亡国の姫となり囚われの身となったカリナは、隣国の王子ブラッドにすべてを奪われた。王子は、恐怖のあまり涙を流すカリナを凌辱した。
「俺の妹と同じ目に逢わせてやる……! 孕ませて、お前の目の前で殺してやるからな……!」
しかし、後日、王子はカリナに言った、その言葉を深く後悔することになる。
文字数 2,482
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.03.04
(くそっ……! 今日も、すっげー可愛い……!)
目の前には、勇者ユウキの肉棒を優しく舐める淫魔の少女――西崎華乃の姿があった。
文字数 3,423
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.03.02
「ごめんなさい。私、男の人と付き合うつもりがないの」
魔術師のマリアは、今は恋愛をするつもりがないことを伝え、告白を断った。
その話を聞いたマリアの友人は、ため息をつきながら「そろそろ貴方も結婚を考えないといけない年齢よ? あの男に貢ぎ過ぎて貯金も出来ていないんでしょ。今すぐ冒険者はやめるべきよ。貴方のためにならないわ。人生を棒に振るつもり?」とマリアにとって耳の痛いことを言った。
文字数 4,464
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.02.27
冒険者のロザリーは、幼馴染である薬師のアレンのことが好きだった。
友達以上恋人未満で、お互いのことが気になってはいたが、喧嘩ばかりで関係は深まらず、同じ家に住んでいたが、付き合っていなかった。
文字数 3,342
最終更新日 2023.02.27
登録日 2023.02.25
結婚式前日、アリエルの妹、カロリーヌは秘かに付き合っていた貴族の青年と駆け落ちをした。アリエルとカロリーヌは真逆のような性格だったが、顔が双子のように瓜二つだった。アリエルの両親はカロリーヌの駆け落ちに憔悴し、責任感の強いアリエルは「私が何とかしないと……!」とカロリーヌの身代わりとして嫁ぐことを決意したのだった。
文字数 3,522
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.23
「巫女姫といえど、裸になれば、ただの女だな」
「……っ!」
皇帝レオナルドに投げかけられた刃のような言葉に、マーガレットの美しい銀の瞳から、はらはらと涙が溢れ、頬を伝った。
※ムーンライトノベルでも投稿しております。
文字数 4,176
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.20
魔法使い科2年のイアン・クルーガーは昼休みにサンドイッチでも食べようと外に出たところ、颯爽と金髪碧眼の美少女が現れ、立ち塞がった。その少女の名前はミシェル・ローズ。魔法使い科3年の気高き百合と呼ばれる優等生だ。
「私は知っているのよ!」「何を?」
ミシェルはイアンを指差して指摘した。
(まさか……ばれた?)
イアンは平静を装ったが、内心動揺した。
文字数 3,210
最終更新日 2023.02.20
登録日 2023.02.18
ミレイアは数か月前のことを思い出して、泣きそうになった。
(みんながいた、あの頃に戻りたい……)
ミレイアは顔を両手で覆った。あの時までは、誰にでも股を開くような女ではなく、どこにでもいるような普通の少女だったからだ。
文字数 11,097
最終更新日 2023.02.18
登録日 2023.02.08
シャルロットは半獣で、冒険者学校を卒業したばかりの駆け出しの冒険者だ。けれども、仲間とはうまくいってなかった。
「早くしろ、のろま! もう暗くなるだろ!」
「は、はい! 今すぐ!」
「そんなこと、言われる前に準備しとけよ! 今までいったい何回やってると思ってるんだ? 要領が悪いな!」
シャルトットは、仲間の心無い言葉に、毎日打ちのめされていた。
文字数 8,919
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.04
花暦526年、魔王軍が侵攻し、世界は滅亡の危機に陥っていた。王都では勇者を召喚し、これに対抗しようとしたが、協力を拒まれ、万策尽きたかと思われた。しかし、豊穣の女神と魂の契りを結んだ大鬼グルトがこれを打ち滅ぼし、平和が戻った。
「久しぶりの酒じゃあ! 酒もつまみも、たんと用意しとるぞ! 友よ、今宵は無礼講じゃ。飲み明かそうぞ!」
「馳走になる」
古き龍ゼルシウスは豊穣神アデルにとって、頼りになる相談相手であり、親しい友人でもあった。世界に平和が戻ったことを祝い、アデルは助力してくれたゼルシウスの労をねぎらうために、酒宴を用意したのだった。
文字数 5,826
最終更新日 2023.01.15
登録日 2023.01.12
「……息がある。まだ生きてるぞ」
「魔女の仕業だぁ……!」
それは、まるで悪夢のようだった。村人たちは、ピクリとも動かない人間の姿に恐怖した。男たちはみな、ある伝承を思い出していた。
城の中にいた人間は、すべて悪い魔女によって眠りについていた。魔法の茨で覆われた城は、誰も入ることが出来なくなって、100年ほどが経過していた。
その城の存在は、魔法をかけた魔女からも忘れ去られようとしていたが、魔法の綻びによって偶然、近くの村の男達が城の内部に侵入したのだった。
文字数 3,830
最終更新日 2023.01.09
登録日 2023.01.07
男爵令嬢マリィ・エクアードに付き纏われていて、ユージン・オスカーは辟易していた。けれども、ある日、満面の笑顔と共に、こう告げられる「ユージン様、ご安心ください! 貴方様への恋心は捨てましたから!」なんだそれは、とユージンは思ったが、それ以降、彼女がユージンに付き纏うことはなくなり、それどころか一切振り向きもしなくなってしまったのだった。
※ムーンライトノベルでも投稿しております。
文字数 2,458
最終更新日 2023.01.06
登録日 2023.01.05
「ふん。遺産など、いらんと言ったのに」
ディオルは、眉を顰めながら、呟いた。
視線の先には、小さな庭付きの家があった。
※ムーンライトにも投稿しています
※R18要素はほとんどありません
文字数 4,446
最終更新日 2022.12.29
登録日 2022.12.19
「うう……お肉が食べたい!!」
ユーリイとして異世界に転生した如月優斗は絶望していた。
成人式の際に女神の像を拝んで得た固有スキル【デイリーボーナス】
それは便利なようで不便な不遇スキルだったからだ。
文字数 5,599
最終更新日 2022.12.29
登録日 2022.12.22
「か、可愛い……!」
その言葉を聞いた時、魔王リオルは空耳かと思った。
だが、目の前の男は赤く頬を染め、穴が開くんじゃないかと思うほど、リオルの顔を凝視していた。
※ベタな勇者×魔王です。勇者の一目惚れからの暴走小話。
文字数 4,539
最終更新日 2022.12.19
登録日 2022.12.09
オンラインゲームの結婚システムで伴侶になった2人が異世界に召喚されました。
廃課金(多田翔也:炎夢(エンム))×微課金(水上渚:プリム)
※ムーンライトノベルズにも投稿しています
文字数 8,864
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.11.07
ドロシー・クレイトルは没落貴族のクレイトル家の長女だった。それが幸運なことに王子の性指南役として抜擢され、借金返済に苦しむ家族のために勤めることになった。王子は女に興味がないのではと噂されていたが、ドロシーには優しく接してくれ、時が経つにつれ、ドロシーは王子を愛してしまうようになってしまった。
「あと何日、王子の傍に居れるのかしら……」
ドロシーは報われることのない想いに涙しながら、その日を待つのだった。
文字数 8,293
最終更新日 2022.09.19
登録日 2022.08.14
魔王として産声を上げたのは十数年ほど前のことだ。
その時のことはよく覚えている。
臣下となる者たちが集い――そして誕生した私の顔を見て落胆した姿を。
女の魔王だ。
これではだめだ
まただめなのか
ざわめきは次第に静かになり、あきらめと疲労の色が強かった。
そのため魔王ハイネの第一声は怒りを孕んだものとなった。
「女で何が悪い!!??」
文字数 3,346
最終更新日 2022.08.14
登録日 2022.08.12
「お前にはうんざりだ! 離婚する!」「愛してます。お願いです、離婚しないでください」
子が産まれないのは女のせいだと長年思い続けていた性的不能者である老王が、異世界から召喚された聖女を凌辱するお話。
文字数 13,639
最終更新日 2022.08.13
登録日 2021.07.18
貴族の令嬢として育ったジゼルは異世界に召喚され、不特定多数の男との性行為を強要されていた。聖女の救済とやらを待ち侘びる男の列は、途切れることはなかった。
(こんなの聖女じゃなくて、性女じゃない……!)
魔界に棲む人間は、少しずつ瘴気を体の中に吸い込んでしまう。聖女と交わると人間の悪い気――瘴気――が浄化されるらしい。そのために、頻繁に聖女を召喚しては抱き潰すらしい。正気を保てるのは、せいぜい1年がいいところなのに、ジゼルは3年以上正気を保っていた。
※ムーンライトノベルでも投稿しております。
文字数 22,262
最終更新日 2022.08.12
登録日 2022.07.14