話を面白いと思ってもらうために重要なことは、相手にとって「興味深い内容」を「わかりやすく」話す。これだけです。
多くの人は、人に話を聞いてもらうために「面白く話さないと」と考えますが、「面白い」の意味を混同しがちです。
じつは、面白いには2つの意味があります。それは
①funny(=笑いという意味での面白さ) と、
②interesting(=興味深いという意味での面白さ)です。
話を聞いてもらうために、funnyにならないとと思われる方もおられますが、interestingでいいのです。funnyになるためにはとんでもない才能と努力が必要ですが、interestingは多少の知識と実践で身につけることができます。
すべてのYouTuberが同じというわけではありませんが、少なくとも私は「interestingな内容をわかりやすく、たまにfunnyを織り交ぜながら話すこと」を徹底することで、動画をクリックしてもらえています。
私はスマブラシリーズのゲーム実況で登録者数を20万人まで伸ばし、ポケスリとポケポケの解説動画で登録者数を30万人まで伸ばしました。最近はぽこあポケモンの実況もしています。スマブラ実況についてはfunnyの成分を多めにしているので少し例外にはなりますが、どちらにも言えることとして、
興味を持ってもらう内容にすること
は意識しています。
まずは、ゲームの魅力に乗っかること。人気のゲームを扱えばそのゲームに興味がある人にとってある程度はinterestingな内容になります。とはいえ、それだけでは動画は再生してもらえません。「どの角度からどう切り取るか」のコツがあります。
たとえば、スマブラにプリンというキャラクターがいます。プリンには「ねむる」という、自分が寝てしまう代わりに相手に大ダメージを与える捨て身の技があるのですが、なかなか当てられません。
なので「プリンのねむるを当ててみた」という解説動画を出せば再生されそうですが、これでも数あるスマブラの動画に埋もれてほぼ再生されません。
そこに一工夫して「プリンを3000時間使った男がねむるの当て方を解説してみた」という切り取り方にしてみると、「そんなにプリンを極めた人が解説してくれるならぜひ見てみたい」となって、興味を持ってもらえるというわけです。
ゲームの話でたとえましたが、ここについては現実も同じです。
営業は興味を持ってもらえる話し方で商材の魅力を伝えます。プレゼンも聞いてもらう人が魅力的に感じるように構成を組みます。
このコツは、広義で見れば動画制作と同じだと考えています。そして重要なこととして、これはそこまで難しい話でも特殊な技術でもありません。知識を身につければ必ずできるようになります。
まず始めに重要なこととして、ここでお話ししたfunnyとinterestingの違いを意識してみてください。
多くの人は、面白い人に思われようとして、funnyなことを言おうとしがちです。そして、結果として、独りよがりのfunnyな話をして、相手をしらけさせてしまうのです。動画でもfunnyな内容にしようとして、ただの内輪ウケになってしまい、まったく再生されない動画がたくさんあります。おそらくfunnyな話をする芸能人やトップYouTuberのマネを無意識にした結果だと思いますが、あれらはinterestingという基礎能力を完璧にこなした上で、さらに上位スキルを使っています。『ONE PIECE(ワンピース)』でいうところの覇気です。イーストブルーではまだ早い。
大事なのは、相手にとってのinterestingです。相手が何に興味を持っているかを見極めて、それをしっかり伝える。相手のinterestingに寄り添うだけで、気の利いたfunnyなことは何一つ言わなくても、話が面白い人と思ってもらえる可能性はぐんと高まります。