遣唐使 小説一覧
小説AI検索
4件
1
平城京の導き〜古都の物語〜
安宿媛と首皇子の同い年の2人は、
皇子の養育を安宿媛の両親が行なっていた為に、幼少期を一緒に過ごした。
だが徐々に2人は疎遠するようになり、そして首皇子の立太子をきっかけに、彼らが接する機会は失われてしまった。
そして皇子が皇太子になった翌年に、2人は15歳を迎える。
今は安宿媛の父親の藤原不比等が元正天皇の元に政治の実権を握り、また皇族の長屋王も朝廷内で強い存在感を持っていた。そして彼らは両家の婚姻を結ぶことで、互いの均等をはかっている。
そんな中、安宿媛は依然として首皇子との疎遠を寂しがりなりながらも、仏教への信仰と日々の書写に意義を見出していて....
遣唐使と天平文化の花開く奈良時代。
安宿媛と首皇子は、時の権力争いに巻き込まれながらも、互いの生きる意味を見出していこうとする。
※本作の詔の一部は、『続日本紀』(養老2年・元正天皇詔)を参考に、現代語として再構成しました。
2
弔い菩薩・行基、第四話「怨霊首」
「天平十八年(七四六)六月十八日。僧玄昉死。玄昉俗姓阿刀氏。霊亀二年、入唐学問。唐天子、尊玄昉。准三品、令着紫袈裟。天平七年、随大使多治比真人広成還帰。齎経論五千余巻及諸仏像来。皇朝、亦施紫袈裟着之。尊為僧正。安置内道場。自是之後。栄寵日盛。稍乖沙門之行。時人悪之。至是、死於徙所。世相伝云。為藤原弘嗣霊所害。」
3
弔い菩薩・行基、第五話「得多恨者必滅身 吉備真備」
是理因果応報(怨み重ねて受けるは身必滅の原理也)
欲は満たされれば足りる、満たされぬ欲は恨みとなる、恨み程恐ろしいものは無い、産んだ仔を捕って食われた母狐でさえ猟師を恨む、ましてひととなればその恨みは実に恐ろしい。
真備は、己の野望の成就を、玄昉の魔術に賭けた、
4
大唐蝦夷人異聞
白村江の戦の記憶もまだ新しい頃、唐王朝の宮廷を日本から派遣された遣唐使が訪れた。
その中に、他の日本人と違う風体の者が混じっていた。
なお、本文中の新唐書の訳文は、菊池勇夫編「蝦夷島と北方世界」のものを引用しています。
4件