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鈴本清美は、極めて真面目で優秀な少女であった。 学校の人気者であり、誰もに優しく、麗しき目鼻立ちに誰もが好感を抱いていた。 だがある日から、清美を快く思わぬ者による策略によって、クラスメイトの信頼を失っていく。 ついには幼馴染にさえ見捨てられ。 最後には歩道橋から突き落とされ、転落して命を落とす。 ――死の間際、清美は悟る。 大切なもの、信じられるものは自分だけ。 そうして清美は自分以外の全てを恨み、見下し、諦めながら死んでいった。 だが、終わりではなかった。 清美は生前やりこんでいたVRMMORPG『ラブ・トゥルーシア・オンライン』に似た異世界に転生していた。 それも人気の高いNPCであり、悪役令嬢でもある『ベルスレイア・フラウローゼス』として。 新たな人生を清美改めベルスレイアは信条に従って満喫する。 自分以外は役立たず。自分だけが大事。自分だけが素晴らしい。 ――己以外の全てを拒絶する少女が、今、世界の敵となる。
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小説 338 位 / 21,264件 ファンタジー 143 位 / 8,263件
登録日 2018.11.17
【第8回オーバーラップWEB小説大賞受賞決定しました! オーバラップ様から書籍化予定です!】 「何故だ、何故、こんなことに・・・・・」  少女は箒を掃きながら、苦悩のため息を溢す。  この少女、今でこそはメイド服を着込んだ可愛らしい見た目をしているが、その実、生前は無敗を誇った世界最強の『剣聖』だったのである。  名を、アーノイック・ブルシュトローム。  生前の姿は、筋骨隆々の髭モジャ大男。年齢48歳。生涯独身。好きなもの、酒と博打。  そんな無骨な男が、何故か死後、メイドへと転生してしまったのだ。  それも、男であれば誰もが視線を奪われるであろう、見目麗しいメイドの少女へと。  彼は自身に起こったこの出来事に理解が追い付かず、ただただ混乱しながら、15歳となる今の今まで、坦々とメイド業に従事せざるを得なかった。  自身が元剣聖であることを、誰にも明かさずに。  「アネット!! あたしと共に騎士養成学校に入学するわよ!! あたしは絶対に『剣聖』になってやるんだからっ!!!!」  中庭で箒を掃く元おっさんのメイド少女の元に、豪奢なドレスを身にまとった少女が満面の笑みで駆け寄ってくる。  そんな少女に対して、彼もとい彼女は、呆れたような口調で言葉を返した。 「お嬢様・・・・私も、一緒に入学しなければならないのですか??」 「当たり前よ!! 貴方はあたしの付き人なのだからねっ!!」  そう。  彼は何故か、『剣聖』を目指す貴族令嬢の使用人となってしまったのだった。  これは、剣士の頂点を目指す没落寸前の貴族令嬢と、その付き人である元剣聖のメイドが、剣を手に、お家復興をするべく奮闘する物語。  元剣聖の最強のメイドが今世は平穏な暮らしを送るために、実力を隠しながら貴族令嬢の使用人として生きる、何とも可笑しく奇妙な物語、なのである。 〇旧タイトル:「最強の剣聖のオッサン、没落伯爵令嬢のメイドに転生する ~箒で無双するメイド少女は、『剣聖』を目指すお嬢様の側仕えとして騎士養成学校に入学することになりました~」 12月10日、アルファポリス様で男性向けHOTランキング1位達成しました。
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小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,263 位 / 8,263件
登録日 2023.03.04
人間の手には、魔力を作り出す器官“魔力核”が付いている。 そして核は色によって種類分けされるのだが――伯爵令嬢・アナリアの核は無色透明。 つまり、魔力ゼロの“無能核”だった。 そのせいで婚約破棄され、政略結婚の道具にすらなれず、家族には鼻つまみ者として扱われ、虐げられる日々。 でもある日、森で傷だらけの魔王と出会ったことで彼女の運命は一変する。 アナリアの核に、その魔王が住み着いてしまったのだ。 なんでも、魔力ゼロなおかげで中は広くて快適らしい。 しかし、そのせいで魔王並の力が手に入るわ、核の中で勝手に国ができはじめるわで、彼女を取り巻く状況は一変。 最弱の役立たずは、一転して体内に魔王が住む最強の魔術師になってしまう。 そしてやがては体内に最強の国家を宿すわけのわからない存在へと――「って私、そんなものになりたくないんですけど!?」
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小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,263 位 / 8,263件
登録日 2018.05.12
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