プルトニウム238

プルトニウム238

プルトニウムと申します。 いろんなところで活動しています。
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ある日、僕の部屋は図書館になっていたーー。 高校二年生の月宮少年はある日、自室が図書館になってしまった。 そこには喋る猫がいて、話を聞けばこの図書館は、 「今まで生きてきた全ての生き物の記憶が本に書き記されている」のだとか。 しかも一つ一つの出来事を事細かに書き記しており、その人の人生について全て分かってしまうのだ。 月宮はあっという間にこの本の虜になっていく。 本を通して月宮は、通っている学校のクラスメイトのことを知っていく。 その本には、いつも明るいあの子も実はこんな過去があったり、親友には悩みがあったり、1人静かにいる子は意外な感情を抱いていたり……などなど、少年の知らない世界が書かれていた。 冷静で読書好きな少年と一匹の黒猫の、「記憶」を巡る短編連作。 【これは、僕の人生の記憶。】
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文字数 12,473 最終更新日 2019.04.07 登録日 2018.10.20
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