奥野森路

奥野森路

溢れた涙で心が温まるような物語が書きたいなあ、と思います。
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実はすごく充実した人生だったんだ…最期の最期にそう思えるよ、きっと。 主人公ワクは、十七歳のある日、大好きな父親と別れ、生まれ育った家から、期待に胸をふくらませて旅立ちます。その目的地は、遥かかなたにかすかに頭を覗かせている「山」の、その向こうにあると言われている楽園です。 山を目指して旅をするという生涯を通して、様々な人との出会いや交流、別れを経験する主人公。彼は果たして、山の向こうの楽園に無事たどり着くことができるのでしょうか。 旅は出会いと別れの繰り返し。それは人生そのものです。 ノスタルジックな世界観、童話風のほのぼのとしたストーリー展開の中に、人の温かさ、寂しさ、切なさを散りばめ、生きる意味とは何かを考えてみました。
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文字数 288,722 最終更新日 2023.06.03 登録日 2022.05.21
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