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何の変哲もない青年_ディナリー・アーヴィン。なんの変哲もない彼が就職希望として訪れたのは法に触れること以外は承ると噂の何でも屋『disobey』。奇怪な主人と従業員に迎えられた彼は、自分が望んだ“平々凡々な自分”との離別を果たすことはできるのだろうか。
文字数 175
最終更新日 2025.05.08
登録日 2025.05.08
「“笑っていなさい。”」
「“皆と同じになりなさい。”」
「「“貴方の為を思っているの”」」
笑顔を強要された道化師と
異端をなじられた名探偵の話。
『さぁ、不思議な夜を始めよう。』
『ショーに演出は必要不可欠だ。』
演出を彩る2本の糸が、絡み合った。
文字数 488
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.02.28
「いらっしゃいませ」
『おっと、見ない顔だね。自己紹介は必要かい?』
「煩いですよ、俺は加賀鳴都。この店の従業員です」
『従業員だなんて、どちらかといえば“助手”…じゃないかい?』
「ほら、早く眞妬さんもお客様に挨拶してください」
『つれないなぁ鳴都君は、俺は五十嵐眞妬。この店の店主さ』
「今日はどのようなご用件で」
『…依頼、ねぇ』
「俺達の店に来るということは、それなりの覚悟がお有りで?」
『うちは如何せん臆病でね、ノークレームでお願いするよ』
「では、奥へ」
『“何でも屋”に…ようこそ』
『にしても、悪足掻きが過ぎるよねぇ…“もう亡くなってる人”に聞きたいことがあるなんて』
「このコンセプトを考えたのは貴方でしょう」
『まぁそうなんだけどね…』
「今更ごちゃごちゃ言わないでください」
『…君は最後まで見れるかな』
「…見てやりますよ、貴方の最後」
文字数 5,938
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.19
冥土までの道。
彷徨う魂を導く案内人、灯は、今日も
相変わらず冥道を歩く。
悲しき魂たちは泣き叫ぶ。
後悔。
懺悔。
ーーーーーーー悲しみ。
一人は言う。
「彼らを導くのが僕達の役目だ」
一人は言う。
「彼らを救えるのは俺達だけだ」
一人は言う。
「彼らを救うのは君しかできない」
一人…神は言う
「彼らを救うためには、裁くことだ」
文字数 2,059
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
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