武家の習い小説一覧

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北陸の小藩、葛西三万石の藩士、中村 広之進は草花が三度の飯より好きな変り者。 剣術、学問まるでダメで周囲からは「へっぽこ侍」と言われ、厳格な父・隆広からは小言を言われる続ける日々を送っていた。 しかし、当の本人はそんなことなど、どこ吹く風とばかり、相変わらず草花に現を抜かすお気楽な日々を送っていた。 そんなぬるま湯生活が、突如、隆広の死と共に終わりを告げる。些細な事から隆広が斬り殺されたのである。 斬殺された父の仇を討つべく旅に出る羽目になったものの、討つ自信がまったくない。 悶々と旅を続けていたある日、街道脇でうずくまって難儀している女を親切に介抱した広之進。ちょっと目を離した隙に金と一緒に、命の次に大切な「仇討赦免状」までも盗まれてしまう。 必死に探し回るも、どこに消えたか、行方がまったく分からない。途方に暮れた広之進は、山中の荒れ寺で一夜を過ごすことに。と、そこに亡き父・隆広がユーレイとなって現れた。 初めは自分の不甲斐無さに、腹を立てて化けて出てきたのかと思いきや、生前の父とは真逆のべらんめえ口調のさばけた父になっていた。 果たして、広之進は無事に仇討赦免状を取返し、仇を討てるのか。 不器用な父子が織り成す、ドタバタ仇討劇の始まり、始まり。
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文字数 126,657 最終更新日 2020.08.10 登録日 2020.05.10
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