未来予知 小説(外部サイト)一覧

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傭兵と星詠み

聞こえてくるのは、星詠みたちの間に伝わる、長い長い口承歌。少し掠(かす)れたその声の持ち主は、テントの幕布に寝そべるようにして暗い星空を見上げている。大きめの服をまとった小柄な少年。頭に巻いた重そうなターバンの先端、特徴的な紋様の描かれた布が夜風になびく。 *** とある商隊に雇われた傭兵のお姉さんが、星詠みの少年に頼み事をする話。 前後編の全2話です。 *** 「あんな遠くの天体が、この大地の事象と事細かに連動している——なんて、事実無根、バカげた空論。なのに——なんでか八割当たる。測量じゃあ分かりえない事象まで」
ファンタジー 完結 短編
登録日 2023.08.16
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俺だけ「10年後の値段」が見える。~未来価格で億万長者になるはずが、娘の絵に3億円の値札がついていた~

娘の3億円の絵を、ただの0円に戻すために。 四十一歳の会社員・神崎慎吾は、ある朝突然、物の「現在価格」と「10年後の価格」が見えるようになった。 缶コーヒー。車。腕時計。そして――株。 何気なく調べた無名企業の株には、 【現在価格:126円】 【10年後の価格:18,740円】 という、とんでもない数字が表示される。 十年後の価値が分かる。 それなら株でも、不動産でも、骨董品でも負けるはずがない。 住宅ローンも、教育費も、老後の心配もなくなる。 この力があれば、家族を幸せにできる。 そう思っていた。 その日の夜までは。 四歳の娘・結衣が描いた、何の変哲もない家族三人の絵。 【現在価格:0円】 そして―― 【10年後の価格:300,000,000円】 さらに表示されたのは、信じたくない未来だった。 【価格上昇理由:作者死亡】 【死亡予定日まで:3,652日】 十年後、娘は死ぬ。 そしてその絵は「遺作」として三億円の価値を持つ。 ならば。 俺がやることは決まっている。 未来価格を使って金を稼ぐ。 株を買う。 土地を買う。 企業を動かす。 必要なら億万長者にだってなってやる。 すべては―― 娘の三億円の絵を、ただの0円の絵に戻すために。 これは未来の値段が見えるようになった普通の父親が、金と知識と十年間のすべてを使って、娘の運命に抗う物語。 ※本作は「」TALES「カクヨム」にも『かばっち』名義で重複投稿しています。
ファンタジー 連載中 長編
登録日 2026.08.18
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