王国を樹立して320年。グラーベンゼーレ家は様々な呪いに悩まされてきた。その最たるものは320年の間、生まれる子は女の子ばかり。故に女王陛下が国政を担ってきた。そんな中、320年ぶりに男児ヴェルナーが生まれたが、ヴェルナーは王子として育てられつつも国政にはまったく関心がなく、虫ばかりを追いかける自由奔放な8歳。そんなヴェルナー、呪いのせいか、城から出た途端、城へ戻れなくなってしまう。
ヴェルナーを一人前の国王にするため奔走する姉のアルビーナ第三王女。果たして、ヴェルナーは立派な王様になれるのか?
文字数 112,302
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.06.08