アブサロン

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ファンタジー 連載中 長編 R15
「その日、僕の手に、呪いの印が刻まれた。」 世界の秩序を支える存在——13人の“守護者(パラディン)”。 彼らは自然のエレメントを操り、人々から敬われ、時に恐れられてきた。 貴族の血を引く少年シロは、姉アメリアと共に平和な日々を過ごしていた。 だがある晩、空に閃光が走り、彼の手に「忌まわしき13番目の印」が現れる。 ——その刻印は、不吉、呪われし存在、“災厄の守護者”の証。 家の名誉を守るため、母は冷酷な決断を下す。 息子を、消すこと。 暗殺者フローリアンは命を奪うために現れた。 しかし少年の中に見えた“光”が、彼の運命を変える。 表向きには任務を果たしたかのように見せかけ、 フローリアンはシロを密かに連れ出し、新たな名を与えた——「エイショウ」。 命を狙われ、名前を捨て、すべてを失った少年が、 “守護者”として、世界を救う鍵になるとは、誰も知らなかった。 これは、呪われた少年と、孤独な暗殺者が綴る、赦しと再生の物語。
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文字数 7,864 最終更新日 2025.07.13 登録日 2025.06.19
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