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春日原高校一年生の夕山永太は、高校デビューに大成功した生徒の一人である。
中学時代に根暗でぼっちだった彼を変えたのは、文化祭で見た「春日の姫君は月を斬る」という演劇部の出し物だった。
その演劇で主役を務めていた三年生の斑鳩彩の演技を見て、永太は彼女に憧れを抱くようになったのだ。
彼女のようになりたいという憧れ。そして、彼女の演劇をもっと見たいという思いから、永太は演劇部の学内公演に足を運ぶようになった。
そうやって彼女の芝居を見ているうちにその憧れは恋となり、永太は彼女の目に留まる男になるべく華やかに高校デビューを果たした。
会話術を学び、常日頃から男女問わず他人を口説きまわるようになった永太。その行動も、真面目で美しい斑鳩先輩を口説くための練習だった。
しかし、肝心の彼女は永太の告白を全て「即興劇(エチュード)」だと勘違いしてしまい……。
伝わらない片思いのエチュード。永太の恋の行方はいかに!?
元ぼっちのチャラ男と麗しの先輩の演劇部ラブコメディ。
文字数 5,021
最終更新日 2026.04.28
登録日 2026.04.28
かつてイギリスには魔導士と呼ばれる存在があった。
彼らは誰かの笑顔のために魔法を使いながら穏やかに暮らしていたが、戦争で兵士として利用されたことを機に国民達から恐れられ、魔導士狩りによって迫害された。
しかし魔導士狩りを止めた魔女がいた。彼女の名前はアリス・スチュワート。彼女の尽力により魔導士は救われ、世界中に散らばった。
日本の初風市に暮らす少女、佐藤ふわりは、その魔導士の子孫で、私立初風学園高等部の新入生。
ふわりは過去に魔導士であることを理由に同級生達から拒絶されたことがトラウマで、魔導士であることを隠して生活していた。
加えて人付き合いも苦手だったふわりは高等部の入学式も気乗りせず、通学路の河川敷でノラ猫とお喋りしながらサボってしまおうと考えていた。
しかし、ふわりが魔法で猫と喋っている姿を同じ学校の男子生徒が目撃してしまい……。
「君、猫と話せるの!? 」
彼の言葉と笑顔が、ふわりの世界を変えていく。
魔導士を巡る復讐の影が迫る中、ふわり達は精いっぱい前に進み、成長していく。
笑ったり、泣いたり、怒ったり。
笑顔や言葉、そして優しい魔法の力……誰かを幸せにする「魔法」と、青春を生きる少年少女の物語。
文字数 194,922
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.01.31
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