弟の死小説一覧

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大阪の下町で暮らす映子は小学四年生。 心を病んだ母と、どこか逃げてばかりいる父と三人で暮らしている。 そんな鬱屈とした日常のなか、映子は、子供たちの間でみどりばあさんと呼ばれ、妖怪か何かのように恐れられている老人と出会う。 怖いながらも怖いもの見たさにみどりばあさんに近づいた映子は、いつしか彼女と親しく言葉を交わすようになっていった―――。 けれどみどりばあさんには、映子に隠していることがあった――。 田んぼのはずれの小さな小屋で暮らすみどりばあさんの正体とは。 (第六回ライト文芸大賞奨励賞をいただきました)
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文字数 101,867 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.04.29
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