「灰色」の検索結果

全体で369件見つかりました。
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BL 連載中 長編 R18
100年前、このリーンベル大陸はまだ小さな国が小競り合いを繰り返す戦乱の中にあった。 ユーステル王国ロメリオ・ユーステルとアーバイン皇国ジュリエラ・アーバインは一触即発ながら表向き良好な関係の、特に小さな2国の王族だった。 水面下で腹の探り合い、謀略のかけあい、暗殺、色々あったけれど王子だったロメリオと隣国皇女だったジュリエラはそんな2国の関係を改善しようとする派閥と手を組み何度も顔を合わせる内恋に落ち……。 やがて戦禍は2人の恋をも焼き尽くす事になる。政略結婚として嫁いできたジュリエラが何者かに暗殺されてしまったのである。それを機にアーバイン皇国は宣戦布告。 しかもジュリエラ殺しの主犯として処刑されたのはロメリオの最も信頼する腹心の部下ユマニエルとキンバリーで。 2人の無実を訴えるロメリオの声は届かず、戦争を止める事も出来ず、彼もまた戦乱の中1人失望しながら息絶えようとしていた。 「もう一度彼らに会いたいな……」 攻撃魔法や弓矢、燃える煙が覆い尽くす空を見上げて微かに見える青空に伸ばす手は血に塗れている。 ユマニエルの生真面目な声、キンバリーの朗らかな声、そして愛しいジュリエラの涼やかな声……ぱたり、と手が胸の上に落ちる。空を見上げる瞳はどろりと濁り、最早生の欠片は1つもなかった。 「……確かにもう一度会いたいって願ったけど、どうしてみんな男に生まれて来ちゃうの!?ねえ、どうして!?」 薄ピンクの髪、色素の薄い茶色の瞳。中性的な容姿の青年は地に倒れ伏して叫ぶ。 「しかも信じられる!?俺のジュリエラがこんな大男になるとか信じられる!!?」 金の髪、灰色の瞳の長身の青年は呆れた様子で肩を竦めた。 「“俺のジュリエラ”とかキモイんだけど」 「やだ信じない、ジュリエラが“俺”とか言うの信じない!」 「まあ何にせよ俺“下”になるつもりないから。俺とそういう仲になりたきゃ“下”になる覚悟してからにしな」 元ロメリオ、現デュナはそう言って部屋に戻っていく歩く彫像のような理想的な筋肉に恵まれた体の元ジュリエラ、現ネイビスを見て叫んだ。 「嫌だーーーー!!信じないーーーー!!!」 前世の恋人と再会したら立場が逆転してるとか有りですか!? ※表紙はAIです
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文字数 21,281 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.24
BL 連載中 長編 R18
第12回BL大賞参加作品 5時と12時の毎日二回更新。完結予約済み。 Web全公開は初めての作品です。 約10万文字。 kindleで発売中の同人誌をこちらで限定公開します。(アンリミ非対応) 気に入ったらkindle版をよろしくお願いします。 ※本作品は一人称複数視点の群像劇スタイルです。 星さえ霞むこの繁華街で、俺は透の一等星になれたのだろうか――? 町工場で働く日野青羽は、亡き義母の遺言を守り女子高生の奈々を養っていた。無断でネットショッピングを繰り返す義妹のせいで生活は困窮。青羽は夜の繁華街でアルバイトを始める。バイト先のホテルオーナー(水上社長)は外人イケメンで、青羽は一目惚れする。必死で働く彼に、オーナーは突然キスをしてきて……?   一方オーナーの水上は、ある悩みを抱えていた。外見に群がる女性アルバイトやホステス、さらに従業員の行動にも手を焼いていた。そんなある日、青羽はホテル内で物騒な場面に直面してしまい――?  その件で街のヤクザ、龍青会もホテルに介入してくる。 二人の距離が縮まるにつれて人間模様も交錯し、予想もしなかったトラブルへ巻き込まれていく――。 『ファッションホテル ルキア』を舞台に展開する、ノンストップの恋とサスペンスをご堪能ください。 ※僕と龍神と仲間たち  足の甲に野獣のキス  探偵屋の恋女房のキャラがカメオ出演しています。 桐乃乱 著書一覧 ①僕と龍神と仲間たち①②③ ②足の甲に野獣のキス①②③ ③黒騎士団長の猟犬①② ④青龍神の花嫁 ⑤足の甲に野獣のキス番外編 ⑥僕と龍神と仲間たち番外編 ⑦もっと、ギュッと抱きしめて ⑧俺のばあちゃんがBL小説家なんだが ⑨魔女から呪いを受けて大きな灰色リスになりました!(児童書ファンタジー) 12月末までの限定公開です。
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文字数 32,985 最終更新日 2024.11.01 登録日 2024.10.24
BL 連載中 短編 R18
森の奥地にある、狼族の村ギガスに住む、銀灰色のフェイは、幼い頃に両親を亡くし、従兄弟達と一緒に暮らしていた。 皆より少し魔力が高かったフェイは、自分の魔力に違和感を感じていたが、人族のオルガと熊族のアレイと出会う事によって、あまり気にしなくて良いのだと知った。 そして十六歳の時、自分のためだけの短剣を手に入れ、魔力が安定し、大人達に混じって警備や偵察の任務をこなすようになっていった。  十八歳になり狼族の警備隊に入隊し、各地域を知るために、『森の聖域』周辺の集落、村、町に順番に滞在していた。 そんなある日、猫族の町ミルーシャ付近の森で、魔獣を見かけたと通報が入り、猫族の警備隊に来ていたフェイ達も偵察に行くことになったのだが…。 ◇◇◇ 『眠っていた魔力紙を折紙みたいに折ったら、新しい魔法が使えたので役立てます』の、青年になったフェイの話。 本編進行中のニ年後ぐらいからの話かな…。
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文字数 4,069 最終更新日 2024.10.30 登録日 2024.10.30
BL 連載中 長編 R18
心身共にボロボロだった佐藤匠弥が出会ったのは、灰色熊のブライク。 フレイウェルという夢の世界の住人である彼は佐藤を支え、そして助けてくれた。 いつしかそんな彼に好意を抱くようになるが、しかし佐藤には長年の夢である絵本作家の道も見えてきて…… 熊×人間のファンタジーBLです。 獣人設定ですがケモノ寄りですので悪しからず!(洋服は着ています)
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文字数 30,524 最終更新日 2024.01.14 登録日 2023.10.31
BL 連載中 短編 R18
灰色トカゲ族という獣人種が有る。 肌が灰色で、全体的に華奢で小柄、人間よりも身体能力が高いとされる獣人の中で、人間より勝る能力が殆ど無いという稀な種だ。 ルークはその灰色トカゲ族と人間のハーフだ。 どんな幸運が働いたのか、ずっと憧れていた歌姫シャルレの小間使いとして働いている。若干・・・いえ物凄く複雑な関係を築きながら。
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文字数 77,138 最終更新日 2024.06.29 登録日 2021.01.18
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