あなたの部屋はどんな状態ですか? クローゼットにしまうべき服が、椅子やソファの背もたれに何着も掛かっていませんか?
日々の生活が忙しく、時間に追われていると、部屋の片づけが後回しになってしまいがち。本当は食後にすぐお皿を洗えばラクなはずなのに、片づけなきゃと思っても、億劫になって、つい朝までそのまま、という人もいることでしょう。
「部屋は心の鏡」と言われます。
心に余裕がなくなると、部屋も落ち着かない様相になります。さらに、いつも散らかった環境で過ごしていると、脳が常に視覚的情報に刺激され心が落ち着かない状態になるという悪循環になってしまいます。
心が乱れると部屋も乱れる、とも言えますし、部屋が乱れているから心も乱れる、とも言えるのです。
また、なんとなく雑然とした部屋で日々を過ごしていると、それがデフォルト、つまり「いつもの光景」になり、少しばかり散らかっていても気にならなくなる、ということも起こります。
SNSなどで他者のスッキリ収納された部屋の投稿を見て、現実の自分の部屋と比較し、「いいなぁ」「こんな素敵な生活してみたいな」と憧れる人もいることでしょう。
大丈夫。あなたの部屋もスッキリ快適にすることができますよ。
投稿を眺め、憧れるだけで終わってしまうのはもったいないことです。
あなたが快適にリラックスして過ごせる空間を少しずつ実現していきましょう。
そのための手順は①まず片付ける(捨てる)、それから②好きなものを集める、です。
まずは、自分の好みの空間を作り出すために、要らないものを処分し、片付けることから始めましょう。
部屋がスッキリしていると、脳が余計な刺激を受けることがなくなりストレスが軽減されます。さらに、集中力や生産力が上がります。部屋を片付けるという行動は、「要るもの」と「要らないもの」を分別するときに判断力が養われますし、「どこに」「何を」「どのように」片付けるか考えるので思考力も向上します。
とはいえ、いくら片付けが環境整備だけでなく判断力や思考力など頭の体操にもよいとわかっていても、一気に全部の部屋を片付けるのは大変ですよね。片付けようと思って、あちこちを触っているうちに余計散らかしてしまう、脱線して久しぶりのマンガを読みふけってしまう、という人もいることでしょう。
そこで、部屋の一か所だけ選んで片付けてみましょう。
食卓の上に郵便物や文房具が置きっぱなしになっていませんか? それを一か所にまとめるだけでもオッケーです。椅子やソファにかかったままの服をクローゼットに片付けるだけでもいいですね。
段ボールが部屋の隅にたまっていませんか? ゴミ出しするつもりのペットボトルや缶がたまっているなら、段ボールを紐で結んだり、ペットボトルや缶をゴミ袋にまとめたりするだけでも十分スッキリします。
靴が何足も玄関に脱ぎ捨てられているなら靴箱に収納しましょう。
「一気に全部やらなきゃ」と思うと億劫に感じるかもしれませんが、それらの、どこか一か所だけでもスッキリさせたらハナマル、と思えば、行動に取り掛かりやすくなります。
たった10分で構いません。片付けまで至らなくても、散らばったものを一か所にまとめるだけでも十分ですよ。
また、決断できない人は、なかなか物を捨てられず放置しがちです。思い切ってこの機会に処分してみましょう。
何年も前から放置されたままの物はありませんか? 知り合いにもらったお土産、当時は気に入って買ったけれど好みが変わってしまった物。テーマパークで買ったお土産のクッキー缶。ゲームセンターのクレーンゲームでとった戦利品。数年前に流行した服や靴。
ある時代の自分を楽しませてくれた物たちに「当時は楽しかったね、ありがとう」と感謝の気持ちを持ちながら、手放すのです。
一気に処分することが大変なら、ごみの日に普段のごみプラス一袋を意識してまとめていくと徐々に部屋がスッキリします。一度に全部を片付けようとしなくても、部分的に、少しずつ片付けていけばいいのです。