同級生講師小説(外部サイト)一覧

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「今日から一週間、キミの補習を受け持つことになったから」 クールに、俺にそう言ったのは、――【氷の女王】として名高い同級生の黒川紅涼。 事の発端は桜の花びら舞い散る始業式の日。教師の榊原海音から成績改善のため、"特別補習プログラム"を受けるようにと命じられたのだ。 まさか講師が同級生の女子になるとはな。 黒川と過ごす放課後の些細な時間。俺の幼馴染を自称する星ヶ丘花蓮の悩みに巻き込まれ。はたまたスクールカースト上位の伏見咲夕と、黒川が密かに抱えるトラウマ。 たった一週間という短い時間だが、黒川紅涼という女子に触れる中で、心の中で探し求めていた『青春』を経験していったのだと思う。
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登録日 2015.07.13
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