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三度の人生で世界を救い、英雄として死を遂げたダミアン・ティーボルト(かつての名前はクイチ)。英雄としての輪廻を終えた彼が辿り着いたのは、「忘却された英雄たちの辺獄」と呼ばれる場所だった。
十歳の体に閉じ込められた彼の新しい現実は、影の地獄のただ中に浮かぶ無限のセーブポイント「光の聖域」。唯一の同居人は、英雄的な預言よりも安酒と自らの神聖なガスをこよなく愛する、強力にして品性下劣なエルフの女神・アイリアナ。
救うべき世界もなく、解放してくれるはずの決定的な死もない。この永遠のダンジョンで、無恥な女神と共にルールを解き明かし、無限の可能性を模索する英雄の歩みを見届けよ。
四度目の異世界において、栄光など何の意味も持たない。唯一確かなものは、オンセンの熱さと、酒とガスが漂う隠居生活の中で正気を保とうとする、不毛で愛おしい日々だけなのだ。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/822139844647921746
小説家になろう:https://ncode.syosetu.com/n8981ls/
文字数 32,184
最終更新日 2026.02.08
登録日 2026.02.06
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