Toramutsu

Toramutsu

「とらむつ」と申します。美しい日本の言葉を綴ることは、自らの生命を紡ぐのと同意で 自分にとってかけがえのないものです。 作品世界に登場する人物たちも、一人残らずかけがえのない 愛してやまない人々です。
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現代文学 完結 長編
大好きだった母が、心理カウンセラーとして関わり合う人の心に寄り添う葛藤のなかで 自らが心身を病み、不測の最期を迎える結果となった。母と同じ職業の父を持つ 佐野 成未 は母の死から十年以上を経ても、人が人であるが故に抱える「心」に対する漠然とした絶望感を拭えぬまま日々を暮らしていた。春の訪れとともに、成未と周囲の人々は突然、日常とはかけ離れた奇異な事柄に相対する事となる。発端は、記憶の全てを喪った名前を持たない男の出現であった。彼が身に付けていたジーンズのポケットに、たった一つの手掛かりが遺されていた。それはハガキの半分ほどの小さな、色褪せた古い挿絵の切れはしであったー
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文字数 11,293 最終更新日 2026.09.11 登録日 2026.09.11
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