太幽(だいゆう)

太幽(だいゆう)

書道家、歌手、作家 規格外アーティスト:太幽(だいゆう) 太幽がどんな人間かは作品中でご確認ください。
3
ファンタジー 連載中 長編
『作者への反逆〜転生したので、春の運命を書き換えてみせます〜』 「なんで春は死ななきゃならなかったんだ…」 現代日本。『時雨の焼印』という戦国小説を愛読する少女・椿は、物語の脇役・春の無惨な死に、作者への怒りとやるせなさを募らせていた。浴槽でスマホを落とし、感電。意識を失った彼女が次に目を覚ましたのは、物語の世界——それも、その「春」の身体の中だった。 「私が…春になった?」 兄・宗助はまもなく山で命を落とす。母・幸は出産と引き換えに死に、生まれた弟・光は川に流される。すべてを知る椿は決意する。「絶対に、この運命を書き換えてみせる」と。 新体操で鍛え抜かれた異次元の身体能力と、本編の読者として得た未来知識。二つの「チート」を武器に、彼女は歴史の影で孤独な戦いを始める。しかし、「歴史を変えれば、その先にある未来が消える」という重圧が、彼女の心を締め付ける。 これは、物語の「if」を描く転生譚であると同時に、一人の少女が「作者」という名の絶対神に反逆し、「救い」とは何かを問い続ける自己批評の物語。 「太幽ぅぅぅっ!ふざけんな!」 時に泣き、時に叫び、時に推し(弥助)に心臓を撃ち抜かれながら、彼女は今日も運命に抗う。本編で報われなかった春を救うため、そして何より——自分がこの世界で「生きる」ために。 これは、歴史の影に消えた、もう一人の「桃太郎」の物語。
24h.ポイント 200pt
小説 7,479 位 / 222,017件 ファンタジー 1,549 位 / 51,516件
文字数 90,898 最終更新日 2026.04.30 登録日 2026.04.21
歴史・時代 完結 長編
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※本作は「倒叙構成」を採用しています。  第1話が物語の結末となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までお読みいただいた後、もう一度第1話をお読みいただくと、新たな発見があるでしょう。 ——桃から生まれた英雄が、鬼を退治した。 誰もが知る桃太郎伝説。 しかし、もしこの物語の「本当の主人公」が、桃太郎ではなかったら? 戦乱の世、人々は飢えに苦しみ、生きるために奪い合い、やがて「鬼」と呼ばれる存在へと堕ちていった。 そんな絶望の時代に、一人の赤子が桃と共に川を流される。 光と名付けられたその子は、やがて「桃太郎」と呼ばれることになる。 --- これは、桃太郎の物語ではない。 彼と共に生きた、もう一人の女の物語である。 彼女の名は時雨。 八歳で家族を殺され、復讐だけを糧に生きてきたくノ一。 彼女が桃太郎と出会い、きび団子を口にした時、凍てついた心が初めて溶け出す。 「この味を、次の世代に——」 彼女の願いは、やがて「時雨の焼印」として、未来へと受け継がれていく。 --- これは、『桃太郎』の裏側に隠された、もう一つの真実。 飢饉が生んだ「鬼」の正体。 英雄の影で戦い続けた男たち。 母から子へ、兄から弟へ、そして未来へと託された、たった一つの想い。 全23話、14万文字超え。 伏線は100以上。 読み終えた時、あなたはもう一度、最初のページを開きたくなる——。 --- 「観る小説」と呼ぶにふさわしい、映像的な描写。 心情はすべて「行動」で表現され、読者の想像力に委ねられる。 何度でも読み返したくなる、仕掛けが随所に散りばめられている。 --- 今、ここに——歴史の表舞台から消え去った、もう一つの物語が幕を開ける。 あなたは、真実を知る覚悟はありますか? ---
24h.ポイント 21pt
小説 26,621 位 / 222,017件 歴史・時代 232 位 / 2,935件
文字数 223,307 最終更新日 2026.04.20 登録日 2026.03.26
歴史・時代 完結 長編
桃太郎伝説の真実をご存じだろうか。 桃から生まれた英雄が鬼を退治したという美しい物語の裏には、飢饉と貧困が人々の心を蝕み、人間を「鬼」へと変えていった悲しい歴史が隠されている。 これは、歴史の表舞台に立つことなく、影で時代を動かした者たちの物語である。 戦国時代、吉備の国。飢饉に苦しむ村で、一人の男の子が桃と共に川に流された。老夫婦に拾われ「桃太郎」と名付けられた彼は、やがて村を襲う「鬼」と向き合うことを決意する。 仲間は、主に裏切られ娘と生き別れた知将・衛門。山の者でありながら野生の勘を持つ彌助。そして、謎めいたくノ一・時雨。 しかし鬼ヶ島で彼らが見たものは、想像を絶する光景だった。「鬼」と呼ばれた者たちの正体は、ただ生きるために必死だった貧しい人々。桃太郎が信じてきた正義は、音を立てて崩れ去る。 中でも時雨は、幼い日に両親を「鬼」に殺され、復讐だけを生きがいに生きてきた。七年間の孤独な修行を経て、彼女は桃太郎を「利用しよう」と近づいた。だが、彼の真っ直ぐな心ときび団子の温かい味が、彼女の凍りついた心を溶かしていく。 復讐を果たした時、彼女に残ったのは虚無感だけだった。そして知る——自分たちこそが、誰かにとっての「鬼」だったことを。 時雨は問う。許しとは何か。償いとは何か。そして、人は変われるのか。 時は流れ、桃太郎たちは信長・秀吉の天下統一を影で支えることを決意する。武力に頼らない平和を守るため、自ら進んで「裏側」を生きる道を選ぶ。 本能寺の変。時雨は炎の中から信長の遺体を回収する。光秀の謀反の裏には、衛門の緻密な情報操作があった。秀吉は「出来すぎている」と違和感を覚えながらも、天下人への階段を駆け上がる。 そんな中、もう一人の女の物語が動き出す。衛門の娘・圓は、幼くして父と生き別れ、秀吉の側近として育てられたくノ一だ。彼女は、父が生きているとも知らず、任務を遂行するたびに「すまない」と呟くそれは、母を守れず謝れなかった父の代わりだった。 秀吉の口から真実を聞いた時、圓は49年ぶりの父との再会を果たす。遅すぎた再会、そして訪れる別れ。それでも、父娘の絆は時を超えて結ばれる。 やがて桃太郎と時雨の間には、喜備丸という息子が生まれる。時雨は母となり、我が子にきび団子の作り方を教える。それは、かつて自分が救われた温かい味。 喜備丸は宇喜多秀家に連れられ城下町へ。彼が開いた団子屋の商品には、母の名を刻んだ焼印が押されていた。 「時雨」 その団子はやがて都の名物となり、人々の心に小さな安堵の光を灯し続ける。 桃から生まれた英雄の伝説の裏で、一人の女が復讐から母へと変わった。彼女が団子に刻んだ名は、やがて遠い未来まで語り継がれていく。 これは、血と泥にまみれながらも、それでも光を求めて生きた者たちの、もう一つの真実の物語である。
24h.ポイント 0pt
小説 222,017 位 / 222,017件 歴史・時代 2,935 位 / 2,935件
文字数 144,081 最終更新日 2026.03.13 登録日 2026.02.16
3