ご当地小説 小説(外部サイト)一覧
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(あらすじ)
大きな川のそば、住宅地の片隅に残された小さな社――常行(つねゆき)神社。
かつて田畑に囲まれていたその場所は、区画整理によって土地のほとんどを失いながらも、静かに祈りを守り続けていた。
人を怖がる女性・瞳は、過去に受けた暴力といじめの記憶を抱えながら、この神社にだけは通い続けている。動物たちには懐かれる彼女だが、人との距離は遠いままだった。
ある日、不思議なものを信じる読書家の男性・まさが神社を訪れる。神様や魔法の存在を本気で信じる彼は、瞳の心の扉を無理に開こうとはしなかった。やがてふたりのあいだに、ゆっくりと恋が芽生えていく。
しかし、遠距離恋愛という試練が訪れ、瞳は再び「失うことへの恐怖」に囚われてしまう。すれ違い、逃避、孤独――それでもふたりを結び続けたのは、常行神社に宿る見えない存在たちだった。白狐の夫婦神と、空を司る神・てんさんは、夢や風を通してふたりの縁を見守り続ける。
恋とは、傷を癒す力なのか。それとも、再び人を信じる勇気なのか。
春を呼ぶ祭の夜、瞳は逃げないことを決める。そして神社の御神木の下で、ふたりは現実の世界で初めて想いを伝え合う。
失われた場所に残る祈り。見えないものに導かれる縁、季節のように巡る恋。
これは、小さな神社が見守った再生と成長の物語である。
***
※ ゆっくりと更新いたします。
※ 生成AIは使っておりません。約2年前から書き溜めていて、寝かせておいた物語になります。
※ ご当地ものです。ウオーキングコースの途中にある小さな神社をモデルにしています。
※ 他のサイト(ノベルアッププラス様)にも投稿しています。
登録日 2026.04.01
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