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【Candy popシリーズ第3部】
※シリーズ作品ですが、単発でも大学生カップルの日常を楽しんでいただけます☺
毎日20時10分更新です。
三日間の巡検。 ただそれだけのはずだった。
史学科のフィールドワークで鎌倉へ向かう一之瀬 功(いちのせ・こう)を見送った朝、185cmの“完璧すぎる先輩”・安達は、自分でも呆れるほどの喪失感に襲われる。
冷えたままのカフェオレ。 静かすぎる1DK。 食事の味を失った夜。
一方の功もまた、古都の紫陽花や歴史的建造物を前にしながら、脳裏を離れないのは安達の体温と、不器用なくらい過保護な愛情だった。
「無理はするな」 「ちゃんと食べろ」 「雨に濡れるな」
スマホ越しに届く短い言葉だけで、どうしてこんなにも安心してしまうのか。
周囲からは“氷の彫刻”“看板男”と呼ばれる安達。 けれど、その実態は——一之瀬の生活すべてを案じ、囲い込み、甘やかさずにはいられない“巨大な引力”そのものだった。
離れて初めて知る。 恋ではなく、もうこれは「帰る場所」なのだと。
湿度を孕んだ六月の鎌倉。 紫陽花の雨。 鳩サブレーの黄色い缶。 そして、誰かが待つ1DKの灯り。
これは、 “自由”よりも、“ただいま”を選んでしまった二人の、 少し重たくて、とびきり甘い同棲未満ラブストーリー。
🍬シリーズ🍬
Candy pop〜Bitter&Sweet 1部
Candy pop Ⅱ 〜Sugar Coated Cage 2部
も公開中です
併せてご覧ください☺
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文字数 2,444
最終更新日 2026.05.25
登録日 2026.05.25
新章連載スタート
第2部:Candy pop Ⅱ 〜Sugar Coated Cage
※前作を読んでいなくても、ここから一つの『甘くて少し歪な大学生の恋』としてお楽しみいただけます。
境界線の向こう側で、僕らは互いの生(せい)を貪り合う。
「外では爽やかな憧れの先輩。――でもその中身は、俺を閉じ込める独占欲モンスターでした」
■ あらすじ
「……日本に戻ってきて、一番驚いたのはこの『静けさ』かもしれませんね」
二十歳の剥き出しの心で、安達の隣を歩く功。イギリスでの生活を脱ぎ捨てた彼にとって、安達の体温だけが自分を証明するすべてだった。
しかし、キャンパスに舞う桜は、祝福ではなく「焦燥」の始まりだった。
部室に差し込む西日、学内の視線、そして功に向けられる無邪気な好意。
それらすべてを「外敵」と見なす安達の執着は、SUVの密室で、そして地下スタジオの闇の中で、功を深く、深く侵食していく。
隠しきれない咬痕、嘘つきなストール、そして上書きされ続ける情熱の痕跡。
自覚なき誘惑者・功(こう)と、彼を閉じ込める守護者・安達。
散りゆく春の中で、二人の「生存確認」はより泥臭く、濃密に重なり合っていく。
――「お前は俺だけのものだろ。そうだよな」
この甘い檻(ケージ)に閉じ込められた雛鳥が、見つける真実とは。
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シリーズ第1部
『Candy pop 〜Bitter&Sweet〜』
も公開中です!!
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文字数 14,330
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.03.28
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