では、具体的な運用方法をついて説明します。とにかく筋トレと読書を習慣化しているわたしのモーニングルーティンは以下の流れになっています。
朝起きる。Google Nest Hubに向かって「OK Google、おはよう」と言う。
↓
Google Nest HubのGoogle アシスタントが自動的にアラームを20分後に設定。
↓
【読書30分】
Google アシスタントが自動的にYouTubeを再生。視聴するのは、本を要約してくれる動画。ちょっとずるいですが、わたしはこれを読書習慣としています。
聞き流しながら、コーヒーメーカーをセット。それからベッドメイク、洗顔、歯磨き、着替え、洗濯物の片付けの順にやります。大体10分くらいで全部終わるので、あとは淹れたてのコーヒーを飲みながら動画をゆっくり鑑賞。
わたしが毎日見ている「本要約チャンネル」は毎日更新してくれるので、この動画を見るだけで確実に1日1冊が達成できます。
↓
動画の途中(開始20分)でアラームが鳴る。
↓
Google Nest Hubの横にあるパソコンで、ブックマークしてあるYouTubeの筋トレ動画をクリックする。
↓
【筋トレ10分】
両方の動画を聞き流しながら筋トレを開始。
↓
Google Nest Hubの本要約動画、パソコンの筋トレ動画がほぼ同時に終わる。
↓
Google Nest Hubに向かって「OK Google、アラームを15分にセット」と言う。
↓
【瞑想15分】
窓を開け、15分かけてゆったり瞑想。
↓
15分でアラームが鳴る。瞑想終了。
↓
【アファメーション1分】
アファメーションを3回唱える。
↓
Google Nest Hubに向かって「OK Google, アラームを10分にセット」と言う。
↓
【朝日記10分】
パソコンで「日付」「感謝していること」「自分を誇らしく思うこと」「今日成し遂げたい成果(3つ)」を書く。
↓
10分でアラームが鳴る。朝日記終了。
↓
Google Nest Hubに向かって「OK Google、アラームを10分にセット」と言う。
↓
【イメージング10分】
その場で目をつむり、「今日成し遂げたい成果(3つ)」に書いた内容を実現する段取りを具体的にイメージする。
↓
10分でアラームが鳴る。イメージング終了。
↓
さっきイメージした通りに行動を開始。
上記のモーニングルーティンは、スマホアプリ「Google Home」から、ルーティンメニュー「おはよう」に登録しています。以下の写真ように。
先に押さえるべきポイントとして「朝イチでやる」「意思力0でもできるような仕組みを作る」「スマートスピーカーを使う」の3つを挙げましたが、やはり難しいのは、2つ目の仕組み作りです。
朝イチでやっても、スマートスピーカーを駆使しても、この仕組みが上手く作れていないと習慣として継続できません。大事なのは「意志力0」という点。「面倒だな~」「嫌だな~」と感じることなく、ルーティンをこなせるようにする必要があるのです。
とはいえ、意志力0の仕組みを作るというのは言うほど簡単ではありません。人によって違った仕組みが必要だろうし、一度作った仕組みがずっと機能するということもありません。私もなかなか上手く作れず、ずっと失敗してきました。
そんな中で、上手くいくコツを見つけました。それが「手軽さ」にこだわるというもの。私は、読書にしても筋トレにしても動画という「手軽な」エンタメを取り入れ、習慣が面倒でつまらないものになってしまうのを回避しているのです。
読書の動画についてはすでに書きましたので、筋トレのほうも紹介しておきます。おすすめは、「鈴木達也チャンネル」のBPM10分間トレーニング。前置きなしでいきなり「それでは足を肩幅に開いて~」とはじまるし、声だけ聞いてればディスプレイを見なくても身体を動かせるようにできています。器具も不要。体一つでできます。わたしは8年くらい前から彼の動画のお世話になっています。
私が実践していることベースで話したので少し内容が煩雑になってしまいましたので、簡単にまとめておきます。
とにかく筋トレだけ習慣化したい、という人は、Google Home のおはようルーティンの最後に「YouTubeで鈴木達也の10分間BPM筋トレを再生」を追加するだけでOKです。
私のモーニングルーティンは今でこそ6つもありますが、最初は筋トレだけでした。いきなり欲張ると失敗するので、最初は習慣化したいことを一つに絞って Google Home のルーティンに登録するのが間違いないと思います。
今回紹介したような、コミュ障向けのハックをまとめた書籍『友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術』が、大好評発売中です。
コミュ障で本当に辛い思いをしている人たくさんいると思います。私も同じように悩んで、苦しみ続けてきた人間の一人なのでよくわかります。完璧じゃないですが、克服できたこともあるので、同じように悩んでいる皆さんに、多少は参考にしてもらえるところもあると思います。ぜひ一度、お手にとって読んでみてください。
末岐碧衣『友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術』書籍の詳細はこちら
・朝イチでやる
・意思力0でもできるような仕組みを作る
・スマートスピーカーを使う