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夢を追う彼女と、それを見守る彼。二人の距離が、少しずつ変わっていく——。
中学三年の春、結城沙友里は「アイドルにならないかって言われた」と打ち明けた。
笑わずにその夢を肯定したのは、漫画家志望の桐谷直哉――彼女の最初の味方だった。
だが沙友里のデビューとともに、二人の距離は少しずつ変わっていく。
会えない日々、短くなる連絡、触れられなくなる手。
スキャンダルの噂が広がる中、直哉は彼女を守るため、自ら距離を取ることを選ぶ。
それでも、想いは消えなかった。
触れられなくても、離れていても、同じ未来を信じていたから。
離れていくはずの二人が、それでも手放さなかった恋の行方とは――。
「手を繋ぐことができなくなっても」
——それでも心は、ずっと繋がっていたいと願う。
文字数 8,332
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.19
文字数 10,015
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.09
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