葉月五日

葉月五日

地元がアニメで溢れたら良いなと思う今日この頃です。
2
僕、菅原海人【カイト・スガワラ】は登校中に魔法陣にぶつかり吸い込まれて異世界へ。 その国の王様に連れられ王宮の地下にやって来た僕が目にしたのは、床に突き刺さるエクスカリバー(?)だった。 テンプレ的なイベントをこなし勇者と持ち上げられた僕はエクスカリバー(?)をくれた王様の為に、仲間と共に凶悪なモンスターを蹂躙する日々を送ってた。 ただ、そこには何か不穏な企みがある様で。だけどお人好しの僕はそこのところを見ないふりして過ごしていた。 いよいよ竜王討伐に赴き、不審な動きをする仲間に目を瞑りながら王様の目的の白花《はっか》を手に入れ、仲間を下山させて単独で竜王と対峙する。 激戦の果てに双方力を使い果たし、最後のジャンケンの三本勝負。結果引き分け。 そこで竜王にエクスカリバー(?)の正体を聞かされ、実は生け贄にされていたとも告げられた。 何だかんだでいい人だった竜王に国を案内されている最中、突然現れた獣人軍の怪物と戦うはめに。 今まで竜王や四天王でも倒さなかった怪物を竜王達の力を借りてド派手に倒した僕が、『お人好しスキル』を弄られながら本当の勇者になっていく物語。
24h.ポイント 0pt
小説 185,224 位 / 185,224件 ファンタジー 42,546 位 / 42,546件
文字数 46,323 最終更新日 2022.09.24 登録日 2022.09.08
恋愛 連載中 短編
戦隊モノ好きな幼なじみの朱音が突然SNSにヒーロー募集をアップする。 朱音の暴挙を止めるために朝早く学校に行ったのに、気付けば僕がヒーロー候補になっていた。 そこから始まったお試し期間で朱音が要求するのはヒーローとはかけ離れたものばかり。 教科書を貸してくれだの予習に付き合えだのと。 そんな僕の姿を同級生達はイジってくる。決して仲が悪い訳じゃないけど、僕はそんな時間が嫌でお昼に朱音と喧嘩をしてしまった。 言わなきゃ良かった一言に後悔していた僕を救ってくれたのは、朱音のいつもと変わらぬ一言だった。 それからもお試し期間は続き、放課後の帰宅途中にまたしてもクラスメイトに弄られる僕。 その時に朱音が僕の前に立ってクラスメイトに言い放った。 『碧音を日常から遠ざけるなぁぁぁっっっ!!!』 その後、家の前で不合格を告げる朱音は何だか楽しそうで、そんな朱音のヒーローになるのも悪くは無いなって思った不器用な僕の一日のお話。
24h.ポイント 0pt
小説 185,224 位 / 185,224件 恋愛 56,248 位 / 56,248件
文字数 14,688 最終更新日 2022.09.11 登録日 2022.09.11
2