「22」の検索結果
全体で2,981件見つかりました。
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件
1992年、夏。香港・九龍(クーロン)城砦の代筆屋は、爆音と共に嘘を清書する場所だった。
数十分おきに、啓徳(カイタック)空港へ向けて香港ターンと呼ばれる操縦で降下する着陸機が、九龍のすぐ上を掠める。この光景が、観光名物などと誰が言ったのか。
巨大な機体の底が視界を覆い、無数の洗濯物と錆びたアンテナをなぎ倒さんばかりの近さで通り過ぎて行く。確かに圧巻ではある。
だがその度に下に住まう者たちは、耳を劈く巨大なタービンの轟音に支配される。会話は途絶えて空気が震え、机の上のペン先はガタガタと小さく揺れる。
七夕節に22歳になったばかりのメイは、機影が去って、無数に増殖した室外機が吐き出す不快な重低音と、ドレンホースから絶え間なく滴り落ちる水の音が戻るのを待ち、再びペンを走らせた。
香港・九龍半島に存在する巨大スラム九龍城砦。違法建築が空を覆い、日光の届かない迷路のような街として知られたその場所は、1993年、香港政府と中国政府の合意による解体計画で姿を消そうとしていた。
そんな迷宮の街で、メイの元に緑色のチャイナドレスを着た女がやってくる。
「この手紙の返信を書いてほしいの」
そう言った女は一通の封筒をメイの前に残し、九龍の上空を掠める着陸機の轟音に紛れて姿を消した。
そんな奇妙な出来事を境に、メイとその場に居合わせたカメラマンのカイは、九龍城砦に蠢く見えない陰謀へと巻き込まれてゆく。
※物語の舞台・世界観は1992年頃の香港・クーロン城砦です。が、私の主観や想像も入っており、フィクション部分が多大にあります。どうぞご容赦ください。
※お時間がありましたら、ご覧いただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。
文字数 36,766
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.02.28
山奥の広大な洋館で使用人として働くリアナは、目の前の男を訝し気に見た。
目の前の男、木龍ジョージはジーウ製薬会社専務であり、経済情報雑誌の表紙を何度も飾るほどの有名人だ。
その彼が、ただの使用人リアナに結婚を申し込んできた。
話を聞いていた他の使用人達が、甲高い叫び声を上げ、リアナの代わりに頷く者までいるが、リアナはどうやって木龍からの提案を断ろうか必死に考えていた。
リアナには、木龍とは結婚できない理由があった。
どうしても‥‥‥
登場人物紹介
・リアナ
山の上の洋館で働く使用人。22歳
・木龍ジョージ
ジーウ製薬会社専務。29歳。
・マイラー夫人
山の上の洋館の女主人。高齢。
・林原ケイゴ
木龍ジョージの秘書
・東城院カオリ
木龍ジョージの友人
・雨鳥エリナ
チョウ食品会社社長夫人。長い黒髪の派手な美人。
・雨鳥ソウマ
チョウ食品会社社長。婿養子。
・林山ガウン
不動産会社社員
文字数 56,369
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.01.01
妙蓮寺(みょうれんじ)アヤメは探偵として、代々名高い一族の末娘である。ただ十七歳の妙齢にして残念な風貌で、服装も色気のかけらもない。いつも天パに寝癖がプラスされて爆発頭。それでも推理の技は兄たちに決して負けない。
初仕事は、最近頻発している美女連続殺人事件。
殺された三人の共通点に、大手企業・ブルークラウン主催の美男美女コンテストがあると知って、早速捜査を開始する。コンテストには本来の目的と別に最近死去した、会社の名誉会長に関わる思惑があるようなのだが。アヤメはこの謎と犯人を突き止め、今後の犠牲を防げるのか?危なっかしくも、洞察力と機転で本格推理に挑戦します。死体・殺害シーン(ソフト)あるのでR15にしています。
登場人物
妙蓮寺アヤメ(17)……高校生探偵。妙蓮寺家の末っ子。今回がデビュー戦。/
有須淳(28)……警視庁捜査一課所属の刑事/
小笠原悠(26)……ブルークラウン現社長(三代目)、一族の後継者/
須田幹生(25)……悠の学友かつ社長補佐/
須田麻衣子(50)、史郎(16)……幹生の家族 母と弟/
本間恵理(22)、神田ゆきえ(21)……コンテスト参加者/
小笠原亨三(祖父・昨年死去)、高雄(父)……悠の家族/
佐野(小笠原)美都子……享三の娘(認知済み)/
犠牲者・佐々木あおい、田中詩織、中野愛……コンテストの応募者/
津島可奈 ……四人目の犠牲者/
アヤメの兄たち 桂、白樺、椿 ……それぞれ探偵として活躍中。/
霧崎(二十代?)……妙蓮寺家の使用人。もしくは裏師匠。アヤメの補佐。
文字数 89,919
最終更新日 2025.03.20
登録日 2025.02.26
「すべては、君のために」
高校生の水嶋史郎は優等生を演じていたが、幼なじみの柿崎笑香に異常な執着を抱いていた。クラスメイトに笑香との交際の橋渡しを依頼され、あたためていた計画を実行する。
「離れる日が来るくらいなら、嫌われてもいい、縛りつける」
それは八年前に起こったある事件がきっかけだった。
2022.5.2本編完結。番外編を不定期更新。
性描写場面には※がついています。
文字数 310,073
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.02.22
『オニが出るよ』続編、単品でも楽しめる物語。
『オニ』との対峙から十年が経った。
夏の訪れと共に、あの村に再び怪異の気配が戻る。
過去と因縁を「ほどき」、封じられた真実と向き合おうとする雪比古を、桂吾は救うために追いかける。
久しぶりに戻った村で、甲高い悲鳴のような鳴き声が響いた。
それは失われた家族の記憶、途切れた絆を「つなぐ」旅の始まりだった——
前作『オニが出るよ 〜夏と怪異と、選ばれた子供たち〜』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/852556220/939957906
※Pixiv、カクヨムにも同作品を掲載しております。
文字数 32,019
最終更新日 2025.08.17
登録日 2025.08.03
――島根県松江市にある|車云生町《くるいしまち》。
この港町にある輪廻寺と言うお寺の蔵から、一冊の本が見つかった。それはこのお寺の住職の祖父が書き残した……日記。
明治から大正、昭和と生きた人間模様が描かれたその日記の名前は「星見草」。
星見草とは菊の花の別名であり、物語に登場する人物の名字でもある。
この物語は、星見草の現代版とでも言うべきだろうか?
私が見聞きした不思議な体験談に、星見草の内容を踏まえて書こうと思い、ペンを取った次第だ。
前作『私の佐葦花』では語りきれなかったこの町の不思議な不思議なお話……。
この物語は|車云生町《くるいしまち》に住むある親子の話から始まります。
最後まで楽しんで頂けたら……幸いです。
2019年8月
夢乃咲絵
※若干のホラーとファンタジーになっております。ホラーが苦手な方はお気を付け下さい。
※尚、読んだ後、身の回りで起こる不思議な現象に関しては、作者は一切の責任を負いませんのでご自身の判断でお読み下さい……。
公開2026.1.
私の彼岸花【上】2022.9
私の佐葦花【中】2025.6
私の星見草【下】2026.1
文字数 74,511
最終更新日 2026.01.16
登録日 2026.01.11
❀私の彼岸花❀
――この物語は私の姉の養母、黒山春子(旧姓・白河)の体験談を私の解釈でまとめた物語です。
お彼岸の日に咲く鮮やかな『彼岸花』。あの世とこの世が最も近くなる日。
そんなお彼岸の日に起きた不思議な不思議なお話――
2024年9月 著・立花美央
❀✾❀✾❀✾❀
――1996年9月、島根県松江市。
春子が18歳の時に突然母親が自殺をしたと聞かされる。病気の父と、自分を置いて死んだ母親を憎む春子。
それから十数年経ち、春子は別の町で暮らしていた。そしてある時、母親の夢を見た。
夢に駆られ、春子は故郷へと戻り母親の自殺の真相を知る。
❀✾❀✾❀✾❀
①白の彼岸花/白河春子
②赤の彼岸花/立花茜
③朱の彼岸花/寺井早慶
④黄の彼岸花/???
⑤青の彼岸花/立花美央
⑥私の彼岸花/(新作)
原作・2022年9月(3000文字)
編集・2023年2月(15000文字)
編集・2024年7月〜8月(50000文字)
文字数 50,540
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.08.31
ゾンビが支配する終末の世界、25人の生存者の最後の戦いを描く
登場人物 一覧
1. 佐伯一尉(41)/元陸上自衛隊特殊作戦群・指揮官
パンデミック前は冷徹な作戦指揮官として名を馳せた。感染初期に家族を守れず失い、以降「命令」と「情」の間で揺れ続けている。
2. 山口一曹(38)/自衛隊ベテラン曹長
3. 石田二尉(33)/通信・戦術支援担当
軍の無線網を最後まで維持した男。恋人の声を最後に聞いたのは「感染した」という報告だった。
4. 松本三曹(29)/衛生兵 背景
5. 佐々木隊員(26)/射撃手 背景:射撃の腕は隊内随一。
6. 詩織(32)/元看護師
感染拡大初期に病院で多くの患者を見捨てた。その罪悪感を抱え、今は無償で人を看取る。
7. 美奈子(27)/元小学校教師
8. 藤田(45)/元料理人
9. 佐藤(36)/元警備員
10. 由美(30)/元看護助手
11. 村上(48)/元消防士
12. 樋口(52)/元刑事
13. 西原(24)/元女子大生(哲学専攻)
14. 田所(55)/元神父
教会で信徒たちを守るが叶わず、自分だけが生き残った。
15. 黒田(40)/元心理カウンセラー
16. 中園(34)/元報道記者
感染初期、真実を伝えようとして仲間を失った。カメラをいまだに手放せない。
17. 滝沢(43)/元研究員(ウイルス学)
ウイルス研究所の生き残り。自分の研究が感染源の一部に関わっていた可能性を知る。
18. 野々村(28)/元アイドル
パンデミックで芸能界が崩壊。ファンを失い、自分の存在意義が消える。
19. 神崎(47)/元企業経営者
20. 桐生(39)/元自衛隊整備員
21. 田嶋(31)/元農家
農村で一人生き延びていたが、物資を求めて都市に来た。
22. 久遠(60)/元哲学者
「死と生の意味」を研究してきたが、現実の終末では何もできなかった。
23. 浅野(37)/元芸術家(画家)
24. 岡部(42)/元刑務官
25. 篠原(33)/元音楽家
文字数 38,790
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.31
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