クボタロウ

クボタロウ

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その日、世界はがらりと色を変えた。 ビルを割るようにして伸びる大樹、アスファルトを抉り流れる小川。 まるで人類が滅亡したら生まれるような光景へと変貌を遂げる。 だが、それは惨劇の始まりでしかなかった。 次いで現れたのは豚の顔をした異形や、緑の皮膚の異形。 呆然とする人々を他所に、異形達は暴虐の限りを尽くす。 その渦中、平凡なサラリーマンである小野屋マコトは思いを寄せていた後輩と離れ、両親を失うことになる。 そんなマコトに手を差し伸べたのは、金髪碧眼の美少女。 復讐を誓うマコトは手に取る。少女の手――そして【魔法教典】を。
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小説 183,749 位 / 183,749件 ファンタジー 42,057 位 / 42,057件
文字数 103,442 最終更新日 2020.01.29 登録日 2019.08.20
短編小説です。 少し疲れている方に読んで頂き、何かの支えにしてただけたら嬉しいです。
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小説 183,749 位 / 183,749件 現代文学 7,753 位 / 7,753件
文字数 5,223 最終更新日 2019.08.01 登録日 2019.08.01
とある酒場に女性が訪れる。 左手、左足には鉄製の義手と義足。 左目には顔半分を覆う程の眼帯をした奇妙な女性であった。 だが、顔を注視すれば驚くほど整っており。 色素の抜けた白髪に赤い瞳は、妙に欲を駆り立てる。 そして、視線を落とせば、同性ですら羨むような身体つき。 生身と鉄塊が相俟ったその姿は退廃的で背徳的。それでいて扇情的であった。
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小説 28,572 位 / 183,749件 ファンタジー 4,166 位 / 42,057件
文字数 13,068 最終更新日 2018.06.02 登録日 2018.06.02
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