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果たして本当に彼のことを英雄と呼んで良いのだろうか?
彼は騎士団長である父親を刺殺し――
人知れず王国の反抗勢力の幹部に名前を連ね――
そのあげく、幼馴染の立場を利用しながら素知らぬ顔で国王の寵愛を受ける。
これってダブルスタンダード?二股?それとも二重スパイ?
いえ、彼はそんな大層な男ではありません。ただ単に彼は究極の巻き込まれキャラと言うだけなんです。
彼は異世界転生者ですが、女神や神様にも出会っていません。もちろんチートスキルもありません。
巻き込まれた――ただそれだけで彼は
父親殺しであり、
反逆者であり、
国王の親友であり、
そして――英雄になったのです
文字数 23,056
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.01
剣聖の大師匠なんて俺が呼ばれる様になったのは、あの嘘がきっかけだった。
薬草の行商人の俺がドラゴンを倒したなんて……そんなことあるはず無いのに。道端に落ちてたドラゴンの鱗を拾って自慢したばっかりに。健気な妹はその嘘を信じてしまったんだ。
そして俺は、妹に嘘がばれるのが怖くて、デタラメの剣術を彼女に教えてしまった……。
しかしそれがこんな化け物を産んでしまうなんて。
俺が適当に教えたでまかせ修行法は、何故かことごとく成果をみせて、またたく間に妹は……この世界で最強と呼ばれるほどの剣士へと成長してしまう。そして妹に剣技を授けた俺は……
さて、前半の物語は、お兄ちゃんが適当に考えた修行方法で妹がどんどんと強くなっていくシーンがメインです。
しかし一方で、後に剣聖となった妹が、王都で開かれる武術大会を前にして過去を振り返りながら剣の師匠であった兄と生き別れになった経緯を語ります。
果たしてこの仲の良かった兄妹は、この武術大会で再会出来るのか、妹は本当に兄に破門されてしまったのか。
文字数 170,784
最終更新日 2025.07.24
登録日 2025.05.31
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