茄子山

茄子山

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ファンタジー 完結 短編
「恥の多い生涯を送って来ました。……せめて最後は、異世界の片隅で静かに終わらせてほしい」 聖教国の第1王子として転生した男、ヨゾラ。しかし、彼に宿った力は「聖なる光」ではなく、触れるものすべてを虚無に帰す**「死神の加護」**だった。 実の父である国王からは「呪われた無能」と蔑まれ、婚約者の聖女マリアからは裏切られ、民衆の面前で処刑を宣告されたヨゾラ。だが、彼が自らの命を絶とうと決意した瞬間、隣にいた**「死神の少女」**が微笑んだ。 「ねえ、ヨゾラ。一人で死ぬのは寂しいわ。世界を道連れに、心中(ガチャ)を回してみない?」 ヨゾラが放ったのは、物理的な破壊ではない。自分を否定する世界の「正義」や「概念」そのものを道連れに消滅させる、究極の自己犠牲魔法だった。 聖教国の都が音もなく夜の底へ沈み、かつて自分を断罪した者たちが絶望にのたうち回る中、ヨゾラは「死ぬことさえ許されない空白の地」へと辿り着く。 そこは、神も王もいない、真っ白な原稿用紙のような世界。 ヨゾラは、隣に寄り添う死神と、自我を失い執着の塊となった元・聖女と共に、新しい「物語」を書き始める。
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小説 32,211 位 / 219,878件 ファンタジー 4,548 位 / 51,067件
文字数 8,797 最終更新日 2026.03.22 登録日 2026.03.19
ファンタジー 完結 短編
親譲りの無鉄砲で、異世界でも損ばかりしている。 勇者パーティーの「聖女」とかいう小娘に、いきなりクビを言い渡された。 理由は「剣が地味で映えない」からだそうだ。 今時の勇者は、光ったり爆発したりしねえと魔物も斬れねえらしい。 結構だ。そんな薄情な連中、こちらから願い下げよ。 俺は宿屋の「竹さん」が作ってくれる蕎麦を食い、 邪魔な敵は、この竹刀一本で「面」を張ってやる。 魔法? スキル? 知ったことか。 俺の「地味な剣」が、お前らの「映える世界」を完膚なきまでに叩き斬る!
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小説 39,164 位 / 219,878件 ファンタジー 5,785 位 / 51,067件
文字数 8,967 最終更新日 2026.03.19 登録日 2026.03.16
ファンタジー 完結 長編
「うわっ……君たちの年収、低すぎ……!?」 S級勇者パーティーの荷物持ちとして、一年間泥水をすすり、仲間の装備を魔力で 磨き続けてきたB級冒険者クエルタ。 だが彼を待っていたのは、保険金目当てで崖から突き落とされるという非情な裏切りだった。 死の直前、クエルタの鑑定魔法が「バグ」を起こし、視界に映るあらゆるものが「時価総額」 として数値化され始める。 自分をゴミと呼んだ勇者の魔剣は、手入れ不足の「時価:銅貨10枚」。 一方で、崖下で拾った魔導鉱石は「時価:金貨500枚」。 そして、奴隷狩りに追われていた銀髪の少女・リリアの将来価値は ――驚愕の「金貨10億枚(国家予算超え)」!? 「あんたたちのプライド、その砕けた魔剣以下だね」 腐った王国を「損切り」し、金貨10億枚の少女をパートナーに選んだクエルタは、 ホワイトな隣国へと移住。 眠れる才能へ投資し、世界の価値を書き換えていく「時価」無双が今、始まる!
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小説 39,164 位 / 219,878件 ファンタジー 5,785 位 / 51,067件
文字数 28,377 最終更新日 2026.03.18 登録日 2026.03.01
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