深海五所

深海五所

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ホラー 連載中 長編
いじめられっ子の葉山勇造は、オカルト研究部――通称オカ研の最下層部員だった。 廃墟探索ではいつも先頭に立たされ、危険な場所には真っ先に入らされ、カメラ係としてこき使われる日々。 今回も勇造は、部長の伊藤たち五人に連れられ、曰くつきの廃病院へ向かうことになる。 だが、探索の途中で状況は一変する。 突然の悲鳴。 消えていく部員たち。 そして勇造の前に現れたのは、頭部をプロペラのような刃に変えた、異形の怪物と化した伊藤だった。 逃げ場のない部屋へ追い詰められた勇造が見つけたのは、色褪せたボロボロのクマのパペット人形。 その横には、ふざけたような注釈が添えられていた。 【除霊用クマさんです🐻 怪異を殴ると元気になります🧸】 一縷の望みをかけて手にはめた瞬間、パペットの目に光が宿る。 『くまぁ……殴るくまぁ……』 逃げるだけだった少年は、その夜、初めて怪異を殴る。 これは、怪異なんてぶちのめせばいいと教えてくれる、爽快ぶん殴りホラー。 のちに「怪異殴り代行」と呼ばれる物語の、始まりの事件である。
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文字数 22,629 最終更新日 2026.07.07 登録日 2026.07.07
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