体を倒してきた。身構えた時、グリッ♡っと、亀頭が結腸口を突く。さっきから突いてくるけど、奥にはまだ入ってきていない。
これ以上、奥に入らせないようにしないと・・・。
「愛しているよ。
でも、突然そんなことを言われても、母さんは俺を受け入れてくれないだろ?だから、躰から落とすことにしたよ。
母さん、あんな奴のことなんて俺が忘れさせてやるから、安心して。」
なっ!反論しようと口を開いた時、腰を持たれ突き上げられた。しかも、連続でっ!
パンパンパンパン!
「・・・んっ、・・・っ、・・・んぁっ、ンンッ」
激しくピストンが開始され、腸壁を余すことなく突かる。前立腺や結腸口を力強く突かれ、ひっきりなしに身体に電流が流れていく。
かと思えば、今度は弱く突き上げ、疼くような快感を与えて、俺を翻弄してくる。
腕を押さえつけられているから、口を塞ぐことも出来ない。唇を噛み締めて、声が出るのを我慢した。絶対、屈してたまるか!
アスは、そんな俺を笑い、腕の拘束を外すと、今度は鼠径部を持ち、激しく突き上げてきた。緩急つけて責め立てるその腰使いに、身体は甘く蕩けてしまう。
ズジュンズジュン、グチュグチュ、グポッグポッ!
最初から、激しく責め立てられ、奥深くまで犯される。リオンではない男に・・・。尻に、リオンにはない陰毛、そして大きい陰嚢がペチンペチンと打ち付けられ、アスという存在を思い知らされていく。
それだけでも嫌なのに、アスは俺の背中に覆いかぶさってきた。
リオンではない、逞しい筋肉質な体躯。俺より巨体で、包み込むように抱かれると、その厚い胸板、俺以上に硬く盛り上がった腹筋、それらを意識させられてしまう。
必死に声が出ないように頑張るけど、甘く痺れるような快感がひっきりなしに俺を襲ってきて、我慢できなくなる!俺を腕の中に閉じ込め、細かく胎内を突きながら、背中やうなじにキスを落とさせると、アスをギュッと締め付けてしまう。
なんで、そんな反応をしてしまうのか、自分の身体なのに、信じられない!
認めたくないっ!
マットに顔を埋めて、快楽に溺れそうになる身体を戒める。それなのに、アスが俺の顔を無理やり横にすると、また唇を奪われた。口の中に舌を入れられ、歯列や上顎、舌先をチロチロ舐めると、今度はねっとりと舌に絡みついてくる。
嫌なのに、舌を噛めない・・・!今舌を噛めば、離れていくのに・・・。なんで?自分の息子だから?それとも・・・?
アスは、さっきのキスとは違って俺の反応を見ながら、快感を引き出そうとしている。学習能力が高い・・・っ!腰に痺れるような快感が走ってしまう!
「ひゃあっ、あん、あんあん、あ、あ♡ンンンッ♡」
気がついたら、甘い悲鳴をあげていた。抵抗しないといけないのに、身体がまだ痺れて動かない。
唇がチュポッと離されると、銀色の糸がアスとの唇と結ばれてる。糸が出来るほど濃厚に口付けられたと思うと顔が熱くなってしまう。
結腸口を緩く突き上げられ、糸がプツンと切れた。それを少し残念に思ってしまって、俺は何を考えているんだと焦る。アスはそんな俺には気が付かなかったから、ホッと胸を撫で下ろした。
抱きしめられたまま、トントンと突き上げられる快感に、身体を震わせていると、突き上げが突然止められると、背中にまた口付けを受ける。
熱がこもった身体は、その口付けに甘い吐息を吐いてしまう。背中の至るところに啄むようなキスをされ、時々強く吸いつかれた。恐らくアスによってキスマークを付けられたのだ。
強く吸われる度に、俺の口からは、悲鳴が漏れてしまう。
はぁはぁはぁ♡♡♡
身体が熱い・・・こもるような熱が、全身を駆け巡って暴れているようだ。さっきから、アスのペニスをキュンキュン締め付けてしまう。これで、思う存分突き上げて欲しいのに・・・。
え?俺何を・・・っ!熱に浮かされたとはいえ、なんてことを!
今のこの現状を受け入れそうになっている自分に恐怖した。でも、この硬いペニスで、結腸口を突かれる快感を知った今、長い間抗うことが難しい。早く、ここから抜け出さないとっ!
・・・っ♡♡♡
あん♡い、今ぁ、ビクンと跳ねてくれたぁ♡あ、あん♡またぁ♡♡
だ、だめぇ・・・動いちゃっ、あ、あ、あん!す、少しだけ、そう少しだけならバレないぃ。スリスリ・・・アスに気が付かれないようにお尻を動かした。
「どうした?」
アスに気が付かれたっ!笑いを堪えるように言われ、恥ずかしさも相まって、睨みつける。でも振り返って見たアスの顔は、さっきみた時より雄の顔をしていた。ギラついた瞳、俺を欲している男の顔。
その力強く飢えた獣のような眼差しに、胎の奥がキュンと疼いてしまった。
アス、俺の事を本当に愛しているんだ・・・。
それが、よく分かってしまうそんな顔。でも俺は、リオンの嫁だから、お前の母親だから、受け入れることは出来ない。
顔を逸らせ、ベッドのシーツを見ると、強く抱きしめられた。それと共に、下半身を押し付けられ、アスのペニスが、ズズズと奥深くに入ってくる!
そのまま、亀頭が結腸口を押し上げ、ぐっぽりと入り込んでしまった。
やっと与えられた刺激は、何倍にも増幅され、
「ん゙あ゙ぁぁぁんっ」
悲鳴を上げ、身体を仰け反らせながら、俺は盛大に絶頂した。背中から包み込まれているため、上手く快感を逃がせなくて、絶頂し続けてしまう。胎内に熱い飛沫を感じながら、快楽に頭が蕩けていく。
リオンじゃないのに、最後まで精液を搾り取ろうとする厭らしい腸壁の動きに、絶望した。
「ルーク、愛している。俺の嫁になってくれ。」
その言葉に、ビクッと身体が反応してしまう。なんで、俺はこんな身体なのだろうか、リオン以外の男にも、愛されると喜んでしまう。甘く締め付けてしまう。心が熱くなってしまう。
俺は、リオンだけでいいのに、俺の躰は、リオン以外を求めてしまう。そんな俺は、溢れる涙を止められなかった。
っ!
この男は、まだするのか!?射精して萎えたペニスが、俺の中で硬くなっていく。母親の身体に欲情する息子。こんな執着されるほど愛されているとは、知らなかった。早く、リオンの元へ帰りたい・・・っ!
早くあの腕の中に抱きついて安心したい!既に俺の心は、ボロボロだった。今日1日だけで、色んな事が起こって、心は疲弊していた。
「いやぁ、いやぁ、おねがぃ、もう許してぇ・・・俺を解放してぇ・・・」
俺の口から、弱々しい声が出てしまった。だが、それだけ俺の心が弱ってしまっているのだ。リオン以外の男に抱かれるのは、初めてではなかったが、今回はその相手が問題だった。
行方不明だった俺とリオンとの初めての子どもであるアスなのだから。
「リオン、助けてぇ・・・っ!」
リオンが、この饗宴を始めたのに、やっぱり俺はリオンが好きで愛している。それに今回のことは、何かがおかしい。さすがにリオンは、ここまでのことをしないと思う。もしかしたら、サキュバス?
だが、思い立った原因に思いを馳せる前に、
「今母さんを愛しているのは、俺だ!
アイツより、俺の方が愛している。絶対、渡さないっ・・・。母さんは、いやルークは、俺の嫁になるのだから!」
アスが、そう強い口調で言い募り始めて、思考を中断されてしまった。
乱暴にペニスを抜かれ、力が入らない身体をひっくり返される。ベッドの上で仰向けに寝かされると、早急に足を大きく開かされた。
ま、まさか・・・っ!
足を抱えげられ、アスの股間にそびえ立つ大きなペニスにゾッとした。完全に勃起し、先走りがダラダラと溢れさせている。子どもの時とは違う息子のペニスは、俺の胎内に入っていたとは信じられないぐらい大きい。リオンほどでは無いが、俺よりも大きく凶悪な見た目にゾッとした。
エラがはっている亀頭をアナルに押し当てられると、ひっと恐怖で引きつった声が漏れる。ダメなのに、抵抗しないとダメなのに、これからどうなってしまうのだろうと恐怖に心が支配されていくのが分かった。だけど、目が離せない・・・。
亀頭によってふちを拡げられ、ゆっくりと入ってくる。その感触にやっと声が出た。だけど、それは普段の俺の声とは違って、弱々しい。
「いやぁ、いやぁ、もう許してぇ、俺をリオンの元へ、返してぇ・・・あ、あ、入ってくるぅ、だめなのにぃ、あ、あ、あ」
ジワジワと侵食するように、俺の胎内に入ってくる。
嫌なのに、俺の中は嬉しそうにギュッギュッと締め付けていく。俺に見せつけるように、ペニスを埋め込んでいくアス。
全て見えてしまう。雄々しく勃起しているペニスが、俺の中に入っていく様も、それを美味しそうにヒクヒク咥え込むアナルも、そしてアスの逞しい身体も全て見えてしまう。
ジュブジュブと卑猥な水音をたてて、胎内を犯される。
遂に俺の胎内をギチギチに満たされ、尻にアスの陰毛が触れた。ゴワゴワする金色の陰毛。リオンには、ないソレの感触に、リオンに似た顔をしているが、別人なのだと思い知らされる。
「ねぇ、ルーク。今度は、簡単にはイかせない。イきたからったら、宣言して。
俺の嫁になりますと・・・。」
アスのその言葉に、俺は、逃げられない・・・そう思ってしまった。
《きゃははは~~~っ!遂にここまで来たわ♡
やっと、やっと、ねぇ、私のルークちゃん♡早く堕ちて♡私は、それが見たいの♡♡♡》
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