「灰色」の検索結果

全体で557件見つかりました。
6
児童書・童話 完結 長編
現れるはずの力を探して6年。 フェリナは1000を超す試みを重ねていた。 髪が色づけば彩能と呼ばれる力が目覚める世界で、フェリナの髪は誰も見たことがない『灰色』になった。この色の示す力は、6年が経ってもどんなものかすらわからない。 信じていた人からおかしな色だと言われ、陰で笑われていたことを知っても、フェリナは諦めるつもりなんてさらさらない。 彩能探しの期限が迫るなか、訓練所に教官として現れたのは、かつて約束を交わした黒髪の少年ルカリオ。 再会と極限の訓練の末、フェリナの彩能はついに目覚めた。それは髪色と同じく、誰も見たことのない力だった。 現れた彩能について、知れば知るほど謎が深まる。 その髪色の謎を解くたび、過去の傷もフェリナの心も癒えていって── 彩能の発現だけを求め続けた少女が結果を手にしたとき、彼女の目に映る世界は鮮やかに色を変える。
文字数 58,622 最終更新日 2026.08.25 登録日 2026.07.03
児童書・童話 完結 ショートショート
月色の着物に濃い灰色の袴。編み上げのブーツという女学生のような出で立ちの乙女、月光想(げっこう そう)。 今日もアンティークな革のトランクに不思議なアイテムを詰め、全国を旅している。 彼女は初恋の縁結び屋をしているのだ。   鞄の中身は「コンプレックス」に効くものばかり。  性格・身長・顔・声……等など。 「初恋」の障害にコンプレックスはつきもの。 そのコンプレックスを縁結び屋の月光想が不思議なアイテムを用いて取り除き、優しく背中を押し成就させる。 恋愛が成就するとお客様の代金が月光想の財布の中で光り輝く「恋の珠」に変化して──。 初恋×コンプレックス解消ショートストーリー 全8話(連載中)
文字数 33,631 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.07.25
児童書・童話 完結 短編
​ 大好きだった飼い主の匂いが、家から消えていく。 世界は色を失い、冷たい灰色に染まった。 そんな黒猫の前に現れた、見知らぬ女性。 彼女がくれたぎこちない優しさは、失くしたはずの「陽だまり」の匂いがした。 これは、喪失を乗り越え、新しい愛を見つける物語。 ⚠️ この先、ネタバレがあります。 アタシの名前は「 ノン 」 ​艶やかな黒猫のアタシにとって、世界は大好きなお母さん「のり子」の優しさでできていた。 穏やかな陽だまり、心地よいブラッシング、優しい呼び声……。 それが永遠に続くと信じていた、あの日までは。 ​突然の別れの後、ひとりぼっちで色のない世界に取り残されたアタシ。 そんな時、家にやってきたのは、のり子の娘「メグ」だった。 ​知らない匂い、知らない声。 新しい環境に戸惑い、心を固く閉ざすアタシ。 しかし、どこか不器用なメグの優しさに触れるうち、凍りついていたアタシの心に、ほんの少しの変化が訪れ始める。
文字数 8,696 最終更新日 2026.08.05 登録日 2026.07.31
児童書・童話 完結 短編
夜の路地に消えた黒猫、空になった鳥籠、そして去っていった恋人の残像。 終電帰りの日常の破綻は、飼っていた十姉妹・シエラの失踪から始まった。 現実逃避の果て、窓辺に現れた哲学者のごとき黒猫「カルセドニ」に誘われるように、私は気付けば灰色の猫へと姿を変えていた。 闇に潜む怪異を退け、人間の勝手と残酷な歴史を蹴り飛ばし、私たちは夜の街を風下へと駆け抜ける。 失われた小さな命を救い、私自身が過去の後悔から脱皮するための、一夜限りの夜行探訪。
文字数 7,359 最終更新日 2026.08.25 登録日 2026.07.31
児童書・童話 連載中 長編
 小学四年生の桝井ミトは、クラスいちのおしゃべりだ。じいちゃんちの土間の冷たさも、スイカを切る音も、いくらでも話せる。それなのに原稿用紙に向かうと、書けるのは「たのしかったです。」の七文字だけ。  宿題を前にうなったまま眠ったその夜、ミトは不思議な森で目を覚ます。葉の一枚一枚がひらがなの形をした、ことばの森。案内人だという鉛筆頭の小人・コクーは、森の奥へ行けば言葉が見つかると言う。  けれど、森のはずれには近づこうとしない。灰色に開けたその一角には、言葉が石になって、几帳面に並んでいた。しかも訪れるたび、石は一つずつ増えている。  もやの沼、つなぎの渓谷、見立ての庭。ミトは森で少しずつ言葉の使い方を覚えていく。覚えた技で、初めて人に褒められる。そして、初めて人を傷つける。  石に彫られた几帳面な字を、ミトは知っていた。毎日、教室で見ている字だった。  言葉は、正しく並べるだけでは届かない。  書けない女の子と、書きすぎて黙ってしまった男の子の物語。
文字数 9,362 最終更新日 2026.08.03 登録日 2026.07.31
児童書・童話 連載中 長編
【登場人物の紹介】 香保は、北国の港町・汐見町に暮らす小学五年生。思ったことをすぐ口に出してしまうけれど、人の困りごとを放っておけない女の子です。母の佑衣子は、和菓子店「つきまど」の会計と店番を担うしっかり者。叔母の唯月は、昔ながらの名物菓子「銀色の女神」を作る和菓子職人です。ほかにも、受付の仕事を誇りにする昂之、海氷情報を作る茉海、縫製工の夏音、演技を教える克磨、高校生補助員の恵夢、五歳なのに無駄を見抜く直哉、自由すぎる物語を作る皓樹が、香保の挑戦を支えます。 【あらすじ】 学校で出された課題は、「地域の仕事を三つ取材し、家族以外の誰かが百円以上払いたくなる商品か催しを作ること」。香保が選んだのは、閉店の可能性がある和菓子店「つきまど」でした。名物の「銀色の女神」は、昔は人気があったものの、今は灰色で固く、子どもからも怖がられるお菓子。中間試食会では、食品班の最下位から二番目、つまりブービー賞になってしまいます。 けれど香保は、味だけが原因ではないと知ります。入りにくい店構え、分かりにくい値段、長い待ち時間、伝わらない物語。和菓子職人、受付係、縫製工、演出家、海氷情報を扱う人たちの力を借り、香保は「銀色の女神」を少しずつ作り直していきます。 未来しごと市の直前、屋外会場が安全確認のため使えなくなり、さらに当日はロビーの照明まで一時停止。香保は失敗を一人で背負おうとしますが、仕事とは一人で全部を救うことではなく、できる人の力をつなぐことだと気づきます。笑いあり、勘違いあり、涙あり。ブービー賞から始まった小さな和菓子が、町と家族の未来を少しだけ明るく照らす物語です。
文字数 57,108 最終更新日 2026.08.24 登録日 2026.07.26
6