意味の断絶 小説一覧

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あわいの隣

重なったように見えて、 どこにも触れていなかった。 呼ばれなかった音、 選ばれなかった輪郭、 覚えのない風が吹いていた。 消えていくのではなく、 最初から映っていなかったものたち。 ただ、そのあとに残った かたちだけが── 意味のないまま、沈んでいく。
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