青海島小説一覧

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 ──私は、君のイブになりたかった。  怠惰にして無感情。日々平凡な生活を送っていた高校生、高畠智也。彼は繰り返し同じ夢を見ていた。  それは、二年前に犯罪に巻き込まれて亡くなった、仮初の恋人──藤堂栞と過ごした最後の日の夢。  どうして今ごろ彼女の夢を見るのか……訝しむ彼の元に、藤堂と瓜二つの外見を持つ転校生、柚木栞が現れる。柚木は彼に、「何時か運命の人に出会えるといいね」と告げた。  ──運命の人。  それは皮肉にも、かつて藤堂栞がよく呟いていたフレーズと同じものだった。  困惑を深める中、翌朝。  彼は自分が二年前の七月四日に、タイムリープしている事実に気が付く。自身がタイムリープした要因を、藤堂栞を救うことだと考えた智也は、再び彼女と交際を始めることに。  ところが二年前と異なり積極的に振る舞う藤堂の言動に、彼も戸惑いを覚えつつも惹かれていく。  関係が親密になる中訪れる彼女の運命の日(命日)、八月四日。その日彼は、藤堂栞に纏わる驚愕の真実を、知ることになる──。 ※黛クロナさん主催の第一回文芸ノベル大賞(旧MKコン)で、一次選考通過しました。
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文字数 152,370 最終更新日 2020.01.04 登録日 2019.10.24
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