寝倉響

寝倉響

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2024/4/26再掲 【㈱幻冬舎ルネッサンス新社 ライトノベル大賞 2次選考通過】  物語の主人公は人生に絶望した人間の前に突然現れるピエロの仮面を被った男。喪服に身を包んだ彼は死を司る死神だった。新たな人生を望む人間の前に現れて新しい人生の道へ誘う。その対価は人間の寿命。四年の人生と引き換えにランダムで新たな人生を提供することができる能力を持つ死神は彼らなりのやり方で人間に人生を提供していた。彼らにはアシスタントを務める死使という存在がいた。ピエロの死使は実の娘だった。しかし彼女はピエロが父親だということを知らなかったのだ。そんな上司と部下の関係であるコンビが様々な人間の人生を救っていく。  ピエロの死神がまず出会ったのは同級生複数人からいじめられている少年。彼の人生に手を差し伸べるべく、少年の前に姿を現したピエロは彼に人生リセマラのルールを淡々と説明していく、死神界のルールに基づき新たな人生を提供していくにつれ、少年の心のうちに現れたのは母親という大きな存在だった。彼は人生リセマラを思いとどまり元の人生で生きていくことを決めたのだった。  次に会ったのはそんな彼をいじめていたいじめっ子。その彼も人生に悩みを抱える心弱き少年だった。ピエロと対話していく中で次第に自分のした事実を認識していく彼は新たな人生でやり直す決意をしたのだった。  続いてピエロが出会ったのは仲睦まじい一組の家族。度重なる不幸で落ちていこうとする家族だったが、その実は皆が同じ家族に対して深い思いやりを持った関係性があった。桜のトンネルで繋がっていく彼女たちに優しく手を差し伸べるピエロに対して、彼女らは最大限の感謝を伝えたのだった。  もちろんピエロのような死神だけではない。人間の人生を食い物にする死神も存在する。恵比寿の仮面をつけた死神もその一人だった。小学生の少年に対して姑息で悪質な手を使い人生を奪っていく恵比寿には彼なりの事情や深い意味が隠されていた。そんな彼もかつては一人の人間だった。そう死神は元々は人間だったのだ。恵比寿が死神となった理由が明かされていく。  ピエロが次に会ったのは夢破れた漫画家と孤独なお金持ちの老人だった。夢を追うことの凄さや夢という強い思い。孤独から人を救う無邪気な思いが、彼らの人生のフィナーレをよりよいものに変えていく。
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文字数 100,138 最終更新日 2022.08.07 登録日 2022.06.30
大衆娯楽 完結 ショートショート
詩というかなんというか…。 エブリスタ掲載 よろしくお願いいたします。 感想まっています。
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小説 183,893 位 / 183,893件 大衆娯楽 5,565 位 / 5,565件
文字数 5,486 最終更新日 2017.05.14 登録日 2015.10.17
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