賢者の石小説(外部サイト)一覧

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 人間の力を飛躍的に上昇させ、異能力を与える霊薬”エリクサー”。それによって生まれた超人、”エリクシアン”の力で、大帝国ゲルビアはアルモニア大陸の半分以上を手中に納めた。  ある田舎町の商家の娘、ミラル・ペリドットはゲルビア帝国からの刺客に追われることになる。ゲルビア帝国の目的は、強大な魔力を持った秘宝……”賢者の石”。その手がかりを持っていたペリドット家は、ゲルビアからの刺客による襲撃を受けてしまったのだ。  父がミラルに託した言葉は、ラウラ・クレインに会え、とだけ。  ゲルビアから必死に逃げるミラルは、ペルディーンの森の洞窟で眠るエリクシアンの少年、チリーと出会う。  三十年前の因縁に決着をつけようとする少年、チリー。  真実を追い求める少女、ミラル。  二人の出会いは大きな運命のうねりとなり、やがて再び赤き石の伝説となる。
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小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2023.06.22
 山奥に囲まれた一軒の山小屋。 そこに住む少年ライト。  爺さんと一緒に狩りをしながら日々暮らしていた。 爺さんは元冒険者の剣士のようで、ライトに狩りや剣の使い方など色々な事を教えていく。  そんなある日、爺さんが病に倒れ、そのまま他界してしまう。 住む場所もあり、爺さんから引き継いだアイテムと小屋、そして剣。 一人になったライトは狩りをしながらその日暮らしをしていた。   ある日、夕暮れ前に山へ狩りに行くと、遠くの方から叫び声が聞こえてきた。 急いで声のする方へ行くと、オークに追いかけられている一人の女の子の姿が目に入った。  剣を抜き、襲ってきたオークを一兆両断。 助けた女の子はガーネットというらしい。 どうやら何かを求めてこんな山奥に来たみたいだ。  小屋につき一緒に夕飯を食べながら、お互いの事を少しだけ話す。 彼女がバッグから取り出した手のひら大の光る珠。 俺も似たようなものを持っている。 「これはドラゴンオーブ。六個集めると、賢者の石ができるって伝説があるの。ここに、似たようなオーブあるよね?」 「あぁ、持っているよ」  俺はガーネットに引き出しから出したオーブを見せる。 「ねぇ、一緒にオーブを探しに行かない? ライトはそれなりに強いし、きっと楽しい冒険になると思うよ!」  山奥にこのままいても、時間だけが過ぎていく。 外の世界を見るもの、悪くないよな。 「行こう。明日の朝出発だ!」  山奥に一人で暮らしていた少年、ライト。 賢者の石を夢見る少女、ガーネット。  二人のオーブを求める冒険が、今ここに始まる。 ―― 「ライト……。これが最後のオーブなんだね」 「あぁ、長かった。でも、これで最後。早く手に入れて地上に戻ろう!」 「うんっ!」  俺はガーネットの手を取り、その目を見つめる。 長かった、本当に長かった。でも、これでガーネットの夢がかなう。 「あ、あのね、ライト……」  少し涙ぐんだガーネットは背伸びをして俺をのぞき込む。 「ん? 何? どうした?」    だんだんと近づくガーネットの顔。 もぅ、鼻と鼻がくっつきそうだ。 「え? ガーネッ――」 「目、閉じてよ。恥ずかしいじゃない……」
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小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2020.05.26
魔石と賢者と魔力が存在する世界。 大賢者は体内に宿す魔石とともに継承されていく。周りと違う異端の色合いを持つ子供が、賢者の塔に縛り付けられている師匠であり家族のような大賢者を解放するため、力ある魔輝石・天空の天輝石を探す。 だが子供も不自由な身の上。抱える自身の不自由さと戦いながら道を進む。 子供は無邪気、何も考えず周りを巻き込む。 巻き込まれるのは訳ありオッサン。見た目47歳、実年齢26歳。若くしてオッサンになってしまった男! 頼る子供に巻き込まれ、頼られたオッサンが頑張ります。オッサンも実は何だか凄いです。 魔石から取り出した魔力を利用する世界で、時々空から降りてくる魔力や地中から涌き出る魔力を過剰に取り込んだ稀有な魔石・魔輝石を探してぐるぐるしていきます。
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小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2022.01.30
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