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アンドロイドの少年と話す猫が物語る、雑貨店の毎日。
買い物にやってくる人々の買う物は、誰かに与える物。自分に必要だというものではない。
「いらっしゃいませ、お客様。」
若い姿の店主に驚き、その美しさに見惚れる。彼らの買い物は、店主の目利きで一番欲しいものが売られていく。
『雑貨店ではいつもお客様のご来店をお待ちしております。』
これは魔法のような小さなお店が舞台の、物が売られていくだけの物語。
文字数 11,869
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.03
あおいは死んだ。次の来世に流された。
ジュトラッテ帝国では、帝国の皇帝と妖精王と呼ばれる公王の二人が両輪となり政を行う。公王が持つ妖精を従わせる能力は、帝国にとって大きな武器である。また、皇帝と公王が帝国を牽引することで周りの諸外国に大きな影響を与えていた。
前世の記憶を持つディラン・ジェクシムは転生者でありながら、ジェクシム家の過去を知る。前世と今世を行き交いながら、政に関与しつつ、あおいという過去の残骸を心に留め置きながら、今世を謳歌する。公王の名を余すことなく利用しながら、ディランは自分の前世、そのまた前世という二つの記憶を呼び起こし、今世の人々のために、動く。ディランがもつ記憶に残る、僅かな本当に愛してきた者達との約束を守るために、満面の笑みを決意表明として。
「さぁ、ゆこう!」
ディランの一声は、妖精だけでなく、人をも動かす。これは、迷いながらも歩み、国を幸せにしていく、ディランという妖精王の始まりの物語。
文字数 212,005
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.07.23
仲の良い小学二年生の光瀬と権太。二人が異世界へと旅立つきっかけを知り得たのはこの時。
その数年後、二人は別々の方法で転生と転移され、異世界での冒険が彼らの人生を変えていく。
ジュピラリスの女神達の願いと思惑、そして光瀬と権太がその異世界へ導かれた本当の意味とは・・。
聖女や獣人、四つの大陸に存在する謎の遺構。ジュピラリスと女神の関係。謎を追いながら、光瀬と権太は明るく、時には喧嘩しつつ、冒険する。
お前と俺と。二人はずっと向こうまで繋がっている。だから出会えた。だから友になった。そしてこれからも。
死も生も越えた誓いが明日の俺を強くさせる。そこにお前がいて、俺がいたから。
文字数 82,919
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.08.25
人の生死を軽んじるものには、代償が大きい。
愛する人を大切に想う人には、いずれは優しい未来が待つ。
二つの短編作。どちらにも、怖さがあるけれど、優しい人には安らぐ気持ちが待っていて欲しい。
文字数 2,814
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.16
広瀬九理(ひろせここり)は事故死した妹の手がかりを探して、メリアノア高校へ転校した。
女学校として開校し、最近になり男子学生も入学可能になった高校だが、今でも女性徒ばかりが通っている。
そんなメリアノア高校にはきらびやかな経歴をもつ六道院裕樹(ろくどういんゆうき)という女学生がいる。きらびやかとは裏腹に彼女は家族のいいなりとなっている一面があった。彼女を囲う女学徒たちも家族とのうしろめたい感情や諍いを抱えていた。
ある日、九理はその中の一人が山へと入っていくのを目撃する。
メリアノア高校を含めた、白滝の山とその社、井戸を背景に一つの大きな闇が見え隠れする。
土地に眠る、その土地が起こした惨劇。過去は今をもうらやみ、妬み、その足にかかる闇をも取り込む。
文字数 28,225
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.08.09
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