「槍」の検索結果

全体で228件見つかりました。
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一五八二年、本能寺にて。 明智光秀の謀反により、燃え盛る炎の中、信長は自決を決意した。 しかし、光秀に仕えているはずの霧隠才蔵に助けられ難事を逃れる。 南蛮寺まで逃げおおせた信長は、謀反を起こしたはずの明智光秀と邂逅する。 そこには徳川家康も同席していた。 そして、光秀から謀反を起こした黒幕は羽柴秀吉であることを聞かされる。 忠臣からの裏切りを知った信長は、光秀・家康と手を組み、秀吉の討伐を胸に動き出すのだった。 (C)みけとが夜々 2024 All Rights Reserved
大賞ポイント 2,156pt
文字数 22,030 最終更新日 2024.06.08 登録日 2024.05.30
 時は戦国時代、下総結城の地に「結城晴朝」を城主とした小国があった。晴朝は織田信長より一つ年上であり、まさに戦国時代の真っただ中に生きた人物である。多分に漏れず小国は他国からの侵略が絶えない。当時の上杉、武田、北条は列強であり武力兵力は絶大であった。しかし晴朝は列強に攻められ様とも、長い間、結城の地を守り抜いている。当然、勇猛に刃を交え戦ってきたが、和議を以っての解決もしたのだ。武勇もあれば知恵もある猛者であった。所が、天下人になった豊臣秀吉の養子であった、豊臣秀康が突如結城家の養子に入る事となる。当然晴朝は隠居させられ、質素な暮らしを強いられてしまう。他にも秀康に対する、晴朝の不満が更に募る事例もある中、関ヶ原の戦に挑む両者。はたして結城晴朝は徳川家康に加勢するか、石田三成に加勢するのか。  この物語は、年月日を含め、史実に基づき構成してあります。あくまでもフィクションではありますが、登場する人物の史実による『生き様』から推察して、決して!無きにしも非ず。史実は捻じ曲げておりませんので、古書文献が残っていないだけかもしれません。
大賞ポイント 608pt
文字数 64,863 最終更新日 2024.06.08 登録日 2024.05.26
尊皇 二本松藩の泰平の眠りを醒ましたのは、尊皇攘夷の嵐だった――。 文久2年、思いがけず名家を継いだ二本松藩の番頭、大谷鳴海の視点から二本松藩内における幕末動乱、そして天狗党騒乱を描きます。 【主要登場人物】 大谷鳴海……主人公。義弟の縫殿助の死により彦十郎家を継ぎ、詰番・番頭と出世していく。 <彦十郎家> 二階堂水山(信義)……鳴海の義兄であり、先代彦十郎。鳴海の父親代わりを務める。 二階堂衛守……鳴海の義弟。 大谷信吉(養泉)……鳴海の実父。 玲子……水山の妻。鳴海の養母。 りん……鳴海の妻。 <上司・同僚> 大谷与兵衛……六番組番頭。大谷家本家の当主。 大谷志摩……詰番。与兵衛の息子。 丹羽丹波……二本松藩家老座上。 日野源太左衛門……家老。 丹羽和左衛門……郡代。 丹羽新十郎……郡代。和左衛門の養子。 丹羽一学……番頭。後に家老に出世。 小川平助……山鹿流の兵法学者。 三浦十右衛門(義制)……藩の砲術指南指南役。 <五番組の部下> 大島成渡……経済感覚に優れている。 笠間市之進……糠沢組代官。 丹羽権太左衛門……長柄奉行 原兵太夫……弓術師範の免状持ち。 杉内萬左衛門……鍛冶奉行。奥右筆も兼任。 小笠原是馬介……伊東流槍術が得意。 大谷右門……与兵衛の次男。 <二本松藩内の勤皇思想家> 藤田芳之助……剣豪として知られた藤田三郎兵衛の孫。 三浦権太夫(義彰)……丹波や藩公にも直言を辞さない。 安部井清介……父子共に勤皇思想の持ち主。 <商人> 中島黄山(長蔵)……二本松藩の御用商人。城下で蚕種業を営む。 宗形善蔵……針道の富豪。生糸の買付問屋を営む傍ら、貸金業も営む。 <水戸藩・守山藩関係者> 猿田(田中)愿蔵……水戸藩の郷校時雍館の代表。天狗党。 藤田小五郎……水戸藩の改革派、藤田東湖の四男。天狗党。 三浦平八郎……守山藩の顔役。 攘夷の嵐の中で、宿命を背負った武士は二本松を救えるか――。
大賞ポイント 517pt
文字数 286,924 最終更新日 2024.06.08 登録日 2023.08.17
※忙しい方のための三行粗筋 「寄らば大樹の武田家」の元で安定引き籠もり生活が送れると思っていた源三郎だったが、武田家はわりとあっさり滅亡。 そこで織田家に付いたところ速攻で本能寺の変が発生してしまい、最悪親友と槍を合わせることになる可能性が出てきた。 16歳の少年はこの連続ピンチを無事に乗り越えられるのか? ※お時間に余裕がある方向けのしっかり粗筋 信濃の小さな国衆(豪族)に過ぎない真田家は、甲斐の一大勢力・武田家の庇護のもと、どうにかこうにか生きていた。 ……のだが、頼りの武田家が滅亡した! 家名存続のため、真田家当主・昌幸が選んだのは、なんと武田家を滅ぼした織田信長への従属! 関東守護となった滝川一益の配下となった真田家に対する周囲の風当たりはやや強め。 そんな折も折、一益主催の茶会に招かれた昌幸とその嫡男・源三郎信幸は、その席での伸るか反るかの大ばくち的な振る舞いから、滝川家の面々に気に入られたのだった。 特に源三郎を気に入ったのが、前田宗兵衛利貞、通称・慶次郎であった。 昌幸は織田家従属の人質として次男・源二郎を木曽へ送り、末娘を厩橋の一益の元へ置くことを決定。そして自身は旧領の砥石城へ、源三郎は信濃と上野の国境にある岩櫃城へと入った。 こうして昌幸は砥石城に座したまま、歩き巫女の情報網を使って世の趨勢を探る体勢を作り上げる。 そして天正十年の夏。 末娘の縁談が持ち上がったり、源三郎が慶次郎から個人的な酒宴に招かれたりと、平穏な時が流れていた。 しかし平和は短かった。「本能寺の変」の発生である。 父昌幸から、上州と信州の国境である北国街道碓氷峠へ向かうように命ぜられた源三郎は、事態が切迫していると判断。 飄乎として忍者を自称する出浦盛清と、配下のノノウ・垂氷に、厩橋城に人質として留め置かれている妹の救出を託しすと、自らは乳兄弟の祢津幸直らを引き連れ、農民に偽装して碓氷峠へ向かった。   これは、真田信幸による「慌ただしき十六歳の夏」の回述である。 ※この作品は「お姫様倶楽部Petit(作者個人サイト)」「ステキブンゲイ」「ノベルアップ+」「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
大賞ポイント 5pt
文字数 137,988 最終更新日 2020.06.25 登録日 2015.05.29
【あらすじ】 慶応四年。上野の山に立てこもる彰義隊に対し、新政府の司令官・大村益次郎は、ついに宣戦布告した。降りしきる雨の中、新政府軍は午前七時より攻撃開始。そして――その最も激しい戦闘が予想される上野の山――寛永寺の正門、黒門口の攻撃を任されたのは、薩摩藩兵であり、率いるは西郷吉之助(西郷隆盛)、中村半次郎(桐野利秋)である。 後世、己の像が立つことになる山王台からの砲撃をかいくぐり、西郷は、そして半次郎は――薩摩はどう攻めるのか。 そして――戦いの中、黒門へ斬り込む半次郎は、幕末の狼の生き残りと対峙する。 【登場人物】 中村半次郎:薩摩藩兵の将校、のちの桐野利秋 西郷吉之助:薩摩藩兵の指揮官、のちの西郷隆盛 篠原国幹:薩摩藩兵の将校、半次郎の副将 川路利良:薩摩藩兵の将校、半次郎の副官、のちの大警視(警視総監) 海江田信義:東海道先鋒総督参謀 大村益次郎:軍務官監判事、江戸府判事 江藤新平:軍監、佐賀藩兵を率いる 原田左之助:壬生浪(新撰組)の十番組隊長、槍の名手
大賞ポイント 1pt
文字数 4,502 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.22
「遊びすぎ、神田の大店両替商越後屋を勘当された、長男幸太郎が、何と実の妹八重をかどかわし、亡き者にせんと、香具師泉屋の六郎に依頼する。事は深川浪人原田から、無頼浪人橋本、上原が実行する。なんとか廃寺からに逃げた八重が記憶喪失のまま芝 七軒町鍵屋長屋の新発田藩浪人、加藤一ノ辰や、旗本三男坊寺子屋師匠菊池三之亟、長屋隣、大円寺宝蔵院流槍の名手にして和尚の大覚法円、芝の岡っ引き琴屋の徳蔵らの活躍で、乱闘の末、決着する。ー江戸 元禄 人模様  寺子屋師匠 菊池三之亟事件控え 第一シリーズ53話の第一話である」
大賞ポイント 1pt
文字数 11,798 最終更新日 2024.05.15 登録日 2024.05.15
戦国時代、尾張国に『槍の又左』と渾名される槍の名手がいた。 名は前田又左衛門利家。 織田信長の馬廻衆として、赤母衣衆として仕えた彼は義理の甥・前田慶次に負けぬ傾奇者であった。 これはその彼の愛と苦悩の物語。 *この物語はフィクションです。 *ムーンライトノベルズでも公開しています
大賞ポイント 0pt
文字数 27,555 最終更新日 2017.06.30 登録日 2017.05.31
 織田信長によって「鬼武蔵」という異名をつけられた若き武将・森長可。主君の命により敵味方に恐れられるべき鬼として振る舞い続ける猛将の人生は、本能寺の変という歴史的大事件の発生によって激変していく。寄りかかるべき大樹であった主君と実弟・蘭丸を喪い、生きる意味を見失いかけた彼であったが、偶然見つけた槍の好敵手に狂気そのものの執着をすることで自らを奮い立たせ再び修羅の道へと突き進んでいく。  狙うべきは―――かつての僚友であった、岩崎城の丹羽氏次と美貌の弟・氏重兄弟の首のみ。  まず、歴史・小説大賞の応募作として一部完結とさせていただきます。第二部では羽黒の戦い、岩崎城の戦い、最後に小牧・長久手の戦いが中心となりますのでご期待ください。
大賞ポイント 0pt
文字数 121,617 最終更新日 2018.06.02 登録日 2018.04.30
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