そして次のステップです。自分のお部屋を心地の良いお気に入りの空間に変身させましょう!
人は、「自分の好きなもの」に囲まれると、ストレスが軽減され、自律神経が整います。
あなたの部屋を見渡してみてください。あなたにとって心地の良い、お気に入りの物がどれだけありますか?
少し高かったけれど設置した好みのカーテンや照明、カーペット。普段使いの食器だからこそこだわり選んだ一皿やカトラリー、グラス。誰に見せるわけでもないけれど自分のために買った肌触りの良いナイトウェア。デザイン性の高い高音質のスピーカー。長時間リモートワークしても疲れない高品質の人間工学チェア。
あなたにとっての、こだわりの一品はどのようなものでしょうか。お気に入りの物を見た時に、どのような感覚が浮かぶでしょうか。
自分らしい、しっくりした感じ。あるいは、理想の自分に近づいている実感。憧れだったライフスタイルが現実化する達成感。
あなたは、自分好みの物を選択し、居心地の良い部屋をセッティングすることで、人生の一部を構築しているともいえるのです。自分の部屋を見渡して、お気に入りの物が見つかったあなたは、既に自分の人生を望み通りに選択し続けてきた結果だといえるでしょう。
このように、自分で決断、選択することで満足する日常を構築できているという事実が、自己肯定感を高めることにつながります。
部屋の物を選ぶとき、つい「安いから」という理由で買い物をするという人は、「自分は本当にこれが好き?」「これを心地よいと感じる?」と問いかけてみてください。
自分を見失っている時は、「何が好きで、何が嫌いか」さえ分からなくなっていることがあります。
親の好みや世の中の流行が判断基準になって、実際、自分がどんなものに心地よいと思うのか考えたことがないという人もいることでしょう。「とりあえずこれでいいや」と暫定的に身の回りの物を選ぶ傾向がある人は、一度立ち止まって、自分の心地よいと感じるものにどんなものがあるのか、探してみましょう。
ふわふわなものが好き、ナチュラルなものが好き、シックなテイストが好き、いろんな種類の植物を置きたい、水槽をおいて熱帯魚を飼ってみたい、乱雑に置かれたグッズをスッキリ見せるケースが欲しい、映画を大画面で観たい……。小さなことからで良いので、「これは好きだな」「これは心地いいな」と感じる物を意識的に探してみましょう。物だけでなく、リラックスできる音楽や香りを選ぶのもおススメです。
部屋を自分好みに変身させるとワクワクしますよね。お店で雑貨や食器、家具などを選ぶとき、「これを自分の部屋に置いたら、どんな感じになるだろう?」とイメージをふくらますことも楽しみの一つです。
人は、好きなものを見るとワクワクします。これは「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌されるからです。お気に入りのものに囲まれると、脳が喜び、楽しい気分になれるのです。
また、落ち着く空間は、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の分泌が減り、リラックスすることができます。
このように、好きなもの、心地よいものに囲まれることは単なる自己満足ではなく脳科学的にも良い影響が得られるのです。