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どうせ裏切られるなら、信じるべきじゃない
黒い潮――呪いと呼ばれる汚染に蝕まれた世界。
かつて裏切られ、家族も居場所も失った魔法師セレナは、
唯一黒い潮を浄化できる存在として、幻の〈ルーメニクス大魔導図書館〉に身を寄せていた。
ある時、「黒い潮の調査」と「図書館のお使い」の旅をしていたセレナは、
北方の街で、銀の髪と湖の瞳を持つ青年――イグニス・カルフレインと出会う。
イグニスもまた、皇帝陛下の命を受け、「黒い潮の調査」を秘密裏に行っていた。
セレナはイグニスから、協力関係の契約を持ち掛けられ、渋々その契約に同意する。
そして、イグニスのまっすぐな視線と言葉に戸惑いながら、
失くしたはずの温もりを思い出していく。
だが、その出会い――再会こそが、
何度も繰り返してきたことを忘れた世界に、再びエラーを刻むことになる。
それは、最後のループの始まりだった。
文字数 40,846
最終更新日 2026.02.19
登録日 2026.02.12
偉大な魔法師の一人と名高い〈白銀〉が、掟破りの魔法師として粛正された。
――その事件から十二年の時を経て、この物語は、大陸東部に広がる「水の国」から始まる。
山奥でひっそりと暮らす少年と、記憶のない少女。二人の出会いが物語を動かした。
「僕は君と約束したんだ。君の『しあわせ』を探す約束を」
「あなたが望むなら、わたしはずっと、あなたの味方になる」
二人は世界に何をもたらし、また世界は二人に何をもたらすのか。
これは、やがて伝説となる、二人の魔法師の物語。
◇◇◇
*展開がかなりゆっくりじっくりなので、速い展開が好みの方だと読みづらいかもしれません。
*第一章を大幅に改稿しました。
*カクヨムなどでも更新しています。
文字数 109,943
最終更新日 2026.02.02
登録日 2025.06.20
最愛の妹を火事で失った凛は、
ある夜、再び火災に巻き込まれ、他人を助けて命を落とす。
最後に見たのは、海のように燃え盛る《青い炎》。
それは、かつて妹を奪った炎と同じ色だった。
死んだはずの凛が目を覚ますと、
そこには魔法捜査官を名乗る女――氷月燐がいた。
氷月の願いを受け、
凛はその身体を継ぎ、不死の魔法捜査官として蘇ってしまう。
だが、成り代わりは禁忌。
正義の側である限り、その事実は決して知られてはならない。
裁きの天秤にかけられた末、
凛に課されたの裁きは二つ。
――背を向けず、選び続けること。
――異端の魔法《青い炎》を終わらせること。
これは、普通の女子大生だった少女が、
罪と選択を背負い、魔法捜査官として生きていく物語。
文字数 85,799
最終更新日 2026.01.25
登録日 2025.06.14
椎野渚はある日、謎の人物から一冊の黒い本を渡された。
タイトルは『ろく』――子供向けの文章で綴られた未完のファンタジー小説。
それは、数えきれないほどの回帰を繰り返す青年・七瀬玲梓が、悲惨な結末を迎える物語だった。
一週間後、赤い空と黒い霧を見て気を失った渚は、目を覚ますとその本の世界の中にいた。
死んだはずの両親。
不思議な異能力に、渚に協力する謎の存在。
そして、滅亡をもたらす「天災」。
渚は、生き延びて元の世界に戻るため、物語の主人公である七瀬を助けようとする。
しかしこの世界の椎野渚は、本来「死ぬはずの人間」だった。
回帰を重ねた七瀬は、渚を「異物」とみなし、容赦なく排除しようとする。
「ここで私を殺したら、あなたの回帰は終わらない」
生き残るために。そして、七瀬の回帰を止めるために。
これは、「殺されないための6つの方略」をめぐらせ、
天災と、七瀬と、自らの運命に抗う、椎野渚の物語。
文字数 45,160
最終更新日 2026.01.04
登録日 2025.12.22
文字数 4,321
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.06.10
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