玉星つづみ

玉星つづみ

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 2月1日(木)  おばあちゃん家に行ったら、知らない男がいた。おばあちゃんに聞いてみても、二月の妖精さん?とか意味がわからないことばっかり。とりあえずお母さんに連絡したけど、まだ返事来ないし、どうすればいいんだろう。  小説家になろうにも投稿しています。
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文字数 108,199 最終更新日 2024.03.01 登録日 2024.02.01
 魔王城に囚われて早5年、勇者は一向に助けに来ない。それは魔王軍にとっても、人質の少女にとっても、深刻な悩みであった。  怖がりで人見知りの勇者。なんであんな人が勇者となってしまったのか……。 「勇者が来ない件について! 五年経っても何もしてこない勇者に、ちょっかいをかけようと思います!」  自由奔放な魔王の勢いに飲まれ、人質の少女シエルと魔王軍四天王レインは、勇者にちょっかいをかけることに。  これ本当に意味はあるのか? と思いながらも、ときに冒険の手助けをし、ときに試練を与え、勇者をうまく魔王城へ誘導する。  プニプニのカメに癒されたり、船旅をしたり、「竜封じの結界師」なんて呼ばれちゃったり、ファンができたり、竜の背に乗って空を飛んだり。  村にいたときより、人質になってからのほうが自由な気がする。正直このままでいいかな、とも思うけど、やっぱり……  いつか勇者に助けられ、人質としての役目を全うしたい!  人々の想いを背負った勇者一行と、強大な力を持つ魔王軍との戦いが、今……え、始まらない?  これは、勇者の冒険の裏方で活躍していた、人質の少女の物語である。  小説家になろうにも投稿しています。
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文字数 159,211 最終更新日 2023.10.02 登録日 2023.02.19
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